ネイリストとしてサロンで働いている人、これから転職しようか迷っている人の中には、いつか自分のネイルサロンを開業しようと夢見ている方も多くいるはずです。
今回は独立を検討しているものの、資金面や経営面で不安がある方のために、独立で失敗しないためのコツとewaluの独立支援サポートについて解説します。
ewaluで契約したお客様を対象に調査をしたところ、9割以上の方が「開業に満足している。」と回答していて、充実した独立支援サポートには多くの方から喜びの声をいただいています。
独立する上で必須となる資格
ネイリストが開業/独立をする際、どの形態であっても美容師免許などの特別な資格は必要ありません。
しかしお客様から信頼されるネイリストを目指すためには、ネイルに関連した民間資格の取得をしておくことを推奨します。
下記ではネイリストの民間資格を3つご紹介しましょう。
概要 | |
---|---|
ネイルサロン衛生管理士 | 安全/安心なネイルサービスの提供と公衆衛生の向上を目的とした資格 |
JNECネイリスト技能検定 | 内閣総理大臣が認めたJNECの資格で、ネイリストの資格の中で最も信頼性が高い |
JNAジェルネイル技能検定 | 最近ではジェルネイルが主流になってきているため、取得を目指す方も多い資格 |
『ネイルサロン衛生管理士』は、全てのネイルサロン従事者に取得しておいてほしい資格です。
合格率は95%もあり、180分の講習を聞けば誰でも合格することができる難易度なので、あまり気負わずに受けてみましょう。
『JNECネイリスト技能検定』と『JNAジェルネイル技能検定』は難易度別に1級~3級、上級~初級に分かれるので、初めての方は簡単な資格から挑戦し、成長に合わせてレベルを上げていきましょう。
参考:ネイルサロン衛生管理士
参考:JNECネイリスト技能検定
参考:JNAジェルネイル技能検定
ネイリストの独立方法
ネイリストの独立方法はいくつかあり、自分のお店を持って働く方法とフリーランスで働く方法があります。
今回、個人事業主として働く方法の一例で店舗開業、フリーランスからは業務委託型、シェアサロン型の2種類をご紹介します。
店舗
ネイルサロンと聞いて最初にイメージするのは、路面店や賃貸テナントを利用した開業スタイルでしょう。
店舗開業は集客力が高く利益が出やすい形態なので、上手く軌道に乗せることができれば売上も安定し、自分の理想の働き方を目指すことができます。
下記では店舗開業のメリット/デメリットを表にまとめました。
メリット | デメリット |
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・集客ツールに縛りがないので、サロンに適した集客ができる ・物件探しから内装工事まで自分のこだわりを出せる ・店舗のほとんどが好立地なので多くの人にお店を知ってもらいやすい |
・家具や設備の導入に時間がかかる ・初期コスト、運用コストの両方が高い ・面積が広いので地味なサロンに見えないように、家具の配置が必要 |
店舗開業は初期費用、運転費用が多くかかる形態ですが、ewaluで開業すれば初期費用の自己負担が少なく始めやすいです。
ewaluの独立支援についての項目で詳しい情報を掲載するので、ご参考にしてください。
業務委託
次に業務委託型の働き方の特徴を解説します。
業務委託は契約したサロンで接客や施術の業務を代わりに引き受け、売上から契約に応じた報酬をもらう形態です。
またサロンとは雇用関係ではなく、提携関係を結んでいるので労働時間や休日を自由に決めることができるので、収入に上限がありません。
業務委託型にはどのようなメリット/デメリットがあるのでしょうか。
いくつかご紹介します。
メリット | デメリット |
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・集客力や設備を利用出来る ・サロンの名前を借りて営業できる ・直接雇用契約を結んでいないので勤務時間を自分で決められる |
・労働基準法が適用されない ・社会保険や雇用保険に入れない ・確定申告などの手続きをひとりでやらなければならない |
サロンによっては業務を手伝って欲しいと言われたり、他のスタッフからの目が気になり自由に休みが取れないといったケースがあります。
契約してからトラブルにならないよう、サロン側と『働き方』、『報酬額』の条件の擦り合わせを徹底するようにしましょう。
シェアサロン
最後にシェアサロン型の働き方の特徴を解説します。
シェアサロンは複数の施術者に個室やスペースを借し出している店舗のことで、ネイルに使える設備がサロン内に揃っていれば、道具や備品を持ち込むだけで簡単に営業できるのが特徴です。
