ネイルが好きで仕事にしたいと考えている人の中には、サロン経験なしでも開業することが可能なのか、疑問に感じている人もいると思います。
結論から言うと、ネイリストの開業に経験の有無は関係ありませんが、サロン経験が少ない方ほど失敗する確率が高く、長期的に続けるのも厳しいのが現実です。
この記事では、ネイリストにサロン経験が必要な理由と、実際に習得できるノウハウについて解説します。
株式会社ewaluでは利用者にアンケートを取ったところ、7割以上が『こだわりや個性が出せる』環境に満足していると回答。
利用者の中には、大型サロンに勤務していた際にお客様との接し方に疑問を感じ『独立するならお客様に100%寄り添えるサロンにしたい』という強いこだわりを軸に開業している方もいらっしゃいます。
自分の理想のサロン像が明確にあり、独立を目指している方はぜひお問い合わせください。
サロン経験はなくてもネイルサロンは開業できる
ネイリストは民間資格はあるものの、施術をするのに必須な資格はなく、サロン経験がなくても開業できる女性に人気の職業です。
しかしネイリストは新規参入が難しい業界と言われていて、ネイルサロンの9割が3年以内に廃業しているというデータもあります。
全くの知識なしで開業すると、経営がスムーズに進まず失敗にも繋がりやすいため、サロン勤務未経験の人は、経営ノウハウやサロンワークの経験を身に着けてから開業するようにしましょう。
下記の記事では、どうしてもサロン経験なしで開業したい方向けに、成功事例をご紹介していますのでどうぞご参考ください。
2024.08.23
ネイリストはいきなり独立しても大丈夫?資格なしでも問題ないのかについても解説
ネイリストはサロン経験がなくても、いきなり独立することはできるのでしょうか? この記事では、サロン未経験でネイリストとして独立を検討している方に向けて、下記の内容について解説します。 サロン未経験で独立するのはやめた方がいいの? サロン経験なしで成功した人はいる? 独立を成...
資格を持っていなくても違法ではない
ネイルサロン開業の時には何か資格を持っていないと違法になってしまうのでは?と不安な方もいるのではないでしょうか。
ヘアサロンやマツエクサロンなどの美容系サロンは、美容師免許を取得していなければ施術が出来ませんが、ネイルサロンであれば免許の取得は必要ありません。
しかし独立するなら、民間資格は技術力の証明のために取得しておくことを推奨します。
独立までに取得すべき民間資格を3つご紹介します。
- JNECネイリスト技能検定試験2級
- JNAジェルネイル技能検定試験上級
- JNAフットケア理論検定試験
最近ではジェルネイルの需要が急増しているため、ジェルネイル技能検定試験は最上位資格の上級まで取得していることが好ましいです。
2024.07.30
ネイリストの独立支援を紹介!資金負担や経営サポートについて解説
ネイリストとしてサロンで働いている人、これから転職しようか迷っている人の中には、いつか自分のネイルサロンを開業しようと夢見ている方も多くいるはずです。 今回は独立を検討しているものの、資金面や経営面で不安がある方のために、独立で失敗しないためのコツとewaluの独立支援サポートについて解説しま...
自宅サロンでも開業可能
ネイルサロンは開業する場所の決まりはなく、自宅や賃貸マンションで開業する場合でも資格は要らないため、プライベートサロンとして開業する方も多数います。
また開業場所がどこであっても、独立して個人事業主になる場合、開業届や確定申告などの手続きは必須事項なので、提出日に間に合うように計画的に進めておきましょう。
ewaluでは開業準備から始まり、開業後も親身になって相談事を聞いてくれるので、初めての開業でも心配ありません。
詳細なサポート内容については、下記のサイトをご参考にしてください。
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ネイルサロンのオーナーになるためならば問題ない
もちろん施術者としてではなく経営者としてサロン運営に専念するのであれば、ネイルサロンでの経験は必要ありません。
実際にネイルサロンのビジネスに魅力を感じ、起業をする方も多く、男性でオーナー業をする人も増えてきました。
もしオーナー業に専念する場合にはサロンを円滑に運営するために、開業の流れや経営知識を身につけ、サロン内には勤務経験のあるスタッフを複数人雇用しましょう。
サロンで勤務したことがある人がスタッフなら、ある程度サロンワークは一任することができますし、余計な口出しで従業員の満足度を下げることもありません。
開業の流れで不安点がある方は、下記の記事でも詳しく説明しているので、ぜひ参考にしてください。
ネイルサロンに勤めていて自分の実力がついてくると、腕試しとして自分のお店を開きたいと考える方も多くいると思います。 今回、初めての開業をなんとしても成功させたいと考えている方向けに、開業形態ごとの特徴...
