マツエクサロンのオーナーになると年収はいくらになるのでしょうか?

マツエクサロンは、自宅サロンを思い浮かべる方が多いですが、実は他にもおすすめの開業方法はあるのです。

この記事では、これからマツエクサロンを開業しようと考えている方や、失敗のリスクが気になる方に向けた内容になっています。

年収についてはもちろん、自宅サロン以外のおすすめの開業方法についてもご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

マツエクサロンのオーナーについて

マツエクサロンのオーナーとは?

マツエクサロンのオーナーとは、マツエクやネイルなどのサロン経営や管理をする人のことです。

サロンを運営していくために、主に下記のような業務を行っていきます。

  • 収益を上げるための経営戦略
  • スタッフの教育
  • 集客UPにつなげるメニュー作成
  • 広告の出稿

サロンオーナーの形態としては、施術や接客を行う場合と、経営に専念する場合の2パターンがあります。

そのため、自分が実現したい働き方に合わせて業務形態を選択することが可能です。

高まるキャリアチェンジの意識

高まるキャリアチェンジの意識
株式会社GO TODAY SHAiRE SALONの調査によると、コロナをきっかけに働き方を変えようと検討した人は8割という結果になっています。

コロナが流行してから外出や人込みを控える動きによって、マツエクサロンやネイルサロンの利用者数には大きな影響がありました。

具体的には、美容サロンへ通う頻度が減り、通いやすさや自宅からの近さを重視する傾向が高くなったことで、コロナ前後でサロンを選ぶ基準が変化したと言われています。

都内では、経営を続けることが難しくなり、退職をしなければいけなくなったという方も多いようです。

また、希望する働き方としてフリーランス、独立が7割を占めており、オーナーという働き方を目指している人が増えているということが分かっています。

さらに、高収入が得られる働き方を望んでいる人は3割となっており、現職の収入に不満を抱えている人も少なくないようです。

マツエクサロンのオーナーになる際には、まずキャリアチェンジをして何を実現したいのか明確にすることが重要です。

目的が収入UPであれば、具体的な収入額を決めておくと良いでしょう。

廃業率から見る開業のリスク

廃業率から見る開業のリスク
中小企業庁の『中小企業白書』によると、マツエクサロンを含む生活関連サービスの開業率/廃業率が、上位に入っていることが分かっています。

この結果から、マツエクサロンは開業しやすい一方で、開業に失敗している人も多い傾向にあると考えられるでしょう。

また、企業の準備段階で生じた課題についての調査においては、『事業に必要な専門知識、経営に関する知識・ノウハウが不足していた』の割合が最も高く、次いで『資金調達方法の目処がつかなかった』が高いことが分かりました。

年代別に見ると、30代以下では事業・経営に必要な専門知識・ノウハウ不足の回答率が46.0%と、他の世代よりも高くなっており、開業のハードルが高くなっている様子がうかがえます。

つまり、経営スキルや資金調達の課題が解決できれば、開業の失敗も回避できるかもしれないのです。

オーナーになるための必要なスキルや資金調達についての詳細は、オーナーになるための様々な疑問で紹介していますので、合わせて読んでみてください。

マツエクサロンのオーナーになると年収はいくら?

マツエクサロンのオーナーになると年収はいくら?

独立してマツエクサロンのオーナーになった場合、一般的な年収額としては480~600万円とされてます。
一方で、求人ボックス給料ナビのデータによると、正社員の年収は約368万円であり、勤務先やスキルによって大きな差があるのが特徴です。

全体の給与幅としては、253~567万円と比較的広い傾向にありますが、独立すれば大きな収入UPは期待できるでしょう。

ewaluで開業した場合の報酬は、高歩合制度を採用しており、高収入を目指すことが可能です。

月の売上の60~80%を収入として得ることができ、多くの開業者が正社員時代よりも収入UPを達成しています。

中には、収入が3倍に跳ね上がった方も!

今よりも収入を上げたいと考えている方は、ぜひ弊社の開業支援をご検討ください。

まずはお気軽に下記のお問い合わせフォームからご連絡ください。

オーナーの仕事内容とは?

 
オーナーの仕事内容とは?