それではシェアサロンにはどのようなメリット/デメリットがあるのでしょうか。
メリット | デメリット |
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・必要な時だけスペースを借りて営業できるので固定費を抑えられる ・開業する際に物件に関わる初期費用がかからない ・利用料金を払えば、場所、設備、備品を使用出来る |
・会計処理や在庫管理などの業務を1人で行わなければならない ・他のネイリストとスペースを共有するためプライバシーがない ・場所を借りれるだけなので集客は自分で行わなければならない |
ネイリストが多く集まるシェアサロンの場合、人気のネイリストにお客様が集まる可能性もあるため、技術力や集客力に自信が無い方には難しい形態かもしれません。
【注意】賃貸/自宅サロンの運営
趣味や副業としてネイルサロンを開業する際に候補に上がってくるのが、自宅や賃貸マンションの一室を利用した経営スタイルでしょう。
ネイリストは開業場所が自宅やマンションであった場合でも、特別な資格を取得する必要はありませんし、施術スペースはコンパクトなので内装を大きく変更する必要もありません。
しかしそのままの家具や壁紙などをサロンに使ってしまうと生活感が出てしまい、お客様の満足度にも悪影響を与える可能性もあります。
内装を変更する際には、お客様に安らぎの場を提供するために『隠れ家』のようなどこかミステリアスな雰囲気を感じられるものにすると良いでしょう。
ewaluの独立支援について
ewaluではこのような手順で準備を進め、最短1か月から2か月半で開業をすることが可能です。またewaluで独立をする方には合計4回の面接を受けていただき、経営者としての適性があるかを判断します。
審査のポイントは主に『顧客対応/サロンワークを1人で問題なく行えるか』、『ネイリストとして相応しい技術力を持っているか』の2点です。
ewaluは皆さんのネイリストとしての経験と実力を見て、適切な評価をします。
本気でサロン運営に挑戦してみたい方はぜひご相談ください。
ネイリストが抱える独立の疑問
独立後の年収はいくら?
ネイリストの独立は本当に稼げるのか気になっている方もいると思うので、正社員として働くサロンスタッフと年収を比較して説明したいと思います。
求人ボックスのデータによるとネイリストの正社員の平均月収は36万円、ボーナスを含めた年収にすると362万円が一般的なようです。
独立したネイリストの収入に関するデータがないので、集客人数/売上/経費から想定の年収を計算していきます。
【店舗開業】
一回の施術料金が7000円でスタッフが他に2人いる場合は下記の計算式で計算していきます。
①施術料金×一日の集客人数×営業日数=売上
7500円×9人×25日=1,687,500円
②売上-経費=収入
1,687,500円-960,000円=727,500円
③ひと月の収入×12か月分=年収
727,500円×12か月=8,730,000円
【フリーランス】
一回の施術料金が1万円で一日に2人のお客様を相手にする場合は下記のとおりです。
①施術料金×一日の集客人数×営業日数=売上
10,000円×2人×22日=440,000円
②売上-経費=収入
440,000円-150,000円=290,000円
③ひと月の収入×12か月分=年収
290,000円×12か月=3,480,000円
フリーランスは初めのうちは売上が安定しないので、リピーターになってもらえそうなお客様にアプローチしたり、お客様からの紹介を通じて新規の顧客を手に入れるといった工夫が必要です。
いきなり独立しても大丈夫?
ネイルサロンで3年ほど経験を積むと、自分なりに仕事の価値観が持てるようになり、スタッフの視点からサロンの課題を発見できるようになります。
お客様との接し方やサービスの面でこだわりが出てくる時期でもあるので、このタイミングで独立を目指す人は多いです。
ネイリストには何年か経験を積まないと独立できないという決まりはありませんが、円滑に運営を進めるために業務の具体的な流れは理解しておくようにしましょう。
独立してから生き残る店舗の数は?
開業から1年で廃業するサロンの割合は全体の60%で、3年以内だと90%と言われています。
これはチェーン店を含めた廃業率のデータなので、個人サロンではなおさら経営を続けていくことが難しいです。
個人店は大手企業に比べて資金力、集客力で圧倒的に不利なので、サービスに対するこだわりを追求して個人サロンにしか出来ない強みをお客様に提供しましょう。
独立で失敗しないためには?
