ネイリストとして働いている方の多くは、「休みがなかなか取れない。」「土日休みの友人と予定が合わない。」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

「休みを増やしたい。」と思っても、何すればいいのか分からず、戸惑う方もいるかもしれません。

この記事では休みについて悩んでいるネイリスト向けに、下記の内容を解説していきます。

Point
  • ネイリストの休みはどれくらい?
  • ネイリストが休みを増やす具体的な方法!土日休みは取れるようになる?
  • ネイリスト未経験でも開業することは可能?
  • 収入を落とさずに休みを増やすには?
  • ここが落とし穴!ネイルサロンを開業する際の注意点!

株式会社ewaluの独立支援制度では、ネイリストを含めた100名近くのサポートを行ってきた実績があります。

実際に独立した方へのアンケートでは「プライベートが充実した。」「自由な時間が増えた。」との回答もいただいていますので、ぜひ参考にしてください。

ネイリストの休みはどれくらい?

疑問をイメージさせる画像
ネイリストの休みはどのくらいあるのでしょうか?

ネイルサロンによっても異なりますが、月6日~8日休みが一般的です。

会社や学校が休みの土日祝日はネイルサロンが混み合うため、基本的には平日休みとなります。

実際にYahoo!知恵袋の質問者への回答で、土日は休みにくいとの記載がありました。

指名が入ると、お客様の希望に合わせて日曜に出勤することもあるようです。

土日祝日のほかにも、お盆休みなどの長期休暇期間は繁忙期となるためなかなか休みは取れません。

仮に月8日休みの場合、年間休日は96日となります。

厚生労働省が実施した「令和6年就労条件総合調査」による年間休日の平均日数は112.1日ですので、月8日休みは少ないと言えるでしょう。

参考:Yahoo!知恵袋
参考:令和6年就労条件総合調査の概況|厚生労働省

ネイリストが休みを増やす具体的な方法は!土日休みは取れるようになる?

ネイリストが休みを増やしたい場合、具体的にはどのような方法があるのでしょうか?

3つの方法を解説していきます。

  • シフトや勤務時間・休みを調整する
  • 休みがとりやすいネイルサロンへ転職する
  • 独立・開業する

この方法の中には、日曜やお盆休み・ゴールデンウィークなどの祝日に休みを取れるようになる方法もありますのでぜひ参考にしてください。

シフトや勤務時間・休みを調整する

環境を変えたくない方は、現在の職場にシフトや休みなど勤務時間・休みなどの調整をお願いしましょう。

お客様や周りのスタッフなど、現在の環境を変えたくない方にはこの方法がおすすめです。

ただ、ネイルサロン勤務の場合には他のネイリストとの休みの兼ね合いもあるため、調整に時間がかかるかもしれません。

休みの日数が増えても土日や祝日に休めるようになるかどうかは、ネイルサロンの勤務しているネイリストの人数や状況にもよるでしょう。

さらに時短勤務などにする場合には、給与が下がることもある為注意が必要です。

休みがとりやすいネイルサロンへ転職する

曜日

今のネイルサロンのままではシフトや勤務時間の調整ができず休みが取れないという方は、転職するのも良いでしょう。

転職先を探す際に、勤務時間や休日日数、土日休み・祝日休み可などの条件を入れるのがポイントです。

働きながら退勤後や休みの日などに転職活動をしなければならないので、計画的に行いましょう。

日曜休みのネイリストの求人はどれくらい?

求人サイトの情報を見ると、都内で土日祝休みを取れるネイリストの求人は1,235件掲載されています。(求人ボックス)

令和5年の女性平均給与が316万円だったため、年収300万以上に絞ると、592件にまで減る結果となりました。

592件の中でも、土日祝休み、週休2日、年収300万以上、昇給ありの4つを満たしているのは275件で半分以下に減る結果となり、休日日数に重点をおくと給与の大幅なUPは見込みづらいと言えます。

ネイリストの求人はどんなサロンが多い?

