ネイルサロンを新規で開業する場合、運営を長続きさせるためのポイントがないか気になっている人も多いはずです。
この記事では、1人で開業するのが不安な方向けに、サロン経営で失敗する人の特徴と成功するためのコツを解説します。
ewaluの利用者を対象にアンケートを実施したところ、9割以上の方は「開業に満足している。」と回答していて、特に充実した経営サポートには多くの方から喜びの声が寄せられています。
ぜひ最後まで読んで、ネイルサロン開業の参考にしてください。
ネイルサロン経営の実態
ネイル経営の成功率
ネイルサロンの廃業率は1年以内で60%、3年以内だと90%、5年以上経過すると95%以上とも言われています。
ネイルサロンは小規模で運営している店舗が割合では最も多く、大手チェーン店やブランド力のある有名サロンの進出によって個人サロンのほとんどが淘汰されているのが現状です。
しかし個人サロンが大手サロンにも負けない経営をするための方法は存在します。
それは施術や接客など、お客様と直接関わる部分でいかに他の店舗と差別化できるかです。
例えば大手サロンのようにスタッフを多く抱えるサロンでは顧客満足度の向上のために、マニュアルやチェックリストを作成して、従業員のサービス力の水準を維持しようとします。
対して個人店では少人数で運営をするため、教育コストの観点からも新メニューを展開しやすく、お客様との需要が合えばリピートしてもらえる確率が高いのが特徴です。
開業前からコンセプトやターゲットを明確にし、緻密な経営戦略を立てましょう。
ネイル経営が難しいと言われる理由
ネイルサロンの廃業率は高く、せっかく開業しても数年で店を畳んでしまうオーナーも多いことは理解できたのではないでしょうか。
この項目では、ネイルサロン失敗の原因について4つご紹介します。
- 無資格でも開業できるため競合店舗が多い
- 経営ノウハウを知らないまま開業してしまう
- 一人で開業する方も多く相談相手がいない
- 他店との差別化ができていない
ネイルサロンは初心者でも気軽に開業できるがゆえに、競合店のリサーチ不足などが原因で経営を失敗するケースも多いので、開業時には周辺地域の下調べも入念にしておきましょう。
具体的な解決方法は『ネイルサロンの経営を成功させるためのコツ』の項目で説明します。
ネイルサロン経営者の年収
ネイルサロンの経営者はどれくらい稼げているのか気になっている方も多いと思うので、年収について詳しく解説していきます。
ネイリストの平均年収は約362万円ですが、日本の給与所得者の平均給与は458万円で、比較すると100万円近く低いということが分かるでしょう。
参考:ネイリスト 年収(求人ボックス)
参考:令和4年 民間給与実態統計調査(国税庁)
店舗オーナーの場合のシミュレーション
単価8000円で、スタッフを含めて3人で運営している店舗の収入の計算方法は下記の通りです。
①8,000円(施術料金)×9人(一日の客数)×22日(営業日数)=1,584,000円(売上)
②1,584,000円(売上)-960,000円(諸経費)=624,000円(収入)
個人経営の場合のシミュレーション
単価1万円で、ひとり経営するサロンの収入の計算方法は下記の通りです。
①10,000円(施術料金)×3人(一日の客数)×22日(営業日数)=660,000円(売上)
②660,000円(売上)-200,000円(諸経費)=460,000円(収入)
ewaluでは利用者の平均月収は46万円で、最高月収は92万円という実績も持っています。
自分の努力次第で高収入を実現できるシステムに興味がある方は、ぜひご相談ください。
経営に失敗してしまっているオーナーの特徴
コンセプトやターゲットが明確になっていない
失敗しやすいサロンの特徴のひとつに、コンセプトやターゲットが明確化されていないことが挙げられます。
ターゲットを選定する上でコンセプトを具体化させることは非常に重要です。
コンセプトとは『誰を相手にどのような方針でサロンを運営していくか』を決めることで、経営を成功させるためにはしっかりとした軸を持つ必要があります。
ターゲットを選定する際にコンセプトをもとに年齢や性別、職業などの詳細な情報を推測すると、より具体性が増して経営戦略の作成に役立てることができるでしょう。

2025.01.27
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立地選びを間違っている
皆さん行ったことのない地域や降りたことの無い駅のお店に向かう時、目印になる建物が見つからず、道に迷ってしまったという経験があるのではないでしょうか。
