マツエクサロンの開業をマンションで行うことは、プライベートとの両立や、理想のサロンが作りやすいというメリットがあり、近年注目されている働き方です。
しかし、サロン用として借りるハードルは高くなっており、なかなか理想の物件が見つからずに悩んでいる方もいるのではないでしょうか?
そこで今回の記事では、下記の3点について解説しています。
- マンション開業のメリット
- 開業時に注意するべきこと
- 物件探しから開業までの流れ
マツエクサロンをマンションで開業したい方や、開業できる物件が見つからない方には、役立つ内容となっています。
株式会社ewalu(エワル)では、アイリストを含めてこれまで100名近くの開業サポートを行ってきた実績がありますので、ぜひ参考にしてください。
目次
マンションのサロン開業とは?
マンションのサロン開業は、基本的に個人経営でプライベートサロンという形で営業している所が多いです。
自宅がマンションの場合は、マンションの一部を利用して営業する『自宅サロン』があります。
一般的には、賃貸物件と一軒家で開業する2パターンです。
自宅サロンのメリットとしては、基本的に1人で施術を行うため、落ち着いた雰囲気での接客ができる点が挙げられます。
お客様と1対1で向き合える環境で、仲良くなることができるでしょう。
また、サロンのオーナーとして、自分の希望に合わせたコンセプトや集客ができ、理想のサロンを作りやすいです。
実際に、『お子様連れ歓迎』として、他のサロンでは融通が利きにくいことも対応できるサロンがあります。
他店にはないサービスや接客を提供することで、お客様に価値を感じてもらいやすくなるでしょう。
マンションでの開業における課題点
マンションで開業することはできますが、気をつけなければいけないことがあります。
主な注意点は下記の3点です。
- 開業できる物件が少ない
- 集客が難しい
- 内装が自由に変えられない
開業できる物件が少ない
そもそもマンションは、住居として利用するために建てられていることが前提です。
そのため、店舗として利用できる物件は少なく、全てのマンションで開業できるわけではありません。
また、マツエクサロンは事務所と違い、不特定多数の人が出入りします。
居住用として契約した物件では、家主にサロン営業ができるか確認するようにしましょう。
もし無許可で営業してしまうと、退去や違約金の支払いを命じられるリスクがあります。
トラブルを防ぐためにも事前に、管理会社や家主にマツエクサロンを開業することを伝えておきましょう。
確認方法については開業できる物件かを確認するでも解説していますので、引き続き読んでみてください。
集客が難しい
マンションは共同住宅であり、外から見てマツエクサロンだと認識が難しい傾向にあります。
表札や看板も出しにくく、お客様はサロンに入るまでのハードルを高く感じてしまうのです。
また個人経営のため、1日に施術できる人数に限りがあるため、思うように集客ができないこともあるかもしれません。
内装が自由に変えられない
マンションは退去する時に原状回復する必要があるため、間取りなどの大きなレイアウトを変えることができません。
また、壁紙や装飾などの改装工事を行う場合も、家主に許可を得る必要があります。
場合によっては希望通りの改装ができないこともあるため、内装の自由度は低いと思っておいた方がいいでしょう。
さらに、美容所登録のために必要な内装工事も、マンションだと難しいことが多いため注意が必要です。
ewaluの開業スタイルは面貸しで、自分の好みに合わせてインテリアや装飾を選んでいただけます。
実際に開業した方の声もご紹介していますので、合わせてご覧ください。
マンション開業だからこそ実現できること
マツエクサロンをマンションで開業するには、課題があることが分かりましたが、得られるメリットもあります。
ここでご紹介するポイントは下記の2点です。
- 開業費用のコストカットができる
- プライベートと両立しやすい
開業費用のコストカットができる
マンション | 店舗 | |
---|---|---|
物件取得費 | × | 50~150万円 |
内装費 | 約70万円 | 50~100万円 |
施術道具・設備 | 約120万円 | 100~200万円 |
宣伝広告費 | 約10万円 | 10~20万円 |
合計 | 200万円前後 | 200~400万円前後 |
マンション開業の大きなメリットは、物件を契約する際のコストが大きく抑えられる点にあります。