オーナーは安定的なサロン運営を行っていくために、利益を上げ続けていく必要があります。

普段のオーナーが行っている仕事には、どのようなものがあるのでしょうか?

主には、下記の3つが挙げられます。

  • サロン運営のマネジメント
  • 集客
  • 採用・スタッフの教育

詳しく解説していきます。

サロン運営のマネジメント

サロンが問題なく運営できるように、管理者としてマネジメントを行う必要があります。

もちろん、売上を上げて利益を生み出すことも大切ですが、支出をいかに抑えるかも重要な課題です。

具体的な取り組みとしては、下記のようなものがあります。

  • 経費削減
  • 最新設備の費用対効果の分析

また、お客様の施術時間を考慮して、単価UPにつなげる方法を考えるような経営戦略も、マネジメントにとっては重要です。

自分で完結するだけではなく、スタッフにも経営方針を共有して、円滑なサロン運営を行っていきましょう。

さらに、化粧品や美容機器などの店販を行う場合は、選定発注、在庫管理もオーナーの業務です。

紛失や破損、過剰な在庫数をかかえてしまうと、サロンの売上の悪化につながりかねないので、店卸やストックルームの管理も考えていく必要があるでしょう。

集客

前述した通り、マツエクサロンは開業のハードルが低く、ライバルが非常に多いため、開業してすぐにお客様が集まるわけではありません。

まずは集客施策を立てて、新規顧客獲得のためのマーケティングを行っていきましょう。

効果的な集客方法としては、下記のようなものがあります。

  • チラシ
  • SNS
  • ホームページ
  • キャンペーン
  • ネット予約サイト

新規顧客はもちろん、既存顧客のリピート率をUPさせて、全体の集客を上げていくことも重要です。

ただ、集客を実行して終わりではなく、課題点を改善して継続することで集客力が上がるようになります。

集客に充てる予算の計算・捻出も、オーナーの重要な役割であるため、宣伝広告費の管理も行っていきましょう。

採用・スタッフの教育

スタッフを雇う場合、労務管理や人材育成、採用計画もオーナーの仕事になります。

スタッフの教育は、顧客満足度の向上や、集客や売上にも大きく関わってくるため、非常に重要な取り組みと言えるでしょう。

そのためにも、技術レベル向上のための研修を行ったり、スタッフが活躍できるような制度を整えたりすることが求められます。

また、スタッフの労働時間の管理といった労務も、働きやすい環境を整えていくための重要な業務です。

このように、スタッフのスキルアップと長く働き続けられる環境を整えていくことで、お客様だけではなく、スタッフにとっても良いサロンを作ることができるでしょう。

オーナーになるための様々な疑問

 
オーナーになるための様々な疑問

マツエクサロンのオーナーを目指している方の中には、

「まず何をしたらいいのか分からない!」

と悩んでいる方もいるのではないでしょうか?

ここからは、マツエクサロンのオーナーに関するさまざまな疑問について、解説していきます。

資格は必要?

サロンオーナーになるために必要な資格はありませんが、お客様に施術を行う場合は美容師免許が必要です。

厚生労働省が指定した美容師養成施設に入学して、2年以上所定の課程を修了したのちに、国家試験を受けることができます。

美容師試験の合格後は、免許申請をして美容師名簿に登録ができれば、美容師免許の取得が完了です。

美容師養成施設には、下記の3種類があります。

  • 昼間課程
  • 夜間課程
  • 通信課程

それぞれに特徴があり、働きながら免許の取得も可能なため、自分に合った取得方法を探してみると良いでしょう。

開業資金はいくら?

マツエクサロンの開業資金の内訳としては、下記の通りです。

物件取得費 50~200万円
内装工事費 20~100万円
設備/備品購入費 30~50万円
宣伝広告費 5~30万円
合計 105~380万円

実際にかかる費用は、サロンの立地や規模などによって大きく変わってきます。

なぜならマツエクサロンは、大掛かりな設備や広いスペースがなくても施術ができ、事業用ではなく賃貸マンションの一室を借りて営業することもできるからです。

事業用物件では、契約の際に保証金を含んだ家賃の5~8倍ほどの金額が必要とされています。

一方で、賃貸マンションであれば敷金や礼金のみで契約でき、自宅サロンであれば物件取得費はかかりません。

開業費用を抑える方法として、助成金の活用がおすすめです。

マツエクサロンの開業で活用できる助成金としては、下記のようなものがあります。

それぞれの補助金で要件や助成額は異なってくるため、事前に確認しておくと良いでしょう。

開業に必要な届出はある?

