ネイリストとして働いていると、職場環境や給料面が理由で独立を検討する人もいるでしょう。

ネイルサロンは資格も必要ないため、自宅でも簡単に開業することができます。

今回は、自宅開業ではいくら稼ぐことができるのか気になっている方のために、月収の計算方法と収入を上げるコツについて解説します。

ewaluでは利用者の平均月収が47万円で、ネイリストの平均月収よりも15万円以上も高い分布に位置しているので、今の収入に満足できていないという方に特にオススメしたい開業方法です。

下記のページから最短90秒で登録できますので、気になる方はぜひお問い合わせください。

自宅ネイルサロンの月収

月収

自宅ネイリストの月収例

早速ですが、自宅ネイルサロンの月収について下記の計算式を使いながら解説したいと思います。

①売上 - ②経費 - ③税金 = ④利益

ここからは計算が多いので、苦手意識がある方は拒否反応が出るかもしれませんが、一緒に頑張っていきましょう!

①売上

売上は、下記の式を用いて求めることができます。

・料金 × 客数 × 日数 = 売上
 7,500円 × 3人 × 20日 = 450,000円

②経費

自宅サロンで一か月にかかる諸経費は売上の1~2割と言われているので、先ほどの売上から計算すると次のような経費がかかります。

・売上 × 20% = 経費
 450,000円 × 0.2 = 90,000円

③税金

税金は確定申告時に支払うもので、1月1日から12月31日にかけての一年間で得た売上(収入)によって税率が決まるので、先に大体の収入の予想を立てておきましょう。

・1か月の売上 × 1年間 = 収入
 450,000円 × 12か月 = 5,400,000円

『収入』は売上の総額から経費を差し引いていないものを指し、『所得金額』は売上の総額から経費や控除額を差し引いた額を指すので、先に所得金額について求めることが必要です。

・収入 - 1年間の経費 - 控除額 = 所得金額
 5,400,000円-1080,000円-427,500円=3,892,500円

自宅ネイルサロンでかかる税金は、主に所得税や住民税、個人事業税、保険料の4種類があります。

所得金額が上記の額であれば、税金にかかるお金は1か月当たり12万円程でしょう。

個人事業主の納める税金

④利益

①~③で求めた式を利益の式に代入すると、自由に使える分のお金が分かります。

・売上 - 経費 - 税金 = 利益
 450,000円 - 90,000円 - 120,000円 = 240,000円

スタッフ時代との比較

自宅ネイルサロン 24万円
スタッフ時代 16~30万円
ewalu開業 47万円

自宅ネイルサロンと正社員スタッフの月収はこのような差があります。

次の項目では、自宅ネイルサロンとスタッフの特徴について簡単に比較してみましたので、メリット/デメリットについて知りたい方はご覧ください。

ewaluは業界内で最高の報酬制度で、開業者の多くが40万円以上の月収を獲得しています。

さらに技術売上50万円以上の方は通常の月収に2%上乗せした額の給料がもらえるので、利用する際にはまずは売上50万円を目指して頑張ってみてください。

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月収の違い

自宅ネイルサロンは単価や集客力によって利益を出すことができるので、収入の上限はありませんが、下限も存在しないのでお客様が来なければその月は赤字ということもあり得ます。

一方スタッフとして働く場合、20~40代にかけて月収にばらつきがあるものの、給料は安定していると言えるでしょう。

ネイルサロンを個人経営をしている方の給料について知りたい方は、下記のページで解説してますのでご参考ください。

集客の違い

スタッフ時代はお店側(オーナー)が主体的に集客を行ってきたため、気づきづらいのですがサロンにとって最大の課題とも言えます。

特にネイルサロンは開業時に資格や厳しい条件等が存在しないので、個人でも開業しやすく、ライバル店もそれだけ多く存在します。

ライバルの多さは集客の難易度にも直結するので、自宅でネイルサロンを開業する際には注意が必要です。

自宅ネイルサロンの廃業率のリアル

リアル

皆さんはネイルサロンの廃業率についてご存じでしょうか。

美容業界は生き残っていくのが厳しい業界で、1年間の廃業率は60%、3年間では90%に及ぶと言われています。

ネイルサロンは気軽に開業できる分、事前準備をしっかり出来ていない人が多く、失敗につながりやすい職業です。

開業前の準備がサロン成功率の90%を握っているとも言われているので、準備は怠らないようにしましょう。

自宅でのネイルサロン経営は儲からないと言われている理由

一般的に、自宅でネイルサロンを開業すると儲からないと言われています。

  • 競合が多い
  • 集客が弱い
  • お客様から怖いと思われる

次の項目からは、儲からない理由を上記の3点に分けて解説したいと思います。

競合が多い

ネイルサロンは資格が不要で開業しやすいので、競合も多くなりやすいことは先ほど説明しましたが、ライバルが多い環境で勝ち抜くことはそう簡単ではありません。

具体的な店舗数を国内最大級のサロン予約サイト『ホットペッパービューティー』で検索したところ、東京都では約5,000店舗、大阪府では約2,700店舗あるようです。

ネイルサロンの増加率はコロナ禍で一旦落ち着いたものの、需要の伸びとともに2024年では再び増加し続けています。

2024年の市場規模は1390億円であり、これからも店舗数は増加していくと考えられているため、これから独立開業する方は競合と差別化するためのアイデアを考案していきましょう。