独立するための資金を把握する
ネイリストの独立に必要な初期費用について運営スタイルごとにそれぞれご紹介します。
物件取得費 | 内装工事費 | 備品費 | 広告費 | 合計 | |
---|---|---|---|---|---|
自宅 | 0円 | 30~50万円 | 20~30万円 | 30~50万円 | 90万円 |
賃貸マンション | 80~100万円 | 30~50万円 | 20~30万円 | 30~50万円 | 160万円~ |
店舗 | 100~150万円 | 0~100万円 | 20~30万円 | 30~50万円 | 210万円~ |
フリーランス | 0円 | 0円 | 10~20万円 | 0円 | 20万円 |
また開業の際には初期費用のほかにも6~12か月分の運転資金として100~150万円用意することをオススメします。
運転資金をあらかじめ用意しておかなければ、経営が上手くいかなかった場合に資金不足が原因でお店を畳まなければならない可能性がでてくるので、ゆとりを持って貯金をしましょう。
価格で勝負しない
個人サロンで集客が上手くいかない時、皆さんはどのような行動をとるでしょうか。まず初めにメニューの金額を落として集客する方法が頭に浮かんでくると思います。
しかし個人サロンの安易な値下げには、思わぬ落とし穴があるということを覚えておいてください。
先述の通り、ほとんどの個人サロンは広告費にお金をかける資金力がないため、大手に集客で遅れを取ります。
そのため集客力の無い個人サロンが価格を落として経営を続けると、十分な売上をあげることが出来ず、かえって経営を苦しめることになるのです。
また値下げはお客様にとって、お店の価値を下げてしまうこともあります。
値下げで集めた顧客はサービスの質よりも価格の安さを魅力に感じているので、価格を上げた場合には見向きもされなくなる可能性が高いです。
経営を立て直す際には価格は下げずに『サービスの質を向上させる』、『施術スペースを特別な空間に改装する』などのひと工夫でサービスに付加価値をつけ、それにあった価格をつけることが必要でしょう。
集客できる立地を選ぶ
物件を借りて開業する場合には、いかにターゲットが集まりやすい立地を探せるかが集客対策のポイントになります。
特に人通りの少ない場所に建設されている物件は人から発見されづらいので、お店の存在をアピールできず、思った通りに集客効果が出ません。
対してアクセスが良く、目印が近くにある物件は集客効果が高く、初めてのお客様でも来店しやすいので、失客するリスクを抑えることができるでしょう。
開業をする際は物件探しの段階から集客は始まっているという意識で準備を進めるようにしてください。
経営/集客について学ぶ
独立する際にはネイリストとして接客力や技術力のほかにも、集客や経営に関する知識を身に着ける必要があります。
さらに売上管理や確定申告など、お金周りの面倒な作業は自分で行わなければならないので、特に税金対策や簿記の知識は優先的に勉強しておくと良いでしょう。
ネイリストの独立支援を希望の方は『ewalu』
おしゃれな街でリスクを抱えずに開業したい方はewaluを利用して開業するのがオススメです。
ewaluにはサロン経験の浅い方でも安心して独立開業が目指せるサポートがいくつもあります。
- 開業資金0円で開業可能であること
- 好立地で開業可能なこと
- 高月収を見込めること
- 集客サポートが充実していること
- 税金や確定申告のサポートがあること
上記の項目について詳しく説明します。
開業資金0円で開業可能
開業資金や借入返済は一切必要なく、開業にはネイルのジェルやチップなどの消耗品のみを自分で準備することになります。
店舗開業の開業資金には210万円以上かかるので、自己資金の少ない方には特に人気が高いです。
好立地で開業可能
東京の一等地やおしゃれな街で開業することを夢見ている人も多くいるのではないでしょうか。
ewaluではお客様が集まりやすい都内近郊のサロンスペースを借りて営業できます。
また開業前には必ずサロンを見学できるため、内装などのこだわりが強い方も安心して始められるでしょう。
高月収を見込める
ewaluは売上歩合の60~80%を報酬として受け取ることができ、業界の中では還元率が非常に高いのが特徴です。
利用者の平均月収は47万円で、契約いただいた方の70%が「収入が増えて良かった。」と答えています。
また実際にewaluで開業した方からは「全体的に働く時間が短くなったのに、収入も上がりママとしての時間も取れるようになりました。」と満足の声も。
ライフスタイルが変化する中でも仕事とプライベートの時間を両立させたいと考えている方にも人気なようです。
集客サポートが充実している
開業時は顧客0人からスタートする経営者の方が多く、ほとんどの人が集客に不安を抱えているでしょう。
しかし契約者の中には「0からのスタートで初めは集客が不安だったのですが、SNS講習や常に相談ができる環境で少しずつ安心と顧客がついていき、一歩踏み出してよかった。」という声もあり、
個人サロンが抱える集客の課題を解決する体制が整っていることが分かります。
また金銭的支援としてホットペッパービューティーに掲載する場合に限り、1年目は広告料の半額をサポートしてくれるサービスもあり、経営者にとっては魅力のある制度ばかりに感じるでしょう。
税金や確定申告のサポートがある
税金対策や確定申告について分からないことがあれば提携会社にいつでも相談可能です。
簿記に関する知識がない方でも簡単に申請できるシステムが構築されているので、負担が少なく安心でしょう。
ewaluではこのような充実したサポートが体験できるので初めての開業でも安心です。独立支援サポートを利用したい方はぜひ一度お問い合わせください。
まとめ
ネイリスト全体の平均年収は日本人の平均年収と比較すると低い傾向にあり、今よりも高収入で仕事をするために独立する方は多数います。
しかし独立したいという気持ちだけが先行し焦って開業をすると、サロン運営で失敗する原因にもなるので、経営戦略をしっかり立ててから行動に移すようにしましょう。
ewaluではLINE@から相談もできます、分からないことがあれば気軽に質問してみてください。
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