サロン経験がないと成功が難しい理由
ネイリストは、サロンの勤務経験の有無に関わらず開業することができますが、勤務経験のない人はある人に比べると、技術や知識が足りていないので不利なのは間違いありません。
また外部で技術や知識を学ぶだけであれば講習やスクールに通う方法もありますが、現場のサロンワークでは学べる内容の濃さが違うので、独立前にはネイルサロンに勤めることをオススメします。
次の項目からは、サロン経験がないと成功が難しい理由についてまとめました。
そもそも競合店舗が多いから
ネイルサロンは誰でも開業できる業界であることから、競合店舗も多く存在します。
競合店舗が多いほどお客様の選択の幅は広く、自分のお店を選んでもらえる可能性は低くなるので、出店場所には注意が必要です。
開業する際には、出店予定のエリアに競合サロンがどの程度あるのか、そのサロンの強みやコンセプト、ターゲット層などについても細かく調査すると経営のヒントを得られるでしょう。
サロンワークを理解していないから
当然ですが、サロンワークの理解度もサロンの成功に大きく関係しています。
サロンワークと聞くと、ネイルケアやネイルアートを初めとした『施術業務』が最初に思い浮かぶと思いますが、ネイルサロンで行う業務は下記のものも該当すると覚えておきましょう。
- 接客
- 予約管理
- クレーム対応
- 開店/閉店業務 など
『施術業務』以外のサロンワークを丁寧に行うことは、お客様と良好な関係を築く上でも重要になるということも念頭においてください。
例えばお客様の仕事やお休みの日の過ごし方などを会話の中から引き出せば、希望に沿ったデザインを提案することができますし、クレームをいただいた時の適切な対応方法を知っていれば、離客防止にも役立つでしょう。
業界のトレンドを把握できていないから
2000年代に入り、海外で流行していたジェルネイルが日本に入ってきてからというもの、ネイルのトレンドの移り変わりは、激しさを増してきています。
最近ではマグネットやフレンチ、チークネイルなどの需要が高く、シンプルかつ上品なデザインが好まれる傾向にあるようです。
お客様の予約が絶えないネイリストは、最新のトレンドにも敏感で、新しい技術が開発されればその技術を使ってサービスを提供するなど、お客様の満足度を常に追及していくことが求められます。
メニューの豊富さをウリにしている場合は、周辺店舗との差別化を図るためにも、SNSなどを使って技術力や独創性をアピールしていきましょう。
経営ノウハウを知らないから
サロン経営で失敗する人の特徴の中には、経営ノウハウについて知らないまま開業していることも挙げられます。
経営ノウハウとは簡単に説明すると、ビジネスを成功に導くために必要な技術や知識のことです。
下記では、ネイルサロンにおける経営ノウハウの具体例をご紹介します。
- 集客施策を考える
- 経理の知識をつける
- コンセプトを明確にする
- 経営の目的やサロン理念を考える など
ビジネスを成功させるためには、サロンを経営する目的について考え、お客様が来店したくなるようなアイデアを模索することが大切です。
開業後には、顧客アンケートを用いてお客様から要望を集め、需要に近いサービスを提供するといった工夫もしてみましょう。
開業を成功させるためにはサロン経験を積む!
