この記事を読んでくれている方は、
・アイリストに必要な資格はあるの?
・資格の取得方法が分かりやすく知りたい
上記のようなお悩みをお持ちではないでしょうか。
この記事では、社会人の方でも働きながら資格を取得し、アイリストのキャリアを始める方法を詳しく解説するのでご確認ください。
株式会社ewaluではアイリストとして独立を目指す方のサポートを行っています。
将来的にアイリストとして独立を考えている方は、下記のバナーからお気軽にお問合せください。
アイリストに必要な資格とは?
アイリストとして働くには国家資格である『美容師免許』の取得が必須になります。
美容師免許を取得せずに施術を行なってしまうと、30万円以下の罰金が科せられる可能性があるので行わないようにしてください。
美容師免許が必須となった理由は、マツエクやマツパなどが人気となり、世間に広まったことが理由として挙げられます。
認知度が高まると同時に、施術に対してのトラブルも多くなったのです。
その結果、2008年までは資格が必要なかったアイリストですが、美容師免許の取得が必須となる法律が定められました。
美容師免許を最短で取得するためにかかる時間は?
美容師免許を最短で取得するには、最短でも2年の学習期間が必要です。
しかし、働きながら資格取得を目指す場合は、昼間は学校に通う時間を取ることが難しいなど学習方法に制限があるため、一般的に3年は学習期間が必要と考えておいた方がいいでしょう。
また、美容師免許には交付までにも時間が必要です。
卒業する年の2月に実技試験、3月に筆記試験を受ける学生が多く、3月末に合格発表があるため、その後免許を申請してから交付までには2〜4週間かかります。
社会人でもアイリストになることは可能?
「美容系以外の仕事をしていても、アイリストに転職することは可能なのか?」と不安な方も多いでしょう。
結論は、美容系以外の仕事をしていても、アイリストになることは可能です。
しかし、前の項目で解説したようにアイリストには美容師免許が必須となります。
美容師免許を取得するためには、厚生労働省または都道府県知事が指定する美容専門学校を卒業し、美容師の国家試験に合格することが必要です。
普段働いている社会人の方は、学校に毎日通う時間を作ることが難しい方も多いでしょう。
そのような忙しい社会人の方に向けて、働きながらでも美容師免許を取得できる方法を解説するのでご確認ください。
通信科のある美容師育成施設で学習
美容師育成施設とは、厚生労働大臣が指定した美容師を育成するための指定校であり、美容師免許を取得できる学校になります。
美容師育成施設で学ぶことで、美容師として必要な技術や知識を習得することが可能です。
学習方法は、下記の3種類の学び方があります。
・夜間課程
・通信課程
この記事では社会人の方に合わせやすい『通信課程』に絞ってご紹介するのでご確認ください。
通信課程を取り入れている学校は様々ありますが、その中でもおすすめの2校を次の項目で詳しく解説します。
日本美容専門学校
学習期間 | 学費(総額) | 入学時期 |
---|---|---|
3年 | ・中学卒業以上:670,560円 ・高校卒業以上:664,400円 |
4月、10月 |
日本美容専門学校は創立67年となる歴史の長い美容専門学校です。
その中で通信科は、自分のペースで美容師免許取得を目指すことができる『学びやすさ』が特徴になります。
指導方法は担任制となっており、個性と技術習得度を確認した上で、一人ひとりに合わせた細かい指導を受けることができるでしょう。
また、毎週火曜日には自由参加の学習会も開催しており、「マツエクの練習場所がない…」と悩んでいる方に応える取組みも行っています。
さらに、無料の受験講習も行っており、国家試験の前にはベテランの講師陣が試験のポイントを指導してくれるため、安心して試験に臨むことができるでしょう。
参考:日本美容専門学校
東京モード学園
学習期間 | 学費(年間) | 入学時期 |
---|---|---|
3年 | 260,000円(入学金含む) | 10月 |
東京モード学園は17年連続で希望就職率100%を達成している信頼性の高い学校です。
『国家資格合格保証制度』を設けており、卒業認定を受けた方が美容師国家試験に合格できなかった場合は、通信コースでは1年間必要な学費をサポートする制度が整っています。
さらに、『完全就職保証制度』も生徒が安心して学習できる理由です。
卒業時に就職先が決まっていない場合、就職先が決定するまでに必要な学費を2年間負担してくれるため、自身の本当に働きたい職場を妥協することなく選ぶことができるでしょう。
