ネイリストのキャリアアップとは？取得すべき資格や独立方法について解説！

ネイルサロンで働いている人の中には自分のキャリアアップについて不安を抱えている人は多いのではないでしょうか？

この記事ではネイリストはどのようなキャリアアップがあるのか、取得すべき資格や独立方法について詳しく解説していきます。自分が目指す最終キャリアをイメージしながら最後までぜひご覧ください。

ewaluでは自己資金0円で開業独立サポートをしております。もし気になる方はご相談からで問題ございませんので、下記バナーからお気軽にお問い合わせください。

キャリアアップの具体的な紹介をする前に、ネイル業界の市場規模やネイリストの平均年収について解説いたします。今後活躍していく業界の全体の流れを把握しておくことは重要ですのでぜひご確認ください。

結論、市場規模については依然高いといえます。NPO法人日本ネイリスト協会(JNA)が発行している「ネイル白書2023」（※1）によると、コロナ渦で一時的に市場規模は減少したものの、2021年は約1,868億円、2022年は約2,042億円、2023年は約2,115億円との推計データがあり、2021年以降は増加傾向であると読み取ることが可能です。

これは、美容意識の高い男性利用者の増加や、男女の年間利用数の増加、サロンを利用する年代層が広がっていることなどが主な理由となります。今後も市場規模は伸びていくと言われているので、長年に渡ってネイリストという職が無くなることはないでしょう。

※1参考：ネイル産業の「今」が分かる一冊　Nail Market Report 『ネイル白書2023』発刊 / PR TIMES

ネイリストの平均年収は、『求人ボックス　給与ナビ』（※1）によると383万円で日本の平均年収より低い傾向にあります。月給で換算すると32万円、初任給は24万円程度が相場のようです。

統計データの全体の給与幅としては289〜634万円と比較的広いため、勤務先や個人のスキルによって大幅に変動いたします。ネイリストとして年収を上げていくためにはキャリアアップが不可欠となることは間違いないでしょう。次の項目でネイリストはどのようなキャリアアップがあるのか解説していきますのでぜひ参考にしてください。

※1参考：ネイリストの仕事の年収・時給・給料（求人統計データ） / 求人ボックス 給料ナビ

ネイリストとして上級資格を取ることは非常に重要となります。

高いスキルを身に着けられるだけでなく、お客様から信用してもらえる材料にもなるためです。店長やスーパーバイザーなどの役職に就くきっかけにもなるので、資格取得は積極的に行いましょう。

キャリアアップのために取得することが推奨される資格/講習会は下記の通りです。

特に、『ネイリスト技能検定試験1級』『JNAジェルネイル技能検定上級試験』はトップネイリストとして必ず取得するべき資格なので、まだ未取得の方はぜひ挑戦しましょう。資格について気になる方は下記でも詳しく解説しておりますので、こちらもぜひご確認ください。

※1参考：ネイルサロンを開業する方法は？必要な資金/資格/流れについて解説！ / ewalu

サロンで働くのではなく、人材育成のためにネイルスクール講師になることもキャリアアップの一つです。ネイルスクール講師になるには、NPO法人日本ネイリスト協会（JNA）が主催する『JNA認定講師資格試験』に合格する必要があります。

合格難易度は10〜30％程度といわれており、ネイリストの資格の中でも最難関といえるでしょう。また受験資格も、ネイリスト技能検定試験1級合格者、JNAジェルネイル技能検定試験上級合格者など様々な条件が必要です。詳しくは下記のJNA公式ホームページをご確認ください。

もし合格できると、ネイルスクール講師として働くだけではなく、検定試験の試験官や、イベント実行委員、コンテストの審査員など、様々な活躍の舞台が用意されます。施術だけにとどまらず、様々な角度からネイルに関わり活躍していきたい人におすすめです。

参考：認定講師資格試験 / NPO法人 日本ネイリスト協会

国内にとどまらず、国際ライセンスを取得して海外でネイリストとして活躍することもキャリアアップの一つです。海外では『爪の手入れ』という感覚でネイルサロンに通っている方が多く、おしゃれ目的の日本よりネイルサロンの需要は高いといえるでしょう。

実際に海外で働くには就労ビザの取得が必須になります。就労ビザは特殊技能を持っていなければ取得できず、美容業であるネイリストでの取得はかなりハードルが高いです。

『日本語が話せるネイリスト』の募集であれば、特殊技能と認められ就職できる可能性は少し高くなります。ただ、それでも就労ビザの取得が難しい場合は、ワーキングホリデーを活用したりしましょう。

