マツエクサロンの集客を成功させるには？リピート率UPの方法も解説

	ポスティング/チラシ	ホームページ/ブログ	リスティング広告	Googleビジネスプロフィール	口コミ/紹介	SNS	ポータルサイト
コスト	△	△	〇	◎	◎	◎	△
スキル	△	△	△	△	◎	△	◎
即効性	△	△	◎	△	〇	△	〇
拡散力	△	〇	△	◎	◎	◎	◎
リピーター	△	△	△	◎	◎	◎	〇
ニーズがある顧客	〇	◎	◎	◎	〇	◎	◎
ニーズがない顧客	〇	△	△	△	〇	〇	◎

上記の項目を考えることで、サロンのウリや強みを見出すことができ、接客やサービスに独自性を加えることができるでしょう。

また、施術者がどのような人なのか伝わりやすいように、『誰よりも聞き上手なまつ毛オタク』のようなキャッチコピーを考えておくと、お客様に覚えてもらいやすいです。

ターゲット層を明確にする

特に女性は年齢やライフステージによって、ニーズが変わってきます。

20～30代/子育て世代/40代～の大人女性に分けて、ポイントを整理してみましょう。

	20～30代	子育て世代	40代～大人の女性
安さ	◎	〇	×
サービスの質	△	◎	◎
コスパ	〇	◎	△
子供の配慮	×	◎	△
流行	◎	〇	△
目元のケア	△	〇	◎
平日	〇	〇	◎
土日	◎	△	△

具体的にターゲット層を絞る際は、次の項目に沿って決定していきましょう。

• 年齢
• 性別
• 住まい
• 家族構成
• 年収
• 趣味
• 特技
• 生活スタイル
• 休日の過ごし方

ある程度を客層を絞った方が、顧客の母数を確保でき、売上につなげることができるでしょう。

顧客のニーズに合わせた情報を発信する

ターゲットの目線に立って、どのような情報を発信すればお客様に喜んでいただけるのかを意識していきましょう。

例えば、マツエクのトレンド情報や、まつ毛のケアアイテムなどを紹介してみると良いかもしれません。

ネットやSNSで情報収集するのも1つの方法ですが、施術中にお客様から悩みを聞き出すことで、情報発信のヒントが得られることもあるでしょう。

お客様が役に立ったと感じやすい情報として、マツエクに関する最新情報や、特定の悩みが解決できる方法などが挙げられます。

興味を持ってもらえれば、お問い合わせや予約につながる確率がUPするため、常に情報にアンテナを張ることが重要です。

競合店を分析する

マーケティングの基本として『3C分析』があります。

• Customer(市場・顧客)
• Company(自社)
• Competitor(競合)

上記の3つをかけ合わせて分析することで、最終的に競合店との差別化を図ることができます。

具体的な分析の流れとしては、下記の通りです。

マツエクの需要は年々高まっており、同時にマツエクサロンを開業する人が増えているために、他サロンとの差別化が難しくなっているのが現状です。

そのため、いかに競合店との差異を見つけ、オリジナリティーを確立させるかが重要になります。

他のサロンにはない魅力があると、お客様に価値を感じてもらいやすくなり、リピーター獲得にもつながるため、注力していきたい取り組みです。

3C分析について詳しく知りたい方はこちらのサイトもご覧ください。

無理な値下げは行わない

ネット予約サイトでは、同じような施術メニューやコンセプトを掲げたサロンが多くあり、料金を下げて集客をしようとしているケースも多く見受けられます。

もちろんそれで利益が出るのであれば問題ありませんが、安易に値下げしてしまうと、安さだけが目的の顧客を呼び込んでしまい、リピートにつながりにくいというリスクがあるのです。

また、一度値下げしたものを元に戻そうとすると、客離れの発生も考えられるため、慎重な判断が求められます。

まずは、安定したサロン経営ができるような料金設定を行い、お客様がその価値に共感していただけるサービスの提供を行っていきましょう。

リピート率を上げる方法はリピート率を上げるおすすめの方法で詳しく解説していますので、引き続き読んでみてください。

マツエクサロンで押さえておくべき集客の流れ

　

マツエクサロンで集客を行う際は、お客様がサロンを認知してから来店するまでのサイクルを理解しておくことで、顧客心理の理解を深めることができるでしょう。

今回は、インターネットの普及やデジタル化の進展に対応した『AISASモデル』という購買行動モデルをご紹介します。

【AISASモデル】

①Attension(注意)
➁Interest(興味)
③Search(検索)
④Action(行動)
⑤Share(共有)