ネイルサロンも同様に、開業する際には立地選びが集客時の重要なポイントです。
お店が人目につかない場所や目印のない場所では、正しい集客施策をしていても効果は出ないので、交通機関や駐車場を利用するお客様の気持ちになって適切な物件を選択しましょう。
固定費をかけすぎている
毎月の固定費を抑えられていないサロンも経営に失敗することが多いです。
固定費は毎月同じ金額を支払わなければならないので、もし売上が悪い月があった場合、その月の負担が大きくなります。
店舗運営にかかる固定費は主に下記の4つです。
- 賃料
- 人件費
- 広告掲載料
- 水道光熱費
先程解説した立地選びも固定費に関係があり、好立地な物件ほど賃料が高いのが特徴です。
家賃に固定費をかけすぎると経営に失敗するリスクが高くなってしまうので、家賃は売上の20%程度に抑えるようにしましょう。
技術力がない
ネイリストになるために必要な国家資格はなく、一定水準の技術力があれば問題なく開業できます。
しかし技術力が不足しているとネイルが剥がれやすくなったり、お客様の要望と異なるデザインになってしまい、顧客満足度に悪影響を与えるでしょう。
ネイルを塗る時の技術の他にも接客力やカウンセリング力も重要なポイントになります。
いつも気持ちのいい挨拶で向かい入れ、お客様からのクレームがあった場合は、真摯な対応をするといった誠実さもネイリストには必要なスキルです。
集客ノウハウがない
サロン経営者として成功するためには、技術力以外にも集客に関する正しい知識も身につけることが大切です。
正しい集客のコツは提供する商材やターゲットの年齢層によって、効果的な集客ツールを使い分ける必要があります。
例えば20代~30代の若い女性はネイルサロンを探す際に、仕上がりやデザイン性を求めてサロンを選択する人が多いです。
そのためTwitterやInstagramなどのSNSを使って画像とともにデザイン力を訴求すると良いでしょう。
極端に単価を落としている
ネイリストは利益率が高い職業ですが、単価を落としすぎると1日に対応しなければならないお客様の人数が増えるので集客に課題を抱えるサロンでは売上目標に届かない可能性が出てきます。
例えば1日の売上目標を2万円と設定しているサロンの場合
・7,000円×3人=21,000円
・5,000円×4人=20,000円
ネイリストが1日に施術できる上限は3〜5人と言われていますが、個人店では1人でこなさなければならない業務も多く、無理に客数を増やして営業するのは現実的とは言えません。
業務の効率化ができていない
サロンの生産性を向上させるためには、お客様と直接関わる接客や施術以外の仕事を効率化させることが必要不可欠です。
接客や施術以外の仕事は下記の通りです。
・掃除
・集客施策
・在庫管理
・道具の準備
・顧客情報管理
・売上集計/レジ締め
・電話やWebからの予約を取りまとめる
個人サロンは人手が足りないので、これらの仕事を1人で片づけなければなりません。
人の手でやらなくてもいい仕事は自動化したり、集客施策のようなある程度の知識がいる業務は外部に委託したりして自分の負担を減らしましょう。
リピーターを確保できていない
1:5の法則 | 新規顧客を獲得するためには既存顧客の5倍のコストがかかる |
パレートの法則 | 顧客全体の2割である優良顧客が売上の8割を占めている |
リピーター獲得の重要性を表す法則はこの2つが代表的です。
どの法則も初めてサービスを利用してくれるお客様よりも、以前からお店のことを知ってくれているお客様の方が売上の安定化や集客コストの削減をするうえで必要不可欠であることを表しています。
リピーターを獲得することは容易ではありませんが、獲得できていないことには必ず理由があるはずです。
リピーターを確保出来ていない原因を3つほどご紹介します。
・サービスの質が低い
・ターゲットの需要に合わない
・来店後のリマインドが出来ていない
これらの原因を解決するためには顧客満足度を第一に考え、競合にはないサロンの強みを作り、継続的に利用したくなるサービスを提供することが重要です。
最新のトレンドを追えていない
ネイルのトレンドは日々変化していくので、流行に置いて行かれないように知識や技術を適宜更新していく必要があります。
今年流行しているカラーや需要が高いデザインの中から、お客様の雰囲気に合わせてネイルを提案していくのもプロのネイリストには求められるスキルです。
新しい道具や商材を積極的に取り入れ、自らデザインを開発できるようになるとネイリストとしてのレベルも上がり、リピーターの獲得にも繋がるでしょう。
ネイルサロンを開業する流れは?
