アイリストの歩合相場はどのくらいなのでしょうか?

これからアイリストを目指す方や、アイリストに転職しようと考えている方は、気になることでしょう。

この記事は、歩合の相場や雇用形態別の収入や、給料を上げるための方法などについて解説した内容です。

株式会社ewalu(エワル)で開業した多くのアイリストが、収入UPを達成しており、平均月給は47万円の実績があります。

ぜひ最後まで読んで参考にしてください。

アイリストの歩合相場はどのくらい?

アイリストの歩合相場はどのくらい?

アイリストの歩合制について

歩合制とは、個人の成績や成果に対して報酬を支払う給与体系のことです。

固定給は出来高に関係なく決まった金額が支払われますが、歩合制は売上や成績に応じて給料が変化する特徴があります。

アイリストの歩合制は、主に下記の2種類です。

Check
  • 基本給+歩合給
  • 完全歩合制

基本給+歩合給は正社員が多く、完全歩合制は業務委託のケースが多いです。

面貸しも場合によっては歩合制のケースがあります。

次からは、業務委託/正社員/面貸しに分けて、歩合の相場を見てみましょう。

業務委託の場合

東京 神奈川 大阪
歩合 40〜60% 40〜55% 40〜50%
月給 20〜60万円 20〜50万円 20〜50万円

歩合の相場は、エリアや経験年数によって変わりますが、大体施術料金の40〜50%が相場になります。

上記の歩合に、指名や店販の手当がプラスされ、さらに収入UPが見込めるでしょう。

手当については、アイリストがもらえる手当で詳しく解説していますので、合わせてご覧ください。

正社員の場合

正社員は基本給+歩合給のスタイルで、歩合給は経験年数や売上によって大きく変わってきます。

ここでは、2つのサロンでの給与体系をご紹介しましょう。

【サロンA】
固定給+営業歩合(9千円~16万円)+指名歩合(3千円~2万5千円)+店販歩合(0~2万円)

【サロンB】
基本給26万円+歩合(個人売上から5~10%バック)

サロンAでは、営業成績や指名、物販などのように細かく分けて歩合を決めている一方で、サロンBは基本給を高めに設定して、歩合は売上で決めています。

このように、サロンによって歩合の決め方はさまざまであるため、自分にとって稼ぎやすい形を比較することが必要でしょう。

面貸しの場合

面貸しは、サロンで働いて得た売上から何割かをサロンに支払う仕組みで、歩合の相場は、50~70%になります。

例えば、1ヵ月の営業日が20日で売上50万円の場合、歩合が60%であれば、50万円×60%=30万円が収入です。

ewaluでも面貸し制度を採用しており、歩合は月の売上の60~80%と業界でも最高水準となっています。

開業者の歩平均月給は47万円で、努力次第で高収入を得ることは十分可能でしょう。

個別相談会を随時開催しておりますので、給与体系について詳しく知りたい方は下記のフォームからお問い合わせください。

アイリストの平均収入

アイリストの平均収入

アイリストの歩合の相場についてご紹介してきましたが、実際に得ることができる収入は、具体的にいくらなのでしょうか?

ここからは、下記の業務形態別に収入について解説していきます。

  • 正社員
  • 業務委託
  • パート/アルバイト
  • サロンオーナー
  • 面貸し

雇用形態別の収入まとめ

雇用形態 収入
正社員 ・経験者:23~26万円+歩合給
・未経験者:22~24万円
業務委託 25~40万円
パート/アルバイト 時給1,100円~
サロンオーナー 30万円~
面貸し ・時間制/月額制:営業日数や時間による
・歩合制:還元率50~70%

雇用形態別の収入の目安は、上記の通りです。

アイリストとして稼ぎたい場合、どの形態を選ぶと良いのでしょうか?