ワーキングホリデーの制度は、18歳以上30歳以下しか利用できない年齢制限があるため、もし海外で活躍したいと考えている人は早めに行動することをおすすめします。

また、海外でネイリストとして働くには働きたい国の国家資格等が必要です。例えば、アメリカではマニキュアリストと呼ばれる国家資格が必要となります。州ごとに資格や取得方法が違うので、事前に働きたい州を決めて下調べしておきましょう。

自分がサロンオーナーになり店を構えることも大きなキャリアアップです。将来自分のサロンを開きたいと思っている方も多いのではないでしょうか。

実際に店舗を構えてサロンオーナーになるには少なくとも600万円の開業資金が必要といわれています。また、開業費用だけでなく、日々固定費や消耗品費も必要になるので、毎月150～200万円のランニングコストも考慮しなくてはなりません。

初期の資金調達方法については、政府が出資する公的金融機関の『日本政策金融公庫』から借り入れることは可能です。ただ、借りるお金になるのでしっかりとした返済プランを起業時の経営計画で作りこむことがとても重要になるでしょう。

また、経営計画の中で集客戦略はとても大切になります。サロン立ち上げ段階で十分な来客が見込めなければ、すぐに資金が底を尽きてしまい、最悪の場合、廃業になることも少なくありません。経営知識、集客知識を十分に得てからサロンオーナーになることをおすすめします。

フリーランスとして独立する場合、マンションの一室や自宅で開業することが可能です。また、面貸しサロンやシェアサロン、業務委託で独立することもできます。

ただ、多くの人はいきなりフリーランスとして独立し一人でやっていくことに抵抗があるでしょう。一人で経営のことを考えながら集客し、施術も行っていくことはなかなか骨が折れます。

フリーランスとして独立することに不安を持っている人は開業支援を受けられる支援会社に頼ってみることも選択肢の一つです。ewaluでは、独立開業しようと夢見る人に、開業資金0円でサポートすることができます。

ewaluの開業支援方法は、ご希望エリアのおしゃれなサロンの一角をお借りして開業するインショップ開業です。開業する際に経営ノウハウや集客方法、税金や確定申告などのサポートをLINEグループや面談で密なサポートを行うことがewaluの大きなメリットとなります。

ご相談からでも問題ございませんので、開業しキャリアアップを目指したい！と志す方は下記よりぜひお問い合わせください。

少し先述いたしましたが、ネイリストがフリーランスとして独立する方法は様々です。この項目では大きく4つに分けて解説していきます。

店舗型は店舗を構えて開業する独立方法です。開業資金約600万円、ランニングコスト150～200万円ほど必要ですが、店舗からメニューまですべてこだわることができます。

すでに自分のネイルサロンの理想形が定まっており、経営・集客面に自信がある方はおすすめです。

開業に際して必要な資格は特にありません。ただ、技術力は求められますので、『ネイリスト技能検定試験1級』『JNAジェルネイル技能検定上級試験』は取得しておくことを強くおすすめいたします。

上級資格を取得していることで、メニュー単価に説得力を持たせることができたり、お客様に信頼できるネイリストと思ってもらい集客しやすくなったりするでしょう。どのような開業方法でも言えますが、資格の取得は積極的に行っていくようにしてください。

もし、店舗型では開業資金が集まりそうにない場合は自宅での開業もおすすめです。自宅で開業する場合、開業資金の目安は約30万円で店舗型よりかなり費用を抑えることができます。開業資金がそこまでないが、自分のお店を構えたい人はおすすめです。

不動産屋によっては自宅開業のネイルサロンはNGとしている不動産屋があるようなので、自宅開業を考えている人は念のため管轄の不動産屋に問い合わせましょう。

なお、自宅開業の場合、店舗ではないので集客に苦労します。独自のホームページやブログ、SNS等を作成して集客に力を入れるようにしましょう。メジャーな集客ツールを使用することも自宅開業にはおすすめです。

出張型とは、お客様の自宅やイベントスペースでネイルを行う方法です。低コストでマイペースに仕事を続けられることが大きなメリットとなります。また、出張型は子育てや介護でサロンワークができない状態の人には最適な方法です。

デメリットとしては、移動が多くなるので、体力や精神力が想像以上に必要になることや、安定した収入を得ることが難しいことでしょう。移動時間で施術時間が取れなくなることが大きな要因です。