サロンで経験を積む必要性については、理解することが出来たでしょうか。
先述した通り、ネイルサロンで働くとネイルの実践的な知識や技術を効率よく学ぶことができる以外に、経営に関するノウハウについて知ることも可能です。
次の項目では、サロン経験を積むことで得られるノウハウをご紹介します。
サロンワークを学ぶことができる
サロンワークの具体例は先ほども説明しましたが、業務はサロン勤務で誰もが経験する業務と、オーナーや店長などの役職を持つ人が中心になって行う業務の2種類に分類されます。
表を使ってサロンワークを仕分けしてみましょう。
基本的な業務 | ・接客 ・レジ業務 ・顧客管理 ・予約管理 ・在庫管理 ・準備/清掃 ・クレーム対応 |
経営者が担当する業務 | ・売上管理 ・SNS運営 ・集客施策 ・スタッフ採用/教育 |
サロンで勤務経験があれば、表の下部の『経営者が担当する業務』についての理解を深めるだけで、比較的スムーズに運営することができ、経営時の負担も軽減できるメリットがあります。
経営知識を身につけることができる
ネイルサロンに従事している人にはそれぞれ役職があり、未経験者の人はアシスタントからスタートします。
アシスタントやネイリストに昇格してすぐは、基本的なサロンワークの理解を深める時期なので、任せてもらえる業務が少なく、成長スピードに焦りを感じるかもしれません。
しかし副店長/店長クラスになると、お店の運営に携わる立場になり、数字の管理や集客などの経営知識を学ぶ機会も必ず増えてきます。
これらの経営知識を独立前に習得していれば、同時期に開業したライバルに差をつけることもできるので、経営で失敗したくないという方は焦らず着実に力をつけていきましょう。
スタッフの視点に立って経営ができる
開業前にネイルサロンで働いていた経験があると、スタッフの視点から職場環境を見直すことができ、従業員にとって働きやすいサロンを作ることが出来ます。
スタッフがサロンに対して不満があると離職の原因にもなりかねないので、定期的にスタッフとの面談やアンケートを実施して、満足度の調査とともに職場環境の改善を目指しましょう。
また職場環境の改善をする際には『自分が雇用される立場だったらどのような働き方であれば満足か』、『教育制度はしっかりしているか』などについても考えられるといいかもしれません。
初めてでも安心なewaluのサポート内容とは
ewaluでは、サロンで2年以上の勤務経験がある方の独立開業を支援しています。
支援を受けるためには、約4回の面接でネイルの技術力や顧客対応力、クレーム対応に関する総合的な力を審査し、合格をもらわなければいけません。
無事に合格してネイリストとしての実力が認められれば、ewaluから次のようなサポートを受けることができます。
集客の不安をなくせる
競合店の多いエリアに出店する場合、知名度が低いと目標の集客数に届かず、モヤモヤする日々が続きます。
集客ノウハウがない人ほどそのモヤモヤは大きく、モチベーションが維持出来ないという事もよくある話です。
しかしewaluでは、オープン前から正しい集客方法の指導を受けられるので、集客への不安をゼロにして開業することが可能になります。
実際に開業者の80%が、固定客0名からの開業でも成功させている実績もあるので、集客に少しでも不安がある方はewaluにご相談ください。
確定申告などの手続きを簡略化
個人事業主になると毎年確定申告をしなければなりませんが、経理の知識が乏しい方にとっては難易度が高く、複雑な手続きには煩わしさも感じるでしょう。
しかしewaluの提携会社には、確定申告の手続きを完全サポートしてくれる企業もあるので、初めての確定申告でも問題ありません。
また確定申告以外に、お金に関する相談も受け付けているので、税金関係でお困りの際には頼りにすることができます。
まとめ
株式会社ewaluでは利用者を対象とした講習やイベントも数多く行っており、ネイリスト同士の交流も大切にしています。
普段誰かに相談しづらいことでも、オーナー同士であれば話しやすい場合もあるでしょう。
オーナー様との横の繋がりが欲しいという方もぜひご応募ください。
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