独立後の新しい働き方として、美容業界でも人気が高いフリーランス。

フリーランスと聞くと働き方に自由が利く反面、収入が不安定なイメージを持っている方も多いでしょう。

今回は、これからフリーランスのネイリストとして働こうと考えている方向けに、収入目安や独立1ヶ月目からしっかり稼げる方法についてご紹介します。

ewaluでは働き方を改善したいママさんネイリストや、時短勤務を希望するネイリストが多く在籍し、中には1000万円以上の売上を達成している方もいますので、気になる方はぜひお問い合わせください。

フリーランスのネイリストの働き方

ネイリストの施術部屋

フリーランスとは会社などの組織に属さず、個人で仕事を請け負う働き方のことを指し、ネイル業界では主に下記の4つが該当します。

・シェアサロン型
・出張(訪問)型
・業務委託型
・面貸し(場所貸し)型

それぞれの給与形態や拘束時間の違いをもとに、どのような方にオススメかも記載しているのでぜひご覧ください。

シェアサロン型

シェアサロンは美容系のサロンと同じ設備を店内に揃え、フリーランスで活動している美容業界の方たちに席単位で施術場所を貸し出す形態です。

使いたい備品を置いてない場合、ネイルの道具や材料を持ち込まなければいけないのが面倒ですが、利用したい時だけ場所を借りられるので、費用の負担が軽いのが特徴です。

また料金システムはサロンによって様々ですが、美容系の職業は提供するメニューによって施術時間が前後しやすいので、日数や週単位で借りられるサロンを探してみましょう。

本業が別にある方や家事や育児などでなかなか時間が取れない方にはオススメです。

出張(訪問)型

出張(訪問)型のネイリストとはお客様の家や指定された場所に足を運び、施術を行う形態です。

場所によっては移動時間がかかるため、一日に対応できる人数が少なく、顧客が複数ついているネイリストでないと収入が安定しません。

しかし他の働き方とは違い、場所代や交通費を施術料金に含めることがほとんどなので、ランニングコストを抑えて運営できるでしょう。

出張型は、集客に自信がある人/固定客がすでにいる人/単価が高い顧客を獲得できる人に向いている働き方です。

業務委託型

業務委託型はネイルサロンと業務委託契約を結び、サロンの業務を一部請け負う形態です。

サロンとは雇用契約を結ばないため、従業員のように一か月に◯時間以上働かなければならないという決まりはなく、自由にお休みを取ることが可能と言われています。

しかしサロンの契約によっては勤務日数がシフトで決められていたり、業務内容が普通のスタッフと同じこともあるので契約内容に見落としがないか注意しましょう。

給料形態は完全歩合制を採用しているサロンがほとんどで、自分が一か月で売り上げた額の40~60%を収入にすることができます。

業務委託型は基本的に、サロンに来るお客様を施術する業務を任されるので、接客業務に集中して取り組みたい人にオススメの形態です。

面貸し(場所貸し)型

面貸し(場所貸し)型は営業しているサロンと賃貸契約を結び、空いているスペースで営業することができる形態です。

オーナーとは業務委託契約ではなく賃貸契約を結ぶので、サロンの営業時間外でも気にせず活動できるのが面貸しならではの魅力でしょう。

給料形態については下記の表で詳しく解説してますので、ご参考ください。

月額制 毎月決まった額を支払う
時間制 使用した時間分のレンタル料を支払う
歩合制 売上の何割かをサロン側に支払う
固定額+歩合制 毎月の決まった額と一緒に、売上の何割かを支払う

面貸し型は使う材料にこだわったり、自分の得意なメニューを提供したりできるので、こだわりが強い方には向いているスタイルといえるでしょう。

面貸しサロンの働き方に興味がある人はewaluの開業支援について下記のページで確認できますので、ご参考ください。

フリーランスになるメリット/デメリット

メリットとデメリット

フリーランスとして働くのはメリットだけではなく、デメリットもあるため、その両方をしっかり把握して不安点や疑問点をなくしていくことが重要です。

次の項目では、フリーランスのメリット/デメリットについて詳しく解説します。

メリット

・給料が上がる可能性が高い
・シフトは自分で決めることができる
・こだわりを詰め込むことができる

フリーランスで働くことのメリットは上記の3つが考えられます。

順番に説明していきましょう。

給料が上がる可能性が高い

フリーランスはお店から給料をもらうのではなく、お客様からもらったお金が月収に変わるので、努力次第で収入をいくらでも増やすことができます。

スタッフとして働いている時は指名料などでインセンティブを稼いでいたので、自分の月収を増やすために自分の固定客をどのように増やすかを意識していたのではないでしょうか。

