アイリストの卵を育てるために、アイリスト講師は欠かせない存在です。
アイリスト講師は、一般的な施術者とは異なり、新人の育成やスクールなどでセミナーを行うなど、指導者としての役割もあります。
この記事では、アイリスト講師になろうか悩んでいる方に向けて、講師になる方法やおすすめの資格などについて解説していきます。
また、アイリストは講師以外にも、魅力的なセカンドキャリアを選ぶことが可能です。
アイリストとしてスキルアップできる方法や、年収を上げる方法についてもご紹介しています。
株式会社ewalu(エワル)では、アイリストを含めてこれまで100名近くの開業サポートを行ってきた実績がありますので、ぜひ参考にしてください。
アイリスト講師とは?
アイリスト講師の主な仕事は新人の教育ですが、その他にもさまざまな業務に携わっています。
- アイリストの育成
- イベント企画
- 資格試験の試験官
次の項目から詳しく解説していきます。
アイリストを育成
新人の育成において、アイリスト講師は大きな役割を担っています。
主な教育内容としては、技術面と接客面での2点です。
新人が自信を持ってお客様に施術ができるように、基本的なスキルから高度なテクニックまでを、丁寧に指導していきます。
また、技術だけではなく、接客のポイントやトラブル防止のための対策なども細かく伝え、スタッフ一人ひとりが万全の状態で業務が行える環境を作る役割もあるのです。
このように、技術面だけではなく、プロとしてのマインドやマナーを伝えて成長をフォローしていきます。
イベント企画
アイリスト講師は、新商品発表会や技術セミナー、ワークショップなど、美容に関するイベントの企画運営を行うこともあります。
美容イベントであれば、講師として技術のデモンストレーションを行なったり、参加者に技術を教えたりすることもあるのです。
イベントに参加すれば、最新技術や新商品のPRを行う機会が増え、トレンドの発信者として活躍できるかもしれません。
公の場で技術を披露しながらアイリストの魅力を伝えることができるのは、非常にやりがいを感じることができるでしょう。
資格試験の試験官
自分が属している協会や法人で資格試験の試験官を行うのも、アイリスト講師の仕事です。
アイリストに関係する民間の資格試験は、各団体で行われており、アイリスト講師は試験官として会場運営や、受験者の施術評価や採点などを行っていきます。
試験官の業務は、業界の基準に沿った技術の評価方法を学ぶことができるため、自分の講師活動にも活かすことができるでしょう。
アイリスト講師になるには?
アイリストの講師になるには、どのようなステップを踏めばよいのでしょうか?
各ステップで必要なスキルや知識と合わせて解説していきます。
美容師免許を取得する
お客様にマツエクやマツパの施術を行う場合は、国家資格である美容師免許が必要なため、アイリスト講師になるには美容師免許が必須です。
美容師免許は、美容専門学校で、昼間/夜間過程で2年以上、通信課程で3年以上の課程を修了しなければいけません。
過程終了後に、国家試験の受験資格を得ることができ、合格すれば美容師免許が取得できます。
アイリストとしての施術だけでなく、講師として指導する際にも重要な資格であるため、必ず取得するようにしましょう。
サロンでの実務経験
美容師免許を取得後は、サロンで実務経験を積んでいきましょう。
アイリスト関係の試験を受けるための条件として、一定期間の実務経験が必要となっている団体が多いため、重要な項目です。
実務経験を重ねることで、接客スキルやトラブル対応力を身につけることができます。
多くの実務をこなしていれば、講師活動における幅広い指導ができるようになり、大きなやりがいが感じられるでしょう。
講師に必要なスキルを磨く
講師として成功するためには、技術や知識だけではなく、指導力やコミュニケーション能力も必要なスキルです。
人前に立って教えたり、分かりやすく説明したりできるようになるには、日々の練習や教育方法を学ぶことが大切です。
生徒が理解しやすい教え方や、質問に対しての回答力も、講師にとっては欠かせないスキルになります。
技術力以外のスキルも磨いて、アイリスト講師としてさらなる成長を目指していきましょう。
講師資格を取得する
アイリストになるために、美容師免許は必要であると解説してきましたが、さらに講師として活動するためには、アイリスト講師認定試験で『講師資格』を取得する必要があります。
資格を持っておくことで、講師としての信頼度がアップし、より幅広い活動で活躍できるでしょう。
おすすめの資格については、次の項目で解説していますので、引き続き読んでみてください。
【通信講座あり】アイリスト講師になれる資格
アイリスト関係の資格はさまざまな種類があり、アイリスト講師を目指す資格も取得することができます。
資格の保持は技術や知識の証明となり、講師としての信頼を獲得することが可能です。
ここでは、おすすめのアイリスト講師の資格を4つご紹介します。