大手のネイルサロンや、地域密着型のネイルサロンなど様々な求人があります。

ナイスネイルやアンジェリカミッシェル、ダッシングディバなどの大手ネイルサロンは店舗ごとに求人を出しています。

その為人情報を出している会社の数でいうと、592件より更に減るでしょう。

大手は経営が安定していたり賞与が出るのがメリットですが、転勤がある場合も多い為注意が必要です。

地域密着型のサロンは店舗数が少なく、店舗移動などが少ないのがメリットですが、客層が限られるため経験を積むのには時間がかかるでしょう。

雇用形態やポジションは?

求人の多くは正社員の募集で、中にはアルバイト・パートも僅かですがありました。

正社員は未経験から経験者、店長などの役職者まで幅広く募集されています。

そのため給料の幅は広く、本人の能力や経験によって決定されるネイルサロンがほとんどです。

未経験でもネイリストになることはできますが、ネイルスクールに通ってから入社する方が技術力があると認められ、始めの給料は高いかもしれません。

また、求人情報だけ見ると未経験でも土日や祝日休みがとれるように思えますが、営業前や営業後に練習しなければならないため、プライベートな時間は確保できないでしょう。

独立・開業する

現在のサロンで調整するのも、別のサロンに転職するのも「難しい…」「しっくりこない。」という方や、「せっかくならレベルアップしたい!」という方には、独立・開業することがおすすめです。

Point
  • 休みは自分次第!
  • 大幅な給料UPが可能!?

おすすめポイントを2つご紹介します。

休みは自分次第!

開業すると自身が経営者となるため、休みを自由に決めることができます。

土日祝日で休みを取ることも出来るため、子育てや友人との時間、趣味などの時間が確保できプライベートの充実度がUPするでしょう。

例えば、子供の夏休みに合わせて午前中に一客だけ施術し、午後は休みを取ることもできます。

自身で予約状況の調整を行えば、日曜や祝日に旅行のための連休を取得するということも可能です。

大幅な給料UPが可能!?

ネイルサロンの多くは、給料は固定給+歩合制(指名料や個人物販売上)となっています。

そのため、ネイルサロンで働き続けて指名を増やすことができても、給料の大幅UPは難しいでしょう。

その一方で、開業した場合は経費を除いた売上が収入となるので給料の大幅UPが見込めます。

どのくらいの収入を得ることができるか計算してみましょう。

仮に月20日勤務で、客単価7500円で1日に3客接客した場合、450,000円の売り上げとなります。

①勤務日数×客単価×1日の接客数=売り上げ
20×7,500×3=450,000

月の経費は売上の2割ほどと言われており、売り上げの8割の360,000円が収入となります。

②売上×80%=収入
450,000×80%=360,000

マンションの一室などで開業した場合は、ここから家賃を支払うため収入はもう少し減るでしょう。

デザインや長さだしなどで客単価をあげたり、客数を増やすことで、更なる収入UPを狙うことも可能です。

実際に、ネイリストの平均月収は20~30万円ですが、ewaluで開業した方の平均月収は46万円で業界最高値となっています。

最高月収は92万円で、自分の頑張り次第で給料の大幅UPが可能です。

ネイリスト未経験でも開業することは可能?


ネイルサロン勤務が未経験の方でも開業することは可能ですが、経営に集中するためにはネイルサロンで2年以上経験を積んでから独立するのがおすすめです。

未経験で開業するとなると、経営と接客・施術をすべて一から学び、行わなければなりません。

毎日の慣れない接客・施術を終えてから、経営面のことを考えたり売上や経費の計算などを行うのは、体力的にも精神的にも辛いでしょう。

ネイルサロンで経験を積んでから独立し開業することで、経営面に集中することができます。

メリット
  • ネイルサロンでは基本学ぶことができる!
  • 必然的に技術力が上がる!
  • 環境を活かすことで資格取得に有利!

ネイルサロンで経験を積む3つのメリットについて解説しますので参考にしてください。

ネイルサロンでは基本を学ぶことができる!

ネイルサロンではお客様の入店から退店までの全てを教わります。

毎日何人もの接客を行うため、自然と基本が身につくでしょう。

また、勤務している中で、クレーム対応をする場合があるかもしれません。

もちろんクレームはないことが良いのですが、いざという時のために対応の仕方を知っておくと安心です。

そのほかにも顧客獲得をすることができたり、メニューごとの価格設定なども知ることができます。

サロン勤務してから独立すると、開業する際に役立つことばかりと言えるでしょう。

必然的に技術力が上がる!