参考:東京モード学園
美容師免許を取得できるアイリストスクールに通う
美容育成施設は美容師免許の取得を目的としていますが、アイリストスクールは美容師免許だけではなく、マツエクなどのアイリストの技術を併せて学ぶことが可能です。
そのため、卒業後は即戦力として最短でアイリストデビューすることができます。
しかし、アイリストスクールはマツエクの技術が学べる分、美容専門学校に比べて学費が高いスクールが多いことがデメリットです。
スクールの中には、100万円以上の学費がかかることも少なくありません。
次の項目では、学費を抑えながらも確かな技術を身につけられるスクールを紹介するのでご確認ください。
ジャパンアイリストカレッジ
学習期間 | 学費(総額) | 入学時期 |
---|---|---|
3年(通信の場合) | 564,000円~ | 4月、10月(提携校による) |
ジャパンアイリストカレッジは、生徒一人ひとりのニーズに応える多彩なカリキュラムが魅力です。
美容師免許の取得を目指す方には、約57万円からという手の届きやすい費用で提携校とのダブルスクール制度を活用しながら資格取得に向けて学ぶことができます。
マツエクの技術に関しては、未経験者でも安心して始められる4種類のコースから選択することが可能です。
別途学費は必要となりますが、それぞれのレベルや目標に合わせて最適なコースを選ぶことができるでしょう。
例えば、トップコースではマツエクの基礎技術だけでなく、実務で重要となる『トラブル回避テクニック』など、現場で即戦力となる実践的なスキルを習得できます。
そして、さらに心強いのは充実した就職支援制度です。
卒業後は全国の提携サロンへの就職サポートを受けることができ、安心して資格取得や技術習得に専念することができるでしょう。
アンドルーチェテクニカルスクール
学習期間 | 学費 | 入学時期 |
---|---|---|
3年 | ・コンプリートコース:793,584円 ・トップスタイリストコース:602,484円 ・技術者育成コース:488,084円 |
4月、10月 |
アンドルーチェテクニカルスクールはマツエクの技術に加えて、サロン開業に必要なノウハウも現役サロンオーナーから学べることができます。
そのため、将来的な独立も見据えながら学習することができるでしょう。
美容師免許に関しては、アンドルーチェテクニカルスクールも提携校へのダブルスクール制度での学習体制です。
通信授業では月に1〜2回のレポートを提出し、添削指導により単位を習得します。
仕事の後など、自分のペースで時間を選ばず学ぶことができるでしょう。
また、マツエク講習に関しては3つのコースから選択が可能です。
特に2024年に新設されたコンプリートコースでは、まつ毛パーマ、アイブロウ、ボリュームラッシュ、LEDアイラッシュの全て学ぶことができます。
卒業後にはマツエクだけでなく、まつげパーマやアイブロウなどの技術が身についており、サロンで活躍できる幅を各段に広げることができるでしょう。
働きながらアイリストの資格を目指すメリットは?
リスクを最小限に抑えつつ夢を実現できる
働きながらアイリストの資格を目指すことで、収入を確保しつつ夢の実現に向けて着実に前進できます。
安定した収入があることで、資格取得に必要な学費や施術道具の購入をすることが可能です。
金銭的に余裕があることで、より質の高いスクールや講習を選択することも可能になり、確実なスキルアップを図ることができます。
さらに、仕事と両立しながら自分のペースで学習を進められるため、焦ることなく着実に技術を習得できるでしょう。
働きながらアイリストを目指すことで、リスクを最小限に抑えつつ、アイリストとしての目標を確実に達成することができます。
資格取得後の即戦力をアピールできる
仕事をしながら美容師免許を取得することは、簡単ではありません。
学生とは異なり仕事と両立しながら学習するため、時間と労力が必要となります。
しかし、その厳しさの分だけ価値が生まれ、アピールポイントになるでしょう。
就職活動では仕事をしながらも諦めずに資格を取得した経験は、あなたの熱意と実行力を証明する具体的なエピソードとして、面接官に強い印象を残すことができます。
また、社会人として培った接客スキルやビジネスマナーは、アイリストとしての仕事にも大きく活かすことができるでしょう。
仕事をしながらの資格取得は大変ですが、それ以上の価値と可能性を秘めているのです。
働きながらアイリストの資格を目指すデメリットは?