開業に必要な届出は、主に下記の2種類があります。

  • 美容所開設届
  • 開業届

美容所開設届は、開業するエリアを管轄している保健所へ提出します。

提出後に保健所の職員による立入検査があり、自治体の安全・衛生基準を満たしていれば営業許可を得ることが可能です。

渋谷区の理容所・美容所の手引きを例に挙げていますので、参考にしてみてください。

開業届は、サロンをオープンしてから1ヵ月以内に管轄の税務署に提出します。

提出をしなくても原則的に罰則等はありませんが、「最大65万円の税額控除が受けられる」などのメリットがありますので、美容所開設届と合わせて提出すると良いでしょう。

求められるスキルは?

オーナーに求められるスキルとしては、下記の4つが挙げられます。

  • 経営スキル
  • 法律や規制に関する知識
  • 集客スキル
  • コミュニケーションスキル

経営や集客、コミュニケーションスキルは、サロンを運営していく中で必要であることは、前の項目でも解説してきました。

もう一つ忘れてはいけないのが、法律や規制に関する知識です。

特定取引法や薬事関係法規など、サロンオーナーになる前に身につけておくべき知識は数多くあります。

もし、法律を知らずに規制違反をしてしまった場合、サロン営業が停止になってしまう可能性があるため注意が必要です。

知識を身につける方法として、中小企業診断士の資格取得があります。

経済学や運営管理、経営法務についても学べるため、運営に必要な条件を理解することができるでしょう。

サロン運営で失敗しないポイントについて解説している記事もありますので、合わせてご覧ください。

マツエクサロン経営で失敗しないためのコツは?経営サポートについても解説

スキルの身につけ方は?

上記のようなスキルの身につけ方としては、主に下記の4つがあります。

  • 独学
  • スクール
  • セミナー
  • 独立支援

それぞれの特徴をまとめた比較表は、下記の通りです。

独学 スクール セミナー 独立支援
気軽さ
モチベーション
専門性
人脈

独立支援であれば、開業の準備だけではなく、経営や集客に関する知識も学ぶことができるため、おすすめです。

ewaluの独立支援では、1人ひとりに合わせたペースで開業を支援していくため、疑問点があれば、弊社のスタッフが丁寧に解決していきます。

開業するにあたって必要なスキルに自信がない方は、一度弊社にご相談ください。

個人経営は儲かるの?

マツエクサロンの個人経営というと、自宅サロンを検討する方も多いのではないでしょうか?

自宅サロンは、自宅の一部をサロンとして利用するため、物件を新たに探す手間や通勤時間を省くことができます。

しかし、開業のための費用や届出が必要なため、資金がない方やすぐに開業したい方にはあまりおすすめできないと言えます。

自宅サロンで開業するメリット/デメリット、年収の詳細についてはこちらの記事も合わせてご覧ください。

さらに手軽に開業したい方は、面貸しサロンを利用してみるのも1つの方法です。

次の項目で詳しく解説しますので、引き続き読んでみてください。

独立の失敗を抑えたいなら面貸しサロン

 
独立の失敗を抑えたいなら面貸しサロン

面貸しサロンとは?