お客様の施術に入るには、店長などのチェックがあり、チェックを通らないと施術に入れないため必然的に技術がつきます。

先輩ネイリストなどのプロの技術を間近で見ることができるため勉強になり、わからないことがあればすぐに聞くことができる環境なため、未経験から開業するより技術力は上がりやすいでしょう。

また、ネイルサロンによっては練習会があり、流行りのデザインも学ぶことができます。

日々トレンドは変わっていくため、最新の流行を常に把握することも大切と言えるでしょう。

環境を活かすことで資格取得に有利!

JNECネイリスト技能検定試験やJNAジェルネイル技能検定試験などの資格を取得したい方は、ネイルサロンで勤務している合間に勉強するのも良いでしょう。

資格を持っているとお客様からネイリストとしての信頼度が上がります。

ネイルサロンで勤務するために資格は必要ありませんが、お客様からの信頼やキャリアアップを考えると資格を持っていて損はありません。

試験内容は?

ネイリストの資格試験は主に[JNECネイリスト技能検定試験』と『JNAジェルネイル技能検定試験』の2種類があり、どちらも筆記試験と実技試験の点数で合否が決まります。

筆記試験には、爪の構造やネイル用品の成分、ネイルの歴史などの幅広い知識が必要です。

働きながら勉強することで、勤務中に自然と復習することができます。

また、日々プロの技術を間近で見ることができたり、施術をこなすため実技試験に役立つでしょう。

スタッフの中には受験経験があったり、講師資格を持っている人がいると思いますので、練習方法や検定内容などを聞いて勉強するのもおすすめです。

働きながらネイルスクールに通うこともおすすめ!

資格取得のためには独学で勉強することも可能ですが、休みの日にネイルスクールに通うこともおすすめです。

ネイルスクールのコースは検定の級ごとに設定されていることが多いため、自分の取得したい級に合わせて選びましょう。

多くのネイルスクールには認定講師が在籍していて、認定講師は検定の試験官を行うため、注意点や合格するポイントを教えてくれます。

筆記は独学でも十分合格できますが、実技はネイルスクールに通って認定講師から直接アドバイスをもらうことが資格取得への近道です。

開業後、更に収入をUPするには?

更に給料を増やしたい場合は、既存の顧客だけでなく、新規顧客を獲得していく必要があります。

新規顧客を獲得できると経営が更に安定し、収入UPにつながるでしょう。

新規顧客の獲得に関わってくるのが、自身の集客力とサロンの立地です。

ポイントを説明しますので、参考にしてみてください。

集客力をあげる


集客力を上げるには、SNSをうまく活用しましょう。

中でもインスタグラムは誰でも無料で利用でき、多くのユーザーがいます。

画像メインで情報発信ができるため、ネイルデザインが伝わりやすいのもポイントです。

投稿する画像は色味を加工して統一感をもたせたり、デザインが伝わりやすい画像を載せましょう。

また、ハッシュタグで「♯〇〇ネイル」とネイルの種類を入れたり、「渋谷 ネイル」など立地を入れるのも効果的です。

立地のいい場所にサロンをオープンする


サロンの立地も新規顧客獲得のポイントです。

アクセスが良い場所にあれば、お客様は「行ってみよう。」と思いやすくなったり、リピートに繋がりやすくなります。

複数の路線が通っていたり、駅から近い物件を選びましょう。

開業の流れは?

開業すると決まったら、準備を始めましょう。

すぐに動き出すのではなく計画的に進めることで、限られた休みの中でもスムーズに滞りなく開業することができます。

  • 資金調達
  • コンセプト設計
  • 道具の準備
  • 開業届の提出

 

ここでは4つのポイントについて解説していきますので、参考にしてください。

 

資金調達

 

