世間的にはネイルは女性がするものという印象が強く、男性がネイリストを目指すことに偏見を持っている方も少なくないと思います。
しかし、以前に比べればネイルを嗜む男性も増えてきましたので、周りの目が気になってネイリストを諦めていた男性は一歩目を踏み出すチャンスです。
今回はプロのネイリストを目指す男性に向けて、男性ネイリストのキャリアステップや高歩合の開業方法について解説していきます。
ewaluでは多くの開業者を支援し、成功に導いてきた経験や実績があり、利用者の94.6%の方からは絶大な支持をいただいています。
「こだわりや個性を生かして働きたい。」、「今よりも収入を増やしたい。」という方にはピッタリの働き方かと思いますので、下記バナーからお気軽にご相談ください。
いま男性ネイリストのニーズが高まっている理由
男性ネイリストの存在は男性客と女性客の両方にメリットがあるため、需要が高いようです。
多くの指名客を獲得したい方は、この記事を読んでお客様が実際にどのようなことにメリットを感じているのかを考え、行動できるようにしましょう。
下記の表では、男性客と女性客がネイルをする目的と、男性ネイリストを指名する理由についてまとめてみましたので、どうぞご確認ください。
女性客 | 男性客 | |
---|---|---|
ネイルをする目的 | おしゃれのため | 身だしなみを整えるため |
男性ネイリストを指名する理由 | ・男性目線からのアドバイスを聞ける ・男性ウケの良いデザインを提案してもらえる |
・女性ネイリストに長時間施術を受けるのは緊張する ・男性もいるネイルサロンだと安心して通いやすい |
女性客は男性ネイリストのネイルの技術や接客に、男性客は男性ネイリストが働くサロンの雰囲気に魅力を感じています。
プロのネイリストを目指す方は男性と女性、どちらの要望にも応えられるようにスキルアップをしましょう。
実際の男性ネイリストの割合
男性ネイリストと女性ネイリストの比率に関する正確なデータはありませんが、女性ネイリストに比べるとその数は明らかに少ないです。
しかし今後はメンズネイルの需要拡大とともに、市場規模も拡大し、男性ネイリストが活躍する機会も増えてくると予想できます。
ネイル業界に足を踏み入れようか迷っている方は、ライバルが少ないうちにデビューし、ネイリストとしての地位をいち早く確立していくと良いでしょう。
男性ネイリスト向けの求人はあるの?
ネイリストというと女性の職業のイメージが強いですが、男性でもネイルサロンの求人に応募すること自体は可能です。
今回は男性ネイリストの求人数について気になっている方もいるかもしれないので、リジョブで掲載されているネイリストの求人から、男性ネイリストの募集割合を調べてみました。
サイトに掲載されているネイルサロン全体の求人数は、東京都と大阪府のエリアで合わせて1010件あります。
一方で『未経験/男性歓迎』のキーワードで絞ってみると、東京都では50件、大阪府では12件と、合わせても62件しかなく、男性を受け入れてくれるサロンが約6%しかありませんでした。
この数字を見ると、就職先を探すだけでもかなり難易度は高いように思えますが、就職前にネイルの資格に挑戦し、やる気をアピールできれば希望のサロンに採用される確率は十分高いです。
ネイルの資格については下記のページで詳しく解説してますので、併せてご覧ください。
ネイリストは資格が一切必要ない職業ですが、独立を機に『もっとスキルを磨きたい』、『腕試しがしたい』という理由でネイルの資格試験に挑戦する人は多くいます。 しかし資格勉強のためにスクールに通いたくても、通学にかかる時間や費用が原因で、独学の学習スタイルを選択せざるを得ない人も中には居るでしょう。...
男性ネイリストの年収
男女でネイリストの年収に大きな差はありませんが、役職/資格/指名の有無によってそのネイリストの収入は前後します。
求人ボックスのデータによると、ネイリストの平均年収は383万円であり、残念ながら日本の平均年収には及ばない結果となっています。
しかし男性ネイリストの場合は、マネジメントや経営者を兼任/専門にする形で活動する方も多く、独立開業すれば通常の会社員の給料を超えることが期待できます。
客席が5席ほどの小規模サロンのオーナーでも、経営の知識があれば年収900万円稼ぐことは可能なので、収入を上げたいという方は独立することも考えておきましょう。
経営の知識やノウハウについて、実践的に学びながら独立したいと考えている方は、ewaluを利用して開業することもオススメです。
ネイルサロンに勤めていて自分の実力がついてくると、腕試しとして自分のお店を開きたいと考える方も多くいると思います。 今回、初めての開業をなんとしても成功させたいと考えている方向けに、開業形態ごとの特徴...