面貸しサロンとは、サロンの一部を借りてフリーランスとして独立した形で働く形態のことを指します。

アイリストの働き方は、マツエク業界の進歩とともに発展しており、面貸しは今注目を集める営業形態の1つです。

よく業務委託と同じだと認識している方もいますが、厳密に言うと異なる業務形態になります。

主な違いとしては、下記の通りです。

業務委託 面貸し
売上 サロンに帰属 アイリストに帰属
顧客 サロンが集客 アイリストが集客

面貸しの場合、売上は全てアイリストのものになりますが、そこからサロンの利用料を支払う必要があります。

ewaluでも面貸し制度を採用していますが、歩合の割合は業界最高水準であり、開業者の平均収入は47万円となっています。
現職よりも高収入を目指すことができる環境が整っていますので、弊社の報酬制度について気になる方はお気軽にお問い合わせください。

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面貸しサロンのメリット/デメリット

面貸しサロンのメリット/デメリットには、どのようなものがあるのか見ていきましょう。

メリット

  • 拘束時間が少なく、働き方が自由
  • 独立開業のハードルが低い

面貸しであればサロンが決めたシフトで働く必要がないため、自由に働き方を決めることができます。

例えば、下記のような形で働くことが可能です。

  • 午前中は他の仕事で、午後から面貸しサロンで働く
  • 予約が入っていない時間帯で育児や家事を行う

このように業務外の私用やWワークと同時進行で働くことができるのがメリットです。

また、独立には資金面や知識面でネックとなる場合がありますが、面貸しであれば、家賃や内装工事費がかからず、リスクを抑えて開業することができるでしょう。

デメリット

  • 収入は変動する
  • 福利厚生は利用できない
  • 集客/ブランディングは自分で行う

サロンスタッフ時代とは異なり、売上がなければ収入はゼロになってしまいます。

面貸しを利用する際は、お客様の予約状況次第では、収入が全く入らない可能性があることを忘れてはいけません。

また、面貸しサロンは雇用関係を結ばないため、社会保険に加入できません。

例えば、結婚や出産に関する手当や制度が受けられない、厚生年金に加入できないなどは知っておきましょう。

さらに、集客やブランディングは全て自己責任で行っていく必要があります。

サロンスタッフ時代のようにサロンが行ってくれるわけではないため、ある程度の知識やスキルは身につけておかなければいけません。

ewaluでは、集客や運営に関する効果的な方法を、経験豊富な担当者がご提案いたします。

マンツーマンで分かりやすくサポートいたしますので、サロン運営に不安を抱えている方はお気軽にお問い合わせください。

面貸しサロンに向いている人

面貸しサロンに向いている人は、下記のような人が挙げられます。

  • アイリストとしての経験を十分に積んできた人
  • サロンを開業する資金や経営の知識について不安を持っている人
  • なるべく早く開業をしたい人

面貸しサロンの特徴としては、物件の契約と設備の準備が必要なく、すぐにアイリストとして営業ができるという点です。

育児や介護で開業準備にかける時間がなかなか取れない、既存のお客様のために早くサロンをオープンさせたいという方は、面貸しサロンの活用が向いているでしょう。

面貸しならewaluがおすすめ

 
面貸しならewaluがおすすめ

弊社でも面貸しでサロン開業ができ、多くのアイリストが独立開業を成功させています。

開業満足度は94.6%で、7割の方が収入UPを実感!
理由としては、下記のようなポイントが挙げられます。

  • 歩合率は60~80%で業界最高水準
  • 人気のエリアで開業ができ集客がしやすい
  • 経営や集客について学ぶことができ、サロン運営に活かせる

開業者の平均月給は47万円、最高月収は92万円の実績があり、中には前職の3倍になった方も!

開業エリアはご希望のエリアを選ぶことができるため、人が集まりやすい立地で高い集客力が期待できるでしょう。

東京では、渋谷や表参道にあるサロンと提携しており、オシャレな立地でサロン運営も可能です。

さらに、経営や集客に関する研修も充実しており、開業前の準備や申請も丁寧にサポートいたします。

実際に開業した方のリアルな声をご紹介していますので、合わせてご覧ください。

Tic Tok

まとめ

まとめ

マツエクサロンのオーナーになると、サロンスタッフ時代よりも高い収入を得ることが可能です。

しかし、集客や経営に関するスキルを身につけておかなければ、サロン開業が失敗に終わってしまいかねません。

個人で開業するのであれば、自宅サロン以外にも面貸しサロンがおすすめです。

ewaluでは、多くのアイリストの方が面貸しサロンで収入UPを実現しています。

1人ひとりに合わせた方法で開業をサポートさせていただきますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

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