しかし独立すると、メニューの内容や料金設定を自分で変更できるので、全体的にメニューの単価を上げれば、サロンに勤務していた頃よりも収入が上がるチャンスは多くあるでしょう。

シフトは自分で決めることができる

多くのネイルサロンでは、スタッフの勤務日をシフトを作って調整しているので、営業日にはサロン内にスタッフの誰かが必ず常駐しています。

一方フリーランスであれば、基本的にお客様から予約が入った時間帯だけ営業するので、予約の入っていない日を休みにすることが可能です。

また欠員で出勤しなければならないということもないため、急な出勤でストレスを感じることもないでしょう。

こだわりを詰め込むことができる

施術に使う材料や道具によっては扱いづらいものもあり、サロンで働いていると、本当は違う材料を使いたいのになということも多くあるはずです。

フリーランスのネイリストはメニューや料金設定以外にも、ネイルで使う材料や家具も自分の好きなものを揃えられるので、内装までこだわりを追及することができます。

デメリット

次にフリーランスのデメリットを下記の項目で4つご紹介します。

・収入が保証されない
・福利厚生を受けられない
・集客は全て自分で行う
・税金関連の手続きは自分で行う

順番に説明しましょう。

収入が保証されない

正社員として働いているときには最低賃金が保証されているため、今月だけ給料が少ないということはなく、常に安定しています。

対してフリーランスになると売上が収入に直結するので、集客状況が悪いと赤字になり、収入が減ってしまうため注意が必要です。

また代わりのネイリストがいないので体調不良や病気で休業すると、予約してくれたお客様にも迷惑をかける可能性があることも覚えておきましょう。

福利厚生を受けられない

残念ながら福利厚生が充実しているネイルサロンは少ないのが実態ですが、大手サロンに就職すれば給料以外のサービスにも満足できる可能性もあるかもしれません。

しかし個人事業主になると労働保険や社会保険すらも受けることができないので、個人の負担が大きくなってしまうことに留意しましょう。

集客は全て自分で行う

個人経営では広告費にお金をかけても大手サロンに集客力で劣ってしまうので、お店の存在をいかに効率よく伝えられるかが大切です。

下記ではフリーランスで活動するネイリストにオススメの集客ツールをご紹介します。

・Instagram(インスタグラム)
・Nailie(ネイリー)
・minimo(ミニモ)
・Hot Pepper Beauty(ホットペッパービューティー)

店舗を持たないフリーランスの場合、SNS(Instagram)の投稿頻度を上げて、ネイリストの活動をアピールし、新規客を集めると良いでしょう。

税金関連の手続きは自分で行う

所得が20万円以上の方は確定申告が必要になるため、フリーランスで働く場合には定期的に経費の計算をして帳簿をつける必要があります。

確定申告は1月1日から12月31日分を、次の年の2月16日から3月15日までに、納めなければならないというものです。

自己申告ではあるものの、期限を過ぎたり虚偽の申告をすればペナルティがあるので注意しましょう。

フリーランスの収入を比較

お金

形態 月収
業務委託 20~50万円
面貸し 約30万円
シェアサロン 20~30万円
出張 20~30万円

月収に関して言えばどれもほとんど変わらないと思いますので、理想のサロンイメージを最大限追及できる面貸しサロンが、これから独立する方には最適でしょう。

ewaluでは面貸しサロンと同じ働き方をすることができ、開業者の平均月収は47万円と収入アップを実現しやすいのが強みです。

収入を上げるためのコツについて知りたいという方は、下記のページもご参考ください。

フリーランスに向いている人と向いていない人

疑問

自分にはそもそもフリーランスとしての適性があるのか気になっている人もいると思うので、フリーランスに向いている人の特徴についてご紹介します。

フリーランスに向いている人の特徴は下記の通りです。

・スケジュールの管理ができる人
・お金の管理ができる人
・体調をコントロールできる人
・流行に敏感な人
・主体的に学習し続けられる人
・活動を発信するのが得意な人
・責任感がある人
・経営に関する知識がある人