ネイルサロン開業までの基本的な流れとしては、下記の通りです。
1.オープン日を決める
まずはオープン日を決めます。事前に明確な日にちを決めておくことで、開業準備が行いやすくなります。
2.物件を決めて、インフラの準備をする
物件が決まらないと、開業準備が進みません。
この時に、自宅サロンか店舗型にするのか決めておくことで、物件探しがしやすくなるでしょう。
内装工事が必要な場合は、余裕を持ってスケジュールを組むことが大切です。
3.設備を決めて、内装を準備する
設備は、物件の広さやレイアウト、サロンのコンセプトなどを考慮して選ぶことが大切です。
またお客様が座る椅子は座り心地が良いものを選ぶと、リラックスした状態で施術を受けてもらうことができます。
4.ホームページやSNSを開設する
開業準備が整ってきたら、ホームページやSNSを開設して宣伝広告を行いましょう。
この際に、メニューを決めておき、料金を一緒に掲載しておくのがおすすめです。
オープン日も記載しておくと、早い段階から予約や問い合わせが来るようになります。
5.オープンの準備を行う
オープンに向けて、デザインサンプルなどの細かなアイテムや、施術に必要な道具を準備します。
発注から商品到着まで時間がかかるものは、オープン日に間に合うように手続きをしておくことが重要です。
近年は電子決済を導入しているネイルサロンが増えており、導入までに時間がかかることがあるため、活用するのであれば早めに手配しておきましょう。
開業に必要な届出や資金は?
届出
ネイルサロンの開業で必要な届出は、管轄の税務署への『個人事業の開業届出』です。
開業届は、サロン営業が始まってから1ヶ月以内に提出すれば良いため、開業前に急いで準備する必要はありません。
青色申告を選択したい場合は、所得税の青色申告承認申請書の提出が必要になるため、まとめて税務署に提出すると良いでしょう。
開業資金
ネイルサロンの開業で必要になる資金額は、自宅サロンや店舗型によって異なってきます。
ここでは、自宅と店舗で開業する際に必要な資金の目安を見ていきましょう。
自宅サロン
自宅サロンの場合、初期費用は10~50万円程度が必要です。
主な費用は、ネイル道具・商材で5~20万円、施術用デスク・椅子で5~15万円、広告宣伝費用で数万円ほどになります。
自宅の一室を利用することで、家賃が不要でコストを抑えることが可能です。
店舗型サロン
店舗型サロンの開業資金は、100~500万円程度が目安になります。
主な費用は下記の通りです。
費用 | 金額 |
---|---|
物件取得費用 | 50~200万円 |
内装・設備費 | 50~150万円 |
ネイル商材・道具 | 10~30万円 |
宣伝広告費 | 10~50万円 |
運転資金 | 数ヵ月分 |
立地や規模により変動しますが、資金の調達方法として、融資や助成金の活用も検討しましょう。
助成金については、助成金・補助金を活用するで解説していますので、合わせてご覧ください。
ネイルサロンの経営を成功させるためのコツ
新規集客だけでなくリピート集客に力を入れる
リピーターはサービスを何度も利用し、サロンに継続的な利益を出してくれる存在です。
リピーターの存在はLTVの向上に重要な役割を持ちます。
LTV(Life Time Value:顧客生涯価値)とはビジネスの世界では多く登場する単語で、1人の顧客が生涯で企業にもたらす利益の指標です。
リピート数を増やすとLTVが向上する以外に、新規集客にかかるコストを削減することができ、事業の安定性が上がります。
店舗運営をする際にはLTVの数値を見ながら、経営計画の見直しをしていくと良いでしょう。
儲かる仕組みを理解する
長続きするサロンを作るためには、しっかりと経営戦略を立てて運営していかなければなりません。
この項目では利益を増やすために抑えておくべき数字と集客について解説します。
【数字】
- 単価
- 客数
- 売上
- 経費
- 利益
【集客】
- 他店と差別化させる
- 集客方法をターゲットに合わせる
- 適正価格を設定する