具体的なプロセスを、マツエクサロンの集客に当てはめて解説していきます。

Attension(注意)

まずは、インターネット上の媒体を用いて、ターゲットの注意を引いていくことから始めます。

【主な方法】

• SNSによる情報提供
• 予約サイトへの広告掲載
• SEO対策
• 口コミサイトの利用

Interest(興味)

サロンを認知してもらえたら、興味や関心を持っていただけるように仕向けます。
(例)

• Web広告においてキャッチコピーや画像を目に留まりやすいように工夫する
• ブログやコンテンツのタイトルや見出しをインパクトのあるものにする

ポイントは、ターゲットが自分にメリットのあるサロン、良い影響を与えてくれるサロンであると思ってもらうことです。

Search(検索)

ここでは、ターゲットがサロンについて自分で情報を集めるステップになります。

サロンを選ぶ際は、時間をかけて情報収集して、他のサロンと比較検討した後に来店するケースが多いです。

特にブログやSNSを見に来る方が多く、充実した内容でないと来店意欲が下がってしまう可能性もあるため、下記の点をチェックしておきましょう。

• サロンまでの行き方を分かりやすく提示する
• お問い合わせボタンを目立たせる
• サロンを利用したお客様の声を紹介して信頼性を持たせる

Action(行動)

ターゲットがサロンに予約・来店する段階になりますが、検索してから実際に来店する数は一気に減少します。

ターゲットの心理として、施術メニューの内容をすぐに理解したい、予約を簡単に済ませたいというのが本音のため、スムーズに予約・来店ができるように、サイトの構築には工夫を凝らしていきましょう。

また、決済方法を豊富にそろえておくことも効果的です。

Share(共有)

Share(共有)は、現代のネット社会特有のステップになります。

顧客がサロンに来店後、SNSや口コミサイトで施術や接客の感想をレビューし、拡散していくような流れです。

『Share(共有)』したレビューが、新たな顧客の目にとまって『Attension(注意)』『Interest(興味)』につながっていきます。

このようにShare(共有)は、新たな来店行動を生み出すための重要な段階と言えるでしょう。

AISASモデルについてさらに理解を深めたい方は、こちらのサイトを参考にしてみてください。

リピート率を上げるおすすめの方法

マツエクサロンの集客を行う際に陥りがちなのが、新規顧客の獲得にこだわりすぎるということです。

新規顧客獲得にかかるコストは、リピーター獲得よりも5倍のコストがかかると言われています。

つまり、リピート率を上げていくほうが効率的な利益UPにつながるとされているため、リピーター確保に注力していくことが成功のポイントなのです。

ここからは、リピート率を上げるおすすめの方法を3つご紹介します。

嬉しいサービスをつける

お客様にまた来店したいと思っていただけるようなサービスを提供していきましょう。

具体的なサービスは、下記の内容を参考にしてみてください。

• 5個スタンプがたまると1回アイシャンプー無料
• カラーエクステの500円オフクーポン
• 次回予約するとオプションのコーティングが無料

来店するほど特典がつけば、お客様もメリットを感じて同じサロンに通い続けてくれるでしょう。

DMやメールマガジンを配信する

お客様に登録していただいた住所やメールアドレスに、DMやメールマガジンを送っていきましょう。

季節に合わせた限定メニューやクーポンを配信することで、お客様の目にとまりやすくなります。

また、ご利用いただいたお客様にはサンクスメッセージを送ったり、予約日が近いお客様にリマインドのメールを送ったりすることも、リピート率アップのコツです。

メールだけではなく、1人ひとりに合わせた手書きのメッセージカードを送ると、特別感が増してさらにお客様の満足度を上げることができるでしょう。

顧客管理機能を利用する

お客様に次回の予約案内をする場合は、過去の利用状況を把握して来店周期の予測を立てることが非常に重要です。

マツエクの平均的な持続期間は3〜4週間程度ですが、エクステの種類や施術後のケアによって前後差があります。

お客様に最適なメンテナンス時期をご案内するためには、オンラインで利用できる顧客管理機能がおすすめです。

利用できる機能としては、下記のようなものがあります。

• アイリスト向け