次の項目から、詳細を解説していきます。

正社員

東京 神奈川
経験者 月給25~26万円+歩合給 月給23~24万円+歩合給
未経験者 月給23~24万円 月給22~23万円

アイリスト経験者は即戦力となり、売上につながるため、歩合給が加算されます。

高い技術力があり、安定的な集客ができているベテランのアイリストであれば、月給30万円以上を稼いでいるケースも珍しくありません。

未経験者は、約1~3ヵ月の研修期間がありますが、その間も給料は支払われます。

技術や知識を身につけながら収入を得ることができるため、モチベーション高く学ぶことができるでしょう。

業務委託

業務委託で働く場合、サロンによって客単価や歩合は異なりますが、平均給料は25〜40万円の間が最も多い割合となっています。

サロンスタッフの平均給料は約23万円なので、スタッフ時代よりも稼ぎやすいと言われています。

ここでは、1つ例を挙げて収入をシュミレーションしてみましょう。

・客単価5,000円、歩合40%の場合

【1日あたりの収入(施術数7人)】
5,000円×40%×7人=14,000円

【1ヶ月の収入(20日営業)】
14,000人×20日=280,000円

施術をこなすほど給料が上がる完全歩合制のため、集客力を上げて、技術力を磨いていきましょう。

アルバイト/パート

アルバイトやパートの募集では、週に◯日や1日◯時間のように、サロンによってさまざまです。

給料も勤務時間で算出されるため、得られる収入額も変わってくるのです。

求人ボックス給料ナビによると、アルバイト/パートの平均時給は1,100円となっており、経験や能力によって前後します。

中には経験者の時給が1,400円以上で募集しているサロンもあり、高収入を目指すことも可能です。

子育てや家事で長時間働くことが難しいアイリストもいるため、相場は出しにくく、その人の働き方次第になってくるでしょう。

参考:求人ボックス 給料ナビ

サロンオーナー

ある程度の経験を積んだらサロンオーナーとして働く方もいます。

サロン経験年数によっても変わってきますが、ベテランであれば月給30万円以上も珍しくありません。

例えば、個人サロンで従業員3人を雇っている場合の、オーナーの収入を計算してみます。

  • 従業員1人あたりの売上:50~60万円
  • 3人の売上額:約170万円
  • 経費:120万円(家賃・人件費・光熱費・材料費など)

収入=売上-経費
170万円-120万円=50万円

年収にすると600万円で、税金などを引いても、日本の平均以上の収入を得ることができると考えられます。

さらに、個人で経営する場合は、人件費がかからないため、店舗で働くよりも大きな収入が見込めるでしょう。

面貸し

面貸しはサロンと雇用契約を結ばず、サロンの空いているスペースをアイリストに貸し出すシステムです。

面貸しを利用して働く場合は、サロンで得た収入の一部や場所代をサロンに支払います。

支払い方法としては、『時間制/月額制』と『歩合制』があり、それぞれの特徴は下記の通りです。

Check
  • 【時間制/月額制】:設定時間の料金を払えば、売上は全て給料として得ることができる
  • 【歩合制】:およそ50~70%の相場でアイリストの収入になる

ここで具体的な収入例を計算してみましょう。

【営業日が月20日で50万円を売り上げた場合】

・時間制
1日の利用料金:1万円
50万円-(1万円×20日)=30万円

・歩合制
還元率:60%
50万円×60%=30万円

アイリストの年収については、下記のページで詳しく解説していますので、合わせてご覧ください。

アイリストのボーナス事情

アイリストのボーナス事情

アイリストのボーナスは、どのような仕組みになっているのでしょうか?

固定給と歩合制によってボーナス事情は変わり、支給頻度や金額もサロンによって特色があるのです。

次の項目からは、2つの場合に分けて詳しく解説していきます。

固定給の場合

固定給の場合は、他の業種と同様で、年に1~2回正社員のみに支払われることが多いです。

支給額は技術力や成績を考慮されるため、サロンによっては『賞与5~20万円』と幅を持たせて記載している場合があります。

また、『会社独自の評価基準』や『会社の業績や利益等で変動』などによって支給額が決定する場合もあり、過去の支給実績を確認しておくと良いかもしれません。

中には、指名数や売上によって、ボーナスを支給するか判断する基準を定めているサロンもあるようです。

無条件でボーナスがもらえるサロンは40%と言われており、実は少ない傾向であることをご存じでしたか?