項目 金額
物件代(敷金・礼金、家賃) 0〜50万円
内装・設備費 5〜20万円
宣伝費 1〜5万円
ネイル用品 5〜15万円

資金集めは、10〜80万程度必要です。

自宅型か店舗型かによって金額が変わってきます。

自宅型は多くの場合、間取りや内装を活かすため費用はあまりかかりません。

店舗型は電気やガスの工事が必要になる場合もあり、150万円ほどかかる場合もあります。

コンセプト設計


コンセプト設計の中で主に大事なのが、ターゲットをどうするかというところです。

ターゲットを先に決めることで、サロンの立地や提供するサービスなどの他のポイントが決められやすくなります。

ターゲットを決める方法としては、自分がどういったデザインが得意なのか、既にいる顧客はどんな人が多いのかを分析すると決めやすいでしょう。

例えばシンプルなデザインやニュアンスが得意だった場合には、働いている30代女性をターゲットにします。

そして立地は会社が多くある駅周辺で、サービスは仕事帰りに来れるよう遅い時間まで営業するといった形です。

道具の準備

ネイルの施術で必要な道具を準備する必要があります。

必要な道具 価格
ネイルマシン 30,000〜100,000円
テーブル・チェア 5,000〜10,000円
テーブルライト 3,000〜5,000円
アームレスト 3,000〜5,000円

ブラシやニッパーなどはすでに持っている方が多いと思いますが、上記のものはサロン貸出が多いので購入が必要です。ネイル用品以外にも、会計システムの導入やお手洗い周りのものなどの準備も忘れずに行いましょう。

開業届の提出

開業届とは、「個人事業の開業・廃業等届出書」のことで個人事業を開業したことを税務署に申告する書類です。

開業届の提出は、事業開始から1か月以内と定められているので注意しましょう。

開業届を提出すると確定申告の一つの青色申告ができるようになります。

青色申告を行うためには税務署に書類の提出が必要になりますが、最大65万円の控除があり、節税効果が大きいのでぜひ活用してください。

参考:国税庁|個人事業の開業届出・廃業届出等手続

ここが落とし穴!ネイルサロンを開業する際の注意点!

開業する際に見落としがちな注意点をご紹介します。

 

自宅サロンが違法になる!?

自宅でサロンを開業する場合、違法になってしまうことがあります。

自宅サロンを無許可で開業した場合、賃貸契約違反です。

退去を求められたり、対応によっては多額の賠償金を求められる可能性もあります。

また、ネイルサロンでは、アセトンやアルコールなどを使用するため下記の取り扱いには注意が必要です。

消化器を設置し、避難経路を確認するなどの準備や消防法違反にならない対策を必ず行いましょう。

そのほかにも内装を変える場合は建築基準法違反、売上の未申請などは税金に関する違反になりますので注意してください。

ネイリストの開業には、ewaluの独立支援制度がおすすめ

 


「1人ではさまざまな申請があって不安…」という方は、ぜひ弊社の独立支援制度をご活用ください!

ここではewaluの独立支援制度のおすすめポイント3つをご紹介します。

Point
  • 高収入かつ休みは自由!
  • 好立地で開業可能!
  • 面倒な届出や申請は不要!

 

高収入かつ休みは自由!

月の売り上げの60%〜80%が収入となり、手取り40万以上の技術者が多くいます。

また、売上や顧客数が安定してくれば休みは自由に取ることが出来るため、プライベートを充実させることができます。

好立地で開業可能!

ewaluではインショップ制度を採用しているため、好立地でオシャレな美容室やエステサロン内で開業できます。

ご希望の人気エリアでも開業できますので、集客の心配もありません。

面倒な届出や申請は不要!

インショップ制度を採用しているため、開業届や法人設立登記などの申請は不要です。

ewalu提携会社で税金や確定申告のサポートや、経営ノウハウなどもご用意しておりますので、「経営知識がなく不安。」といった方もご安心ください。

無料相談会やLINEでの相談受付も行っておりますので、お気軽にお問い合せください。

 

まとめ

ネイリストが休みを増やす方法を紹介していきました。

休みを増やす方法はいくつかありますので、自分に合った方法を選びましょう。

独立はハードルが高いように思えるかもしれませんが、ポイントを抑えたりサポートを受ける事で安心して開業することができます。

ewaluでは開業資金0で開業可能で、9割以上の方にご満足いただいています。

「独立も良いな…」「話だけでも聞いて見たい。」という方は、ぜひ下記よりお問い合わせください。

 

 

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