売上目標の設定と収支バランスの調整は経営を行う上で重要です。
売上目標を達成させるためには、単にメニューの価格を上げるのではなく、お客様がまた利用したくなるオプションを追加し、メニューに付加価値をつけましょう。
助成金・補助金を活用する
ネイルサロン開業時に活用できる助成金・補助金には、主に小規模事業者持続化補助金や創業助成金があります。
小規模事業者持続化補助金は、広告費や設備投資などの経費の一部を補助(上限50〜200万円)し、創業助成金は、東京都など一部の自治体が開業費用を支援します。
また、女性や若年層向けの創業支援制度、業界団体の補助金も活用可能です。申請には事業計画書や見積書の提出が必要なため、早めの準備が重要です。
最新情報は自治体や商工会のHPで確認しましょう。
一人での開業ならば誰かを頼る
初めての開業では不安なことや分からないことは必ず出てくるので、これから開業を予定している人には開業支援サポートを受けてみることをオススメします。
ewaluでは経営者としての知識がない方でも安心の開業支援サポートが展開されているので、気になる方は次のewaluの経営サポートについての項目で詳しく説明しているのでご参考ください。
また集客が不安な方は、担当者がつくホットペッパービューティーなどの集客媒体に掲載することを検討してみてください。
ホットペッパービューティーでは、サロン経営のノウハウを持つ営業担当が集客に関する相談に乗り、的確なアドバイスをしてくれます。
圧倒的な集客力を味方につけ、万全な体制で開業を目指しましょう。

2025.02.17
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ewaluの経営サポートについて
ewaluではサロン開業で必要なことはなんでもサポートしてくれるので、どんな方でも心配ありません。
今回はewaluの開業サポートを3種類ご紹介します。
- 集客サポート
- SNS講習/教育サポート
- 税金対策や確定申告のサポート
集客サポート
ewaluでは開業前から集客についての知識を身に着けることができ、集客対策の前準備をすることが可能です。
開業者の8割は0名からのスタートですが問題なく経営していて、「集客や確定申告、初めての不安が1人でのスタートじゃなく本当に良かったと思ってます。」と満足の声もいただいています。
またewaluはホットペッパービューティーの広告料を半分負担してくれるので資金が少ない個人経営にはピッタリです。
SNS講習/教育サポート
SNSの開設から運営までのサポートに加えて、技術面で不安を持つ人は技術講習を受講することができます。
年に数回外部講師をお呼びして研修も行っており、利用者の方は無料で参加できるのも魅力です。
ewaluから開業した人からは「0からのスタートで初めは集客が不安だったのですが、SNS講習や常に相談ができる環境で少しずつ安心と顧客がついていき、一歩踏み出してよかった。」と喜びの声もあります。
税金対策や確定申告のサポート
個人事業主になると毎年確定申告の提出が義務付けられるのですが、帳簿には専門的な知識が必要なので簿記についての知識が全くない人には難しいでしょう。
しかしewaluでは提携会社からのサポートで、複雑な確定申告の手順を簡略化させることができるほかに、経費などの税金対策に関する知識を学ぶことができます。
ewaluで独立することに興味がある方は是非お気軽にお問い合わせください。
まとめ
最近では女性のみならず、男性もネイルサロンを利用する人が増えていて、ネイルサロンの1年以内の利用率は男女ともにここ数年は増加傾向にあります。
需要が高いこのタイミングであればネイリストとしての新規参入も十分勝算があるので、独立開業に挑戦してみるのはオススメです。
ewaluではLINE@からの相談もお待ちしています、不安や疑問がある方は気軽に質問してみてください。
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