男性ネイリストの強み/弱みとは
強み | 弱み |
---|---|
・男性目線からのアドバイスができる ・女性に比べて体力がある ・繊細で独創性がある ・マネジメント力がある |
・求人数が少ない ・女性からは敬遠されてしまう可能性もある ・ハンドモデルが見つからない |
強みから先にご紹介していきたいと思います。
男性ネイリストの強み
ネイリストとして成長するためには、男性ならではの強みを理解しておくことが大切です。
次の項目では詳しく解説してますので、どうぞご参考ください。
男性目線からのアドバイスができる
ネイルサロンに来るお客様の中には、純粋にコミュニケーションを楽しみにしている方も、多くいらっしゃいます。
女性には恋愛や仕事関係で、男性から意見が欲しい場面もあるため、会話することが好きなネイリストは人気が高いです。
ネイルは施術時間の1〜2時間は対面して作業を行うので、無言の状況が続くとお客様に退屈だと感じさせてしまい、離客に繋がることもあります。
快適な空間を提供することもネイリストの大事な仕事なので、コミュニケーション力は日頃から意識的に磨いていきましょう。
女性に比べて体力がある
ネイリストは基本的には座って作業をするので、楽な仕事というイメージを持っている方もいるかもしれません。
しかしそれは誤りで、長時間同じ体勢でいると知らない間にも疲労は蓄積し、肩凝りや腰痛の原因にもなります。
またその他にも、ほとんどのサロンでは勤務形態はシフト制なので、不規則な生活が体調不良を引き起こすことも考えられるでしょう。
一般的に男性は女性よりも体力面で有利なので、長く働きたい方には大きなメリットです。
繊細で独創性がある
繊細な作業は女性の方が得意という偏見を持っている方もいるかもしれませんが、実際にはそれは間違いで男性、もっと言うと男性脳の人の方が得意だと考えられています。
つまりネイルのような繊細な作業は、一つの物事を集中して行える男性脳の方が向いているのです。
細かな模様や緻密なデザインを好む方の要望に応えることができるのは、女性ネイリストにはない強みなので、プロのネイリストを目指す方は自分の強みを活かして、差別化を図るようにしましょう。
マネジメント力がある
男性脳と女性脳とでは思考のプロセスが異なるため、それぞれに得意な領域、不得意な領域があると言われています。
中でもマネジメントは競争/独占志向が強く、論理的に物事を考えられる、男性脳の人の方が適性が高いようです。
ネイリストとしての経験を生かして独立/開業に成功すれば、サロンオーナーとしての地位や肩書が手に入るので、人の上に立ちたいという気持ちが強い方は将来的に独立/開業も視野に入れておきましょう。
男性ネイリストの弱み
男性がプロのネイリストを目指すためには強みだけではなく、弱みも頭に入れておく必要があります。
次の項目では男性ネイリストの弱みとその改善策について詳しく解説していきますので、ご参考ください。
求人数が少ない
募集要項に明記されていなくても、男性ネイリストを受け入れていないサロンは多数あり、ネイル未経験の男性がサロンに就職/転職することは難しいです。
男性ネイリストが就職先を探す際のポイントを4つまとめましたので、どうぞご覧ください。
・男性客が多いサロンに応募する
・サロンの経営理念と自分の考えに差異はないか確認する
・自分の取り扱いたいデザインを提供しているサロンかを調べる
また長く働けるサロンを見つけるためには、就職後のギャップになりうる要素を排除していくことが大切です。
就職後のこと、将来のキャリアのことについてもしっかり考えて就職先を考えましょう。
女性からは敬遠されてしまう可能性もある
一般的にはネイルは女性のイメージが強いので、サロンの空間に男性がいるというだけでも、嫌悪感や抵抗感を持つ人も少なくありません。
男性が苦手なお客様もいるということを十分理解し、女性スタッフに担当を変わってもらうことも時には必要です。
もし新規のお客様を施術する場合には、男性スタッフが在籍していること、施術を担当することを事前に伝えるようにしましょう。
また男性スタッフとして働いていると、お客様から意地悪を言われ、精神的に参ってしまう場面も当然あるかもしれませんが、相手の気持ちをしっかり受け止め、その都度適切な対応を心がけてください。
ハンドモデルが見つからない
ネイリストは技術を磨くために、だれかの手を借りてネイルを練習することが必要です。
しかし男性ネイリストの場合、SNSの掲示板や街中の人に声をかけるという方法で、ハンドモデルを探そうと思っても不審に思われてしまい、なかなか見つけることができません。
そのためハンドモデルを探す際には、家族や協力してくれそうな友人に声をかけて練習台になってもらう必要があります。
協力的な友人が少ない方はハンドモデル探しに難航する可能性があるので、注意しましょう。
男性ネイリストのキャリアステップ
男性ネイリストがキャリアを形成をする場合、次の3ステップで進めるのが一般的です。
②ネイルサロンに就職する
③独立/開業をする
それぞれ順番に解説していきたいと思います。
資格取得をする
ネイリストは美容師免許や理容師免許などの国家資格は必要ありませんが、働くためにはサロンレベルのスキルを身につけることが不可欠です。
スキルの証明のためには、複数あるネイリスト資格の中でも特に信頼性の高い『JNECネイリスト技能検定試験』、『JNAジェルネイル技能検定試験』に合格することが求められます。