一定の基準に満たなかった場合は、ボーナスがもらえない可能性もあるため、求人を探す際はボーナスの仕組みを把握しておくことが必要でしょう。

歩合制の場合

完全歩合制の場合だとボーナスはありませんが、還元率は能力に応じて上がっていくため、努力次第で収入UPは実現可能です。

また、歩合制を採用しているサロンの中には、保証給を設けているケースがあり、スキルや経験によってUPさせることができます。

基本的に『売上×50%』のように給料が決まっていきますが、保証給は売上に関係なく、保証されたお給料を受け取ることができるシステムです。

さらに、客単価UPや店販を行うことも、給料を上げるために重要な施策になります。

還元率だけではなく、+αで受け取れる手当についても注目してみると、給料を上げるポイントが見つかるはずです。

手当については次の項目で詳しく解説していますので、引き続き読んでみてください。

ewaluでは、技術売上を50万円以上達成した場合、歩合が2%UPの嬉しいボーナスがついてきます。

年数に関係なく売上達成に応じての高率歩合となるため、早い段階から収入を上げることも可能です。

詳細については、下記のお問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。

アイリストがもらえる手当

アイリストがもらえる手当

サロンスタッフで働く場合にもらえる手当についても、サロンによってさまざまです。

よく聞かれる手当としては、主に下記の3つになります。

Check
  • 指名手当
  • 店販手当
  • 資格手当

この他にも、技術手当、役職手当、遅番手当、結婚祝い手当などがありますが、ここでは上記3つの手当てについてご紹介します。

指名手当

指名料のあるサロンで、お客様がアイリストを指名する際に支払うことによって、アイリストに還元されるシステムです。

規模が大きいサロンや人数が多いサロンが、指名料を設定していることが多い傾向にあります。

指名料は、定額制やアイリストのキャリアや能力に応じた金額制などがあり、料金は数百円~のサロンが多いです。

還元率はサロンによりますが、相場としては1人につき300円~とされています。

店販手当

サロンで扱う商品を販売した際に、販売額に応じて手当がつくものです。

まつ毛専用の美容液やビューラーなどをお客様に販売できれば、サロンの大きな利益になることでしょう。

求人サイトを見てみると、還元率をサロン売上の10%に設定しているサロンが多いです。

技術力だけでなく営業力も、給料UPのために必要なスキルになるため、積極的に磨きをかけていきましょう。

資格手当

資格手当は、所定の資格や、アイリストに必要な技術が学べる資格を取得することで、給料に加算される手当になります。

売上や集客に関係なく、毎月受け取れる点が特徴です。

アイリストで施術する場合は美容師免許が必須ですが、その他にも管理美容師という資格を取得している場合は、3,000円加算されるサロンもあります。

また、アイリストに関する民間の資格があり、アイラッシュに関する理解をより深めることができるでしょう。

おすすめの民間資格は、アイリストが給料をアップさせる方法 資格取得などスキルアップを図るでご紹介していますので、合わせてご覧下さい。

アイリストが給料をアップさせる方法

アイリストが給料をアップさせる方法

条件の良いサロンに転職する

サロンスタッフで働いている場合、今の給料や待遇に不満を持たれている方もいるかもしれません。

歩合の割合や福利厚生、手当の内容はサロンによって異なるため、転職という形で別のサロンを探してみるのも1つの方法です。

同じスキルでも条件のいいサロンに転職すれば、給料UPもできるでしょう。

アイリストはアイラッシュだけではなく、美容室やトータルビューティーサロンでも重宝されます。

美容室やトータルビューティーサロンで働くメリットは、下記の通りです。

  • 美容師免許を活かして、掛け持ちで美容師として活動もできる
  • ヘアやネイル、メイク、エステ、着付けなどの幅広い業務を通してスキルアップできる

このように、収入だけではなくスキルアップのためにも、視野を広げて働く場所を探してみると良いでしょう。

資格取得などスキルアップを図る