比較的自由な働き方ができるのが出張型のメリットなので、人生のライフプランと照らし合わせて検討してみるのがいいでしょう。

顧客を自分で集客したうえで、レンタルサロンやシェアサロンのスペースを借りて施術するのが、レンタル/シェアサロン型です。固定費を抑えて、時間に余裕を持つことができ、自分のライフスタイルに合った働き方ができます。

また、初期費用とランニングコストを抑えながら、サロンワークの時と同じような働き方で、給料を大幅に増やすことも可能です。すでに自分に多くのリピーターがいる場合は、レンタル/シェアサロン型での開業を検討してみることをおすすめいたします。

レンタルサロン、シェアサロンの違いについて詳細を知りたい方は、下記にて詳しく解説しておりますので参考にしてみてください。

キャリアアップを考える時に、自分自身がなりたい理想の姿を常にイメージしておくことが重要です。

もしその時々の感情や衝動で判断してしまっていたなら、どれも中途半端に終わってしまうか、知らないうちに理想としていた姿と違う方向に進んでしまうことが起こり得るでしょう。

自己分析をしっかりとして、今自分が持っているスキルを棚卸することが大切です。そして今自分が持っている力、足りない力、どのようにすれば足りない力を身に着けられるのかを考えることで、理想的なキャリアアップを実現することができるでしょう。

もし一人で解決できなければ、自分のことをよく理解している仕事仲間や友達に客観的に判断してもらうことも一つの手段ですのでぜひ試してみてください。

誰しも経験したことないことに対しては尻込みしてしまい、消極的になってしまうことがあるものです。特にキャリアアップをするときは何らかの挑戦なしには実現できません。

「自分ならできる」と常にポジティブな気持ちを持つことで新しいことをより早く吸収することができ、キャリアアップすることが可能になります。

キャリアアップしたい気持ちがあるが、どこに相談したらいいかわからないときは独立支援を行っているところに相談するのも一つの方法です。

ewaluでは独立したい気持ちを持っている人に対して独立支援を行っており、チャレンジしたい人を後押しすることができます。今まで契約者の9割以上から支持を得ており、万全なサポート体制があるといえるでしょう。

今まで独立サポートさせていただいた方より下記のような声を頂いております。

ewaluでは独立したい方の応援を全力でしておりますので、もし気になる方は下記よりお気軽にお問合せください。

ネイルに関わる知識や経験を得ることは非常に重要ですが、業務範囲外のことにも興味を持ち、積極的に学んでいく姿勢は重要です。特に、経営や集客を学んでいくことで、収入UPやリピーターの増加を期待することができます。

また、経営・集客の知識を十分に得ることができれば、自分のサロン開業や複数店舗の経営、時代の先頭を切り開くようなネイリストになることも夢ではありません。もし理想像がサロン経営であれば、すぐにでも学べる環境を整えましょう。

理想像が明確化してない人でも、他分野に興味を持ち、積極的に学ぶことで、理想像がはっきりしてくることが多いです。自分の武器にするためにも積極的に学んでいくようにしましょう。

ネイリストとして独立開業するのであれば、まずewaluの独立支援を利用することがおすすめです。ewaluはインショップ開業スタイルをとっており、開業資金0円でスタートすることができます。

また、一人ではなかなか解決できない細かいコンサル・メンタルサポートも可能です。写真撮影や加工、集客媒体のブランディングはもちろん、ホームページ制作、名刺や看板などのデザインから印刷まで一貫して行うことができます。

給与に関しては『高歩合制度』を採用しており、月の売り上げの60％〜80％が収入です。今までの実績で最高月収の方は92万円と頑張れば頑張る分だけ収入を上げることができます。

『全て一人でやりきるのは自信がないけど、自分のお店を持って新しい働き方に挑戦したい！』と考えている方にはうってつけのサービスなので、もし気になる方は下記バナーよりお気軽にお問い合わせください。

ネイリストのキャリアアップについて、取得すべき資格や独立方法について解説してきました。

大切なのはキャリアアップしていく中で自分は何を実現したいのか？を明確にすることです。明確にすることができれば自ずと今取り組むべきことがはっきりしてきます。

もし、キャリアアップで独立を考えているのであれば、ewaluは全力でサポートいたしますので下記バナーよりぜひお気軽にご相談ください。

関連記事
・ネイリストの資格は独学でも取得できる？資格取得後、独立を目指す方にオススメの開業方法についても解説
・ネイリストはフリーランスになっても稼げる？働き方や収入についても解説
・ネイリストが独立するまでは何年くらいの経験が必要？平均や目安についても解説