学習方法はいくつかありますが、正しい知識や基礎を備えるためにはネイルスクールで学ぶことがおすすめです。
JNA認定校のネイルスクールであれば、最短1年間ほどでプロとして現場で稼働するレベルまで成長することができますし、その後のサロン就職がスムーズに進められる可能性もありますよ。
ネイルサロンに就職する
資格に合格出来たら、ネイルサロンへの就職です。
男性がネイルサロンに就職する際には『男性スタッフ歓迎のサロン』、『未経験者の採用枠があるサロン』から、自分が働きたい場所を選択する必要があります。
求人を見つける方法は大きく3種類です。
・就職/転職エージェントを活用して自分の条件に近いサロンを探してもらう
・店舗のSNSやHPで募集しているところを探す
大抵の人は上の2つの方法を使うと思いますが、サロンによっては求人票に掲載がないことや、エージェントを活用しても要望と違うサロンを提案されることもあり、好みのサロンが見つからないこともあります。
就職先の選択肢を増やすためにも、すべての方法を使い分けられるようにしておきましょう。
独立/開業をする
ネイルサロンでスタッフとして働いている間はお客様から指名をもらえれば稼げる可能性はありますが、満足できるほどの収入をもらうことは難しいです。
サロンスタッフでは稼げる額に限度があるので、今以上に収入を増やしたい場合には独立/開業することが必要でしょう。
ですが、初めての開業となると分からないことも多く、相談相手がいない状況では開業準備で行き詰ってしまいます。
ewaluでは、サロン開業に精通した担当者が適切なアドバイスを行い、経営が成功するまでの間は徹底的にサポートしますので、ご安心ください。
2024.07.29
【ネイリスト必見】独立で失敗しないための準備と知識について解説
ネイルサロンで働く人の中には今の職場に不満があり、自分の裁量をもって働くことに憧れを感じてる人も多くいるのではないでしょうか。 この記事ではサロンの経験に関わらず独立したいと考えている方向けに、必要なスキルや独立後の収入についてご紹介します。 ewaluで契約したお客様を対象にアンケート...
SNSで話題の男性ネイリスト塩見隼人さん
皆さんはテレビなどのメディアで、何度も取り上げられた経験のあるメンズネイリスト、塩見隼人さんをご存じでしょうか。
塩見さんは、池袋にある人気ネイルサロン『NAIL ZERO+』のオーナーであり、2か月先まで予約が取れないほどの人気ネイリストです。
塩見さんが得意としている技術は、お客様から要望を聞いてからすぐに細かいデザインを作れることで、カエル/チョコレート/いちごといったオリジナリティ溢れるネイルデザインを提供しています。
塩見さんの代名詞でもある『サメネイル』も、その場でお客様から要望を受け作成したもので、インスタグラムで1500万回以上も再生されているヒット作品です。
またネイルブックアワードでは、2018年から5年連続で表彰されたほか、2022年には殿堂入りという結果も残し、ネイリスト界では有名人になりました。
あなたも有名な男性ネイリストになるためにまずは、SNSで自分の仕事風景や独創的なネイルデザインを投稿し、ネイリストとしての活動をアピールしてみましょう。
男性ネイリストでもewaluなら独立可能
ewaluは女性の自立支援や働く環境の改善を経営理念としていますが、男性でも利用することができます。
次の項目ではewaluの特徴を3つご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
開業前に不安を解消できる
サロン開業に踏み切れない方の多くから「顧客0人から開業するのは不安。」、「失敗したらどうしよう。」というお声をよく耳にします。
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・SNSの活用方法
・ネイルの技術
・接客方法
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最大限こだわりを活かせる環境
ewaluでは店名/ロゴ/メニュー/インテリアなどを自由に決めることができるので、自分で一からサロンを作りたいという方にオススメの開業方法です。
お店で働いている時は決められたデザインしか提供できず、モヤモヤした気持ちもあった方もいるかもしれませんが、独立すれば自分の好みのデザインを施術することができます。
固定客獲得のために最新のトレンドやデザインを取り入れて、お客様の好みに合わせたオリジナルデザインを提案していきましょう。
収入アップの秘訣
ewaluでは施術売上の最大80%を自分のお給料にすることができるので、サロンでスタッフとして働いていた時よりも確実に収入を上げられます。
頑張った分だけお給料が増えるシステムなので、仕事のモチベーションにも繋がり、毎日が楽しくなるでしょう。
まとめ
ネイルサロンは女性社会なので、男性にとって肩身は狭いと感じるかもしれませんが、自分の強みを活かすことができれば、ネイリストとして必ず成功するはずです。
一流のネイリストを目指す方は、ネイルサロンで経験を積み、サロンワークを一通り行えるようになってから、独立/開業をしてみましょう。
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