通信講座で取得できる資格もありますので、社会人や主婦の方もぜひ参考にしてみてください。
日本アイリスト協会(JEA)認定講師
日本アイリスト協会(JEA)には、1~3級までのライセンスと講師認定資格があります。
認定講師試験に合格すれば、日本アイリスト協会認定講師の資格を取得することが可能です。
種類 | 試験内容 |
---|---|
3級 JEAベーシックライセンス | 筆記試験のみ(実技試験なし) |
2級 JEAスタンダードライセンス | ・筆記試験 ・実技試験 |
1級 JEAプロフェッショナルライセンス | ・筆記試験 ・実技試験 |
JEA認定講師試験 | オンラインによるセミナー受講 +試験(試験官試験。面接、小論文提出など) |
【JEA認定講師試験の受験資格】
・1級の受験資格+JEA1級の保持+申し込み年の衛生管理士資格講習を受講済み
NEA日本まつげエクステ協会認定講師
NEA日本まつげエクステ協会には、1~3級までのプロアイリストと認定講師の資格があります。
種類 | 試験内容 |
---|---|
3級プロアイリスト | オンラインによる学科試験のみ(実技試験なし) |
2級プロアイリスト | ・オンラインによる学科試験 ・対面による実技試験 |
1級プロアイリスト | ・対面による実技試験のみ(学科試験なし) |
プロアイリスト認定講師 | ・セミナー受講 ・試験 ※いずれもオンライン |
NEA日本まつげエクステ協会のアイリスト講師として働くためには、最上級資格のプロアイリスト認定講師の取得が必要です。
【通信講座】PBアカデミーまつ毛エクステンション認定講師
資格名 | まつ毛エクステンション認定講師資格 |
---|---|
費用 | 税込8万6,900円(送料/決済手数料別) |
期間 | 6か月 |
6か月の受講期間中は、マツエクの基礎知識から、グルーやツイーザーなどの道具の使い方、カウンセリング・アフターケアの方法など、アイリストとして必要な知識を身につけていきます。
練習用のマネキンや付けまつ毛、マツエク用のキットなども自宅に届くため、実践的な練習を行うことも可能です。
まつ毛エクステンション認定講師資格を取得するためには、課題作品とレポートを提出し、合格しなければいけません。
【通信講座】RHKトータルアカデミーsoeur ここいろ まつ毛エクステンション通信講座【認定講師コース】
資格名 | まつ毛エクステンション認定講師 |
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費用 | 税込3万9,900円 |
期間 | 標準2~3ヵ月(最短1ヵ月) |
マツエクの基本から、技術・スタイルなどを学ぶことができる通信講座となっています。
前の項目でご紹介した『PBアカデミーまつ毛エクステンション認定講師』とは、異なる種類のため注意しましょう。
受講中に疑問点があれば、メールで質問することができ、最短1ヵ月で資格取得ができるようになります。
試験は筆記試験のみで、100点中70点以上の得点で合格です。
参考:RHKトータルアカデミーsoeur ここいろ まつ毛エクステンション通信講座【認定講師コース】
アイリストの講師/インストラクターの年収や求人について
アイリストの講師やインストラクターになるにあたって、年収や求人数は気になるところです。
アイリストの講師になった後に、「思ったより年収が少なかった。」「良い職場に恵まれなかった。」と後悔しないように、今のうちから把握しておくことが重要です。
ここからは、アイリストの講師/インストラクターの年収と求人数について解説していきます。
平均年収
求人ボックス 給料ナビによると、アイリストの正社員の平均年収は363万円であり、日本の平均年収と比べると低い傾向です。
一方で、アイリスト講師の給与は、25~35万円のサロンが多く、年収に換算すると300~420万円ほどになります。
講師としてスクールに招かれたり、試験官を務めることになれば、さらに給与アップが期待できるかもしれません。
しかし、正社員の給与とほぼ変わらないと感じた方もいるのではないでしょうか?
アイリストの講師になれば必ず年収が上がるわけではなく、今後の自分の努力次第になってくるでしょう。
求人数
ある求人サイトのサロンスタッフとアイリスト講師の求人数を調べたところ、サロンスタッフは2,422件に対して、アイリスト講師はわずか50件でした。
サロンスタッフは未経験からでも挑戦することができますが、アイリスト講師はある程度の高いスキルが必要であり、講師として採用されるにはハードルが高いのです。
もし採用されたとしても、自分に合う職場かどうかは働いてみないと分からないため、長く働ける保証があるとは言い切れません。
次の項目では、アイリストとしてスキルアップできる方法について解説していきます。
アイリストとしてのスキルアップの道は講師だけではない!