この中で一つでも当てはまらないものがあればフリーランスとして生計を立てるのは厳しいかもしれません。

フリーランスは何かあれば全て自己責任になってしまうので、一つ一つ意識的に身に着けるようにしましょう。

フリーランスになる前に必要な準備

・資金調達をする
・経営や経理を学ぶ
・サロンワークを学ぶ

フリーランスのネイリストとして成功するためにはこれらの3つの事前準備が必要です。

資金調達をする

フリーランスであっても独立する場合には、開業資金と運転資金のためにいくらかお金を準備する必要があります。

フリーランスのネイリストが利用できる資金調達の方法は、補助金/給付金/融資の3つが有名で、これらは公募期間や募集要件が定められていたり、制度によっては倍率が高いので、申請が通らないこともあり得ます。

まずは今からでも応募できる制度や、自分でも申請が通りそうな制度をインターネットで探してみましょう。

下記のページでは資金調達をする際にネイリストがよく利用する制度についてまとめていますので、ご参考いただけますと幸いです。

経営や経理を学ぶ

個人事業主になると一人で経営を回さなければならないので、経営や経理に関連する知識を幅広く網羅する必要があります。

例えば新規で予約するお客様にお店の雰囲気を知ってもらうために、SNSなどを使ってデザインや内装の写真を投稿すると、お客様としても安心して施術を受けやすく、その後のリピートにもなりやすいです。

また経理に関しては売上や経費、利益の計算を行い、目安を立てておくとより詳細な事業計画や経営計画を練りやすいでしょう。

サロンワークについて学ぶ

独立すると業務を分担できる人や頼れる先輩がそばにいないので、トラブルが発生した場合は1人で処理する必要があります。

基本的な接客や売上管理などのサロンワークはもちろん、不測の事態に迅速に対応できる人が成功を掴みやすい傾向があるので、業務の流れを知っておくことは極めて大切です。

中でもお客様からのクレーム対応は、リピーターの損失を防ぐのに関係してくるので必ず学習するようにしてください。

初めての独立ならewalu

ewaluの由来

ewaluは面貸しサロンを利用したいと考えている方と、美容室の仲介役として開業をサポートします。

ewaluでしか受けられないサービスについては、次の項目で詳しく解説してますのでご参考ください。

高収入を得られる仕組み

歩合制の場合、サロンに支払う料金相場は売上額の30~55%と言われていますが、ewaluでは20~40%なので比較的に負担は小さいです。

また店舗内で物販を行っている場合、店販売上の全てを自分の利益にできるので、定期的に購入してくれるお客様を見つけられれば、安定した収入を得られるでしょう。

このようにewaluでは、業界内でも随一の給与待遇が受けられると評判なので、高収入を目指したいという方はぜひお問い合わせください。

資金調達の負担ゼロ

ewaluでは、開業時に必要な資金のほとんど全てを負担してくれるので、貯金が無くても最短3か月ほどで独立することが可能です。

資金調達は書類の用意や審査など手間や時間がかかる工程も多いので、複雑な申請が苦手な方でも安心して経営することができるでしょう。

集客施策をアドバイス

開業する場所やターゲット層によって効果の高い集客手段は違うので、集客経験のない人が急に対策を立てるのは難しいことです。

しかしewaluはネイリストとして現場で働いてきた経験と、広告業界で美容系の求人を担当していた経験のある経営者が協力して立ち上げた会社ですので、困ったときには的確なアドバイスをもらうことができます。

実際に顧客0人で開業した人からは「初期サポートや集客アドバイスのおかげで、4年間安定して経営することができた。」という声もあり、満足度は非常に高いです。

美容業界、広告業界の2つの視点から意見が聞けるのはewaluだけなので、気になる方は一度ご相談ください。

まとめ

ネイルサロンの開業

現在ネイリストはフリーランスや自宅サロンのように小規模で活動している方の割合が最も多く、新規客の取り合いが起こっている状況です。

そのため集客の知識が不十分だと、せっかくのお客様もリピートに繋がらず、なかなか収入が安定しません。

しかしewaluを利用すれば開業前から集客の講習を受けることも出来るので、ライバルに差をつけてスタートを切ることができるでしょう。

これから独立することを考えている方は是非ewaluも選択肢の一つにしてみてください。

独立したい方はこちら

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