時間的な負担が大きい
仕事と資格取得の両立は、時間的な負担が大きな課題です。
平日は8時間の勤務に加え、帰宅後の家事もこなさなければならず、学習に充てられる時間は限られています。
疲労が蓄積する中での勉強は、効率が下がりがちです。
しかし、適切なタイムマネジメントを行うことで、この課題を乗り越えることができます。
具体的には、毎日の学習目標を明確に設定し、その達成に必要な時間を確保するよう生活時間を組み立てることです。
計画的に学習時間を確保し、着実に目標をこなしていくことで、限られた時間を最大限に活用することができます。
その結果、仕事と両立しながらも効率的に資格取得への道を進むことが可能になるのです。
直接指導を受けることが少ない
働きながら資格取得するには、通信制の学習方法を選択する必要があるため、講師から直接指導を受けられる機会が少なくなるでしょう。
通学制であれば、授業中に疑問が生じた際にすぐに講師に質問することが可能です。
一方、通信制の場合は質問の機会が少なく、また質問から回答を得るまでにも時間がかかってしまいます。
そのため、通信制で学ぶ際は、講師と直接話せる機会を最大限に活用することが重要です。
限られた質問の機会を有効に使うために、事前に聞きたいことを具体的に整理し、要点をまとめておくことをお勧めします。
キャリアアップには民間資格取得
美容師免許の取得後は、民間の資格を取得することでアイリストとしてキャリアアップすることが可能です。
民間資格は就職活動において大きな強みとなり、面接でも自信を持ってアピールすることができます。
また、実際の現場では資格保有者であることは顧客に安心感と信頼感を与え、施術を任せていただきやすい環境を作ることができ、固定客の獲得にも繋がるでしょう。
次の項目では、おすすめの民間資格をご紹介するのでご確認ください。
まつ毛エクステンション技能検定
まつ毛エクステンション技能検定は、一般社団法人日本まつ毛エクステンション認定機構が実施する資格試験です。
この試験は、まつ毛エクステンションの正しい技術と知識の普及、そして業界の健全な発展を目的としており、安全で高品質なサービスを提供できる施術者の育成を目指しています。
試験は1〜3級の3段階に分かれており、美容師免許を所有している方や、美容専門学校に在学中の方であれば受験可能です。
しかし、まつ毛エクステンション1級に関しては学生の場合は受験することができないので注意しましょう。
JEA技能検定試験
JEA技能検定試験は、一般社団法人日本アイリスト協会が実施する資格試験になります。
正しい技能を兼ね備えたまつ毛技術者ならびにまつ毛美容事業に関わる人材の養成が目的です。
試験の合格者には証明書となるJEAのディプロマ及びライセンスバッチが発行されます。
ディプロマの場合は額縁に納めてサロンに掲示、バッチの場合はユニフォームに着用が可能であり、お客様にまつ毛エクステンション技術者であることを示すことができるでしょう。
資格認定5STAR技能評価試験
資格認定5STAR技能評価試験は、一般社団法人日本ラッシュアーティスト協会が実施する資格試験です。
LEVEL1からLEVEL5までの5段階のランクがあり、まつ毛エクステンションの知識と技術を持つプロフェッショナルの育成を目的としています。
資格認定5STAR技能評価試験は受験資格を得るために経験年数が必要なことが特徴です。
LEVE3では実務経験が1年以上、LEVE4では実務経験が3年以上、LEVE5では実務経験が5年以上など資格の難易度だけでなく、受験資格も難しくなります。
そのため、資格の取得難易度が高いことで、取得した際はお客様から信頼を得られるでしょう。

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資格取得後のアイリストのキャリア
ステップ | 月収目安 | 役割・仕事内容 |
---|---|---|
アシスタント(見習い) | 約15万〜18万円 | 施術の補助、掃除、受付対応、道具の準備 |
ジュニアアイリスト | 約18万〜22万円 | まつげエクステやパーマの施術(簡単なメニュー)、お客様対応 |
正規アイリスト | 約22万〜30万円 | 一通りの施術が可能、指名顧客の獲得、売上目標の達成 |
トップアイリスト | 約30万〜50万円 | 高度な技術を提供、指名客多数、新人教育や店舗運営の補助 |
独立・開業 | 50万〜100万円以上 | 自分のサロンを経営、施術、集客、経営管理全般 |