店舗で開業する場合、家賃の6ヶ月以上の保証金がかかってしまいますが、マンションは1〜4ヶ月分で済むため、費用を抑えて開業することが可能です。
また、内装を変える際の費用にも、大きな違いがあります。
店舗は、前の業種によって水道が設置されていなかったり、雰囲気がサロンに適していなかったりすると、改装費用が高くなることが多いです。
マンションは、居住用として水回りや部屋の仕切りが整備されているため、改装費用を安く抑えることができるでしょう。
ewaluでは、開業資金0円で独立ができ、資金が足りないとお悩みの方でも開業しやすい体制を整えています。
開業したいけどリスクが気になる方に、ぜひ利用していただきたい支援内容です。
LINEからでもお問い合わせができますので、お友達登録からお気軽にご連絡ください。
プライベートと両立しやすい
マンションでの開業は、自分のペースで働くことができ、プライベートと両立しやすいことが挙げられます。
サロンスタッフとして働く場合、シフトが決められて、固定の時間はサロンで勤務しないといけません。
一方でマンションの場合、勤務時間や休日は自分で自由に決めることができます。
例えば、子育て中の場合、子どもが学校にいる日中だけ予約を入れれば、空き時間を有効に使うことが可能です。
また自宅兼サロンであれば、予約が入っていない時間帯に、育児や家事など別のことができるのも魅力の1つでしょう。
さらに、通勤時間がかからないため、サロンの開店準備に時間をあてることができ、忙しい朝の時間帯を効率的に活用できるはずです。
マンション開業で覚えておきたいこと
マンションで開業準備を行っていく際に、注意点を知っておかないと、思わぬ落とし穴にはまってしまうかもしれません。
アイリストの方に覚えていただきたいことは、下記の3点です。
- 開業できる物件かを確認する
- 物件の間取りや広さを確認しておく
- 近隣に配慮する
マツエクサロンを開業する場合は、大家さんや管理会社に相談するようにしましょう。
開業できる物件かだけではなく、契約内容や内装工事の可否なども、契約書を通して確認することが重要です。
例えば、事務所として契約ができても、店舗としての利用は許可されていないケースがあります。
できると思って無断で行ってしまうと、大きなトラブルになりかねないため、必ず書面で確認するようにしましょう。
万が一無許可でサロンを営業すると、下記のようなリスクが考えられます。
- 警察に通報される
- 営業停止や罰金
- 広告が出せない
マンションの契約は、居住用が事業用かで種類が異なってきます。
居住用で契約したにも関わらず、マツエクサロンを営業すると、契約違反で退去させられてしまう場合もあるのです。
また、集客媒体に広告を載せる際に、事前に美容所登録を済ませておかないと、広告の掲載ができないケースがあります。
安全なサロンだと証明するためにも、開業する際に必要な契約や登録は忘れずに行っていきましょう。
物件の間取りや広さを確認しておく
上の図は、渋谷区保健所の『理容所・美容所のてびき』から、美容所開設で基準となる構造設備を示したものです。
マツエクサロンは、美容師免許だけではなく、美容所登録ができていなければ営業を行うことができません。
美容所登録とは、構造設備や衛生管理の基準を満たしており、マツエクサロンを開業する許可を保健所からもらうことです。
具体的な流れについては、保健所による立入検査で解説していますので、引き続き読んでみてください。
条件としては、下記のような項目が挙げられます。
- 天井の高さ
- 部屋の広さ
- 床の材質
- 換気扇/窓の設置
- 水道の設置
物件を契約する前に、間取りや広さが分かる図を用意して、開業しても問題ないかを保健所に確認してもらうと安心です。
詳しい数値や規定については、お住いの自治体によって異なる場合があるため、保健所のサイトで確認しておきましょう。
美容所登録で必要な条件については、下記のページで詳しく解説していますので、合わせてご覧ください。
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近隣に配慮する
サロンに人の出入りが多くあると、同じマンションに住んでいる人から不信感を抱かれ、トラブルになりやすいです。
近隣トラブルの例として、駐車場や騒音問題が挙げられます。
来客用の駐車スペースを独占したり、近隣の道路や私有地に駐車してしまうことで苦情につながるため、お客様用の駐車場は