集客が弱い

お客様はサロンを選ぶ際に価格やデザインだけでなく、立地も判断材料にしています。

あなたもお店を探すときに『どの辺りにあるのか』、『駅から近いのか』は必ず調べるのではないでしょうか。

サロンを開業する際には、自宅サロンであっても住所を公開する必要がありますが、正確な場所を開示することはプライバシー上良くないので、全てを掲載することができません。

ホームページやSNSなどに住所を掲載しようと考えている方は『◯◯駅から何分圏内』といった書き方をするようにしましょう。

お客様から怖いと思われている

自宅サロンは人通りの少ない場所にあることも多く、その地域に初めて足を運ぶ人にとっては、来店しづらいと感じるかもしれません。

来客数を増やすためには『顧客情報の管理の徹底』と『トラブルがあった場合の対応方法』の部分でも、お客様を不信にさせない努力が必要です。

またお客様の中には、自宅サロンを違法だと考えている方もいらっしゃるので、リラックスできる空間を提供し、安心安全なサロンであることを伝えましょう。

自宅でのネイルサロンの開業で失敗しないためのポイント

ポイント

自宅でネイルサロンを開業するのは簡単ですが、長く経営を続けることは難しいです。

下記の項目からは、自宅サロンで失敗しないためのコツを5つ解説します。

SNSなどで集客対策を行う

自宅サロンを経営する人の中には、集客にあまりお金をかけたくないという方も多いので、無料で運営できるSNSの利用も推奨しています。

中でも10~20代などの若めの年齢層はSNSの利用率が高く、ネイルのデザインを重要視しているので、写真を使ってアピールすることに強みがあるインスタグラムの運用をすると良いでしょう。

SNSは拡散力の高さも強みなので、独自性やアイデア力がある方が正しく運用すれば、爆発的にフォロワーを増やせるかもしれません。

リピーター(固定客)を獲得する

綺麗な爪先をキープするためには定期的なメンテナンスが必要になるので、ネイルサロンには3~4週間に1回のペースで通うのが理想と言われています。

そのため固定客を獲得することができれば、自宅サロンでも安定した収入を得ることも夢ではありません。

新規集客に苦手意識がある方は、まずは今いる顧客に真剣に向き合い、新メニューを開発したり、ウェルカムドリンクを用意したりと、自分がお客様だったら嬉しいと感じるサービスを考えていきましょう。

客単価をあげる

自宅サロンを開業する方は家事や介護などで家から離れられないことが多く、営業時間を短めに設定していることがあります。

営業時間が短いと一日の施術数も当然少なくなるので、売上を伸ばすことは難しいです。

売上を伸ばすためには、お客様に需要があるオプションを追加したり、一押しメニューを作って満足度の高いメニューを提供したりして、いかに単価を上げられるかがカギになります。

技術力をあげる

自宅サロンの場合、個人で経営することになるので、技術力そのものが集客に直結します。

ネイルのトレンドのデザインやカラーは時代によって変化するので、最新情報を取り入れるためのアンテナを張り巡らせておくことが重要です。

またネイルスクールや講習会に参加して、流行りのデザインや新技術について主体的に学ぶ意識をつけるようにしましょう。

自宅サロンならではのウリを作る

自宅サロンは立地が悪く、顧客からの信頼獲得が難しいため、店舗に比べてリピーターを確保するのに苦労するでしょう。

店舗サロンは基本的に売上を重視しているので、施術時間が短く納得のいく施術をすることができないケースが多いです。

対して自宅サロンは自分で施術時間を設定するので、1人1人のお客様にこだわりを持って仕事をすることができます。

お客様に満足のいくサービスを提供できれば、友達の家に遊びに行くような感覚でお店に来てもらえるので信頼関係も構築しやすいです。

また自宅サロンならではの温かみのある空間や非日常間を体験できるような内装づくりを工夫すれば、空間もウリにすることができるので経営の成功率が上がるでしょう。

ewaluの開業サポート

サポート

ネイルサロンを自宅で開業することのメリットはありますが、デメリットや注意点も多く、収入を増やすことを第一目標にしている人にはオススメできません。

ewaluでは美容室の空いているスペースを間借りして開業する、面貸しの仕組みを採用しているので、集客効果が高く、独立前よりも収入を増やすことが出来ます。

次の項目では、実際にewaluで開業した方の収入データをもとにいくらくらい稼げるのか解説していきたいと思います。

ママさんネイリストの収入データ

ewaluで開業した方の中には時短勤務でネイリストとして活動しながら普段は主婦をしている方も結構いらっしゃいます。

事例として、ママさんネイリストのAさんをご紹介しましょう。

Aさんは開業1か月目で60万円以上を獲得し、6か月目以降は安定して80万円近く稼いでいる実績があります。

6か月目以降の月収を手取りにすると50万円以上なので、サロン勤務の店長以上に稼いでいる計算になりますが、Aさんのすごいところは売上だけではありません。

集客も時短勤務でありながら、1か月に約90~100人のお客様を集めているのです。

これは1日に4~5人施術している計算になり、Aさんの時間の使い方や技術の高さももちろんですが、ewaluの手厚い集客サポートが開業者の助けになっていることが分かります。

ewaluでは他にも開業者に向けたサポートを数多く取り揃えているので、気になる方は下記のページをご覧ください。

まとめ

まとめ

ewaluでは開業資金0円でも安心してスタートすることができ、利用者の約95%が開業に成功しています。

面貸しサロンの半独立という形に興味があり、誰にも邪魔されないサロンが欲しいという方はぜひ一度ご相談してみてはいかがでしょうか。

開業したい方はこちら

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