アイリストとしてのキャリアを見据えることで、資格取得へのモチベーションを高めることができます。
多くのアイリストはアシスタントからスタートしますが、技術を向上させることでお客様からの信頼を得ることができ、指名数や収入も着実に増やすことができるでしょう。
さらに、経験を積んで独立すれば自分のサロンを持つこともでき、年収1,000万円以上を目指すことも夢ではありません。
資格取得はキャリアアップの大きな一歩となるため、諦めずに努力を続けることをおすすめします。
独立開業がおすすめ
アイリストとして独立することで自分の理想のサロンを作ることができるでしょう。
サロンで社員として働く場合は、安定した給与が得られる反面、収入や仕事の自由度には限界があります。
また、フリーランスは働き方の柔軟性が高いものの、安定した収入や集客には多くの課題があるでしょう。
一方、独立開業することで、自分だけの施術メニューや料金設定が可能になります。
さらに、自分の理想のサロンを実現できることで仕事への熱意もより高まり、その結果として収入も大きく増やすことへ繋がるでしょう。
近年ではシェアサロンや間借りなどの新しい形態により、開業のハードルも以前より低くなっているので、独立開業することも将来的な視野に入れることがおすすめです。
しかし、開業は失敗が不安と感じる方は多いのではないでしょうか?
次の項目では、そのような不安を解消できる株式会社ewaluの開業支援サービスを詳しくご紹介するのでご確認ください。

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開業支援サービスewaluを利用する
株式会社ewaluの開業支援サービスの満足度は、驚異の94.6%です。
その理由として、独立をしたことで自身の裁量権が増え、多くの方が収入面や労働時間など『働く環境の向上』を実感いただいていることが挙げられます。
特に下記の3つのポイントが環境に満足いただける大きな理由です。
・サポート体制が充実
・高額歩合でしっかり還元
詳しくご紹介するのでぜひご確認ください。
自己資金0円で独立開業
マツエクサロンを開業するには通常200〜300万円の費用が必要と言われています。
しかし、ewaluでは『自己資金0円』での開業が可能です。
サロンを開業する際に必要となる機材をすべて無料で提供しているため、大きな初期費用がかかりません。
利用者が負担するのは消耗品の費用だけであり、開業にかかるコストを大幅に抑えることができます。
そのため、資金に余裕ができ、集客などの宣伝費に資金を充てることが可能となるため、サロン経営する際のスタートをスムーズに成功させることができるでしょう。
サポート体制が充実
集客方法や税務関係は開業の際に多くの方が不安に感じるポイントですが、ewaluのサービスを利用すれば心配いりません。
集客方法に関しては、ホームページ作成からSNS運用、名刺の作成など徹底してサポートします。
ブランディングやデザインなどの知識は不要で、一からサポートするので安心してください。
また、税金や確定申告についても提携会社による手厚いフォローを受けることが可能です。
税務関係で分からないことがあればLINEで簡単に何度でも問い合わせることができます。
この充実したサポート体制により、税務関係や集客についての悩みがなくなり、お客様へのサービスのみに集中することができるでしょう。
高額歩合でしっかり還元
ewaluのサービスは、歩合の割合が高還元なことが特徴です。
一般的なマツエクサロンの歩合率は通常50%前後ですが、ewaluは60〜80%と平均を10%以上上回っています。
この高い還元により、より多くの収入を得ることができるでしょう。
さらに、ewaluには技術売上が50万円を超えた場合に追加で2%上乗せされるプチボーナス制度があります。
この仕組みにより、高いモチベーションを維持しながら、仕事に取り組むことができるでしょう。
まとめ
この記事では、社会人の方が働きながらアイリストを目指す方法を解説しました。
アイリストになるには、美容師免許の取得が必須です。
また、民間の資格も取得することで、キャリアアップにも繋がります。
そして、アイリストは独立開業することがおすすめであり、収入アップや働く時間を自由に決めたい方には独立は良い選択となるでしょう。
独立する場合は、ewaluの独立支援サービスを利用することで、成功に近づくことができるのでぜひご検討ください。
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