給料に直結する売上を伸ばすためには、リピーターを増やすことが重要になります。

『リピート率UP=顧客満足度』と言われるほど、お客様が満足していただけるような技術力が求められるのです。

また、アイラッシュ業界はトレンドや最新の技術が生まれ続け、常に知識をアップデートしていくことが必要になってくるでしょう。

目まぐるしい動向に対応していくためにも、民間の資格を取得してスキルを磨いていくことがおすすめです。

多くのアイリストが取得している資格には、下記の3つがあります。

資格を取得することでお客様の信頼につながり、指名数UPが期待できるため、ぜひ挑戦してみてください。

店長のような管理職を目指す

経験を積んだ後に、店長やマネージャーなどの管理職になると、基本給の増加や役職手当が支給されることが多いです。

女性アイリストの割合は約8割で、他の美容業界と比べても高い傾向にあります。

そのため、結婚や産休で退職したり長期休暇を取ったりする場合が多く、キャリアアップの機会を得やすい環境なのです。

早い方だと2年ほどで店長に昇進できたケースもあるため、スピード感をもってキャリアアップを目指したい方は、管理職を目指してみても良いかもしれません。

月収の目安は30~40万円程度になり、年収だと450万円前後が相場になります。

まずは、実現したいキャリアプランを明確にして、計画的な目標を立てていきましょう。

独立開業する

サロンオーナーとして開業すれば、600万円以上の収入を得ることも夢ではありません。

しかし、経営の知識が十分でないために、廃業に至ってしまうケースも決して少なくありません。

マツエクサロンの6割が、1年目で廃業に至ってしまう現状があり、リスクを抑えて開業したい方は注意が必要です。

また個人で運営する場合は、対応できる施術数や営業日数に上限があるため、売上が思うように伸ばせないという可能性も考えられます。

サロン運営に自信がない方は、業務委託や面貸しで独立すると、低リスクで開業できるためおすすめです。

ewaluでは面貸し制度で開業でき、多くのアイリストが収入UPに成功しています。

開業者の声をご紹介していますので、下記のページも合わせてご覧ください。

【成功例】ewaluの独立支援で高収入を実現

【成功例】ewaluの独立支援で高収入を実現

最後に、ewaluの独立支援で高収入を実現できた方をご紹介します。

この方は、顧客がほぼ0からのスタートでしたが、開業3ヵ月目からリピーターを徐々に伸ばし、10ヵ月目から90%前後のリピート率をコンスタントに出すことができました。

売上は、10ヵ月目に100万円を達成し、70万円近くの安定的な手取りを確保できています。

成功のポイントとしては、下記の3点です。

Point
  • 歩合が売上の60〜80%と業界最高水準
  • 好立地のサロンで集客がしやすい
  • リピート客を確保できている

弊社では、高歩合制度で売上の60~80%を収入として得ることができ、開業者の7割が前職よりも収入が上がったと実感いただいています。

平均月給は47万円、最高月給は92万円の実績も!

また、人が集まりやすい人気のエリアで開業できるため、集客に失敗するリスクを抑えることもできるでしょう。

弊社の開業者の8割が、顧客を持っていない状態からスタートしておりますので、ご安心ください。

さらに、安定的なサロン運営ができるように、経営の専門家によるコンサルティングを実施しています。

顧客や売上管理ができるツールのご紹介や、アイリストの個性を生かした経営プランのご提案を通して、理想のサロン運営がきっと実現できるでしょう。

詳細については随時説明会を実施しておりますので、下記のフォームからお気軽にお問い合わせください。

まとめ

まとめ

アイリストの歩合の相場や給料は、業務形態やサロンによってさまざまであることが分かりました。

自分に合わない働き方を選んでしまうと、得られる収入額が何十万円と変わる可能性も出てきます。

ewaluは、開業資金0円で高収入を叶えることが可能です。

「今よりも収入を上げて自由に使えるお金を増やしたい!」
「自己資金がなくても開業できるの?」

こんなお悩みをお持ちの方は、下記のフォームからお気軽にご相談ください。

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