アイリスト講師になれば、収入アップやスキルアップ、将来的にはスクールを開講することができるというメリットがあります。
一方で講師になるためには、資格取得から実務経験、講師資格の取得といった、さまざまな段階を踏む必要があり、講師として独立するには時間がかかるケースが多いです。
そのため、収入を上げたい方や、なるべく早く独立したい方には、アイリスト講師がおすすめとは必ずしも言い切れません。
スキルアップの方法として、講師以外にもアイリストとしての独立があります。
サロンオーナーとして、施術を行いながら店舗を運営していくことで、実務経験を積んでいくことができます。
アイリストとして独立すれば、知識や経験にも厚みが増し、講師としての幅も広がるでしょう。
アイリストとして独立するのであれば、独立支援を利用することがおすすめです。
開業資金を押さえて、オーナーとしての必要なスキルを学ぶことができるため、アイリストとしてのキャリアアップができるでしょう。
ewaluでは、これまで多くのアイリストの独立を支援しており、開業満足度は94.6%の実績を誇っています。
スキルアップしたい、独立に興味がある方は、お気軽に下記のフォームからお気軽にお問い合わせください。
アイリストとして独立するメリット
アイリストとして独立するメリットは、主に下記の4点が挙げられます。
- 収入アップが期待できる
- 自分の個性や強みを活かせる
- 施術以外のスキルを学ぶことができる
- 柔軟な働き方ができる
詳しく解説していきます。
収入アップが期待できる
アイリストとして独立した方の年収は、およそ480~600万円が一般的です。
さらに従業員を雇用して運営していけば、年収1,000万円以上も夢ではありません。
弊社では、月の売上の60~80%が収入となり、開業者の平均月収は46万円と業界最高値を誇っています。
自分の個性や強みを活かせる
サロンの経営方針や接客方法は、全て自分で決めることができるため、個性や強みを活かしたサロン運営が可能です。
スタッフ時代は、お客様に向き合うことができなかったが、独立してから一人ひとりの要望に合わせた丁寧な接客ができるようになったという声が多く出ています。
アットホームな空間で施術ができる点が、独立のメリットであるため、自分の力を思う存分発揮できることでしょう。
施術以外のスキルを学ぶことができる
サロンオーナーになるためには、施術ができればいいというものではありません。
顧客や売上管理、集客対策など、利益を上げ続けるためのノウハウを身につけていく必要があるのです。
経営リスクは全て自分が負う必要があり、責任感が求められますが、サロンスタッフでは経験できないことに挑戦できます。
売上や集客において、目標達成できた時は大きなやりがいを感じることができるでしょう。
柔軟な働き方ができる
独立をすれば雇用関係は生まれないため、勤務日数や休日は全て自分で決めることができます。
特に、育児や介護で家庭との両立が難しい方は、柔軟に働くことができるでしょう。
弊社でも、子育てと両立して売上1,000万円以上を達成された方がいます。
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ewaluさんや同じ開業者の方に助けてもらいながら、無事開業することができました。想像以上の手厚いサポートで、不安は全くありませんでした。
仕事が今までより格段に楽しくなりました!!『働かされていた』→『自分で働いている』という体感にすぐ変わりました。自分で好きなように働くことができるので、本当に楽しいです。毎日気分よく働くことができるからこそ、お客様へも120%できています。
独立して17連勤した経験がありますが、出勤時間は自由に調整できるため、体が本当に楽です。休みがないはずなのに充実している!不思議なくらい充実しています。
この他にも『収入が増えた』『こだわりや個性を出せた』という声が7割を超えており、アイリストとして成長できる環境が整っています。
現状に不満を抱いている方や、実現したい夢がある方は、ewaluで独立を目指してみませんか?
相談は無料ですので、独立に興味がある方はお気軽にお問い合わせください。
まとめ
アイリストの講師になるには、資格の取得や実務経験などのさまざまな段階を踏む必要があります。
サロンオーナーとして独立することも、スキルアップにはおすすめの方法です。
ewaluでは、経営や集客のノウハウを学びながら、収入アップを目指すことができます。
アイリストとして独立に挑戦してみたいとお考えの方は、ぜひ一度弊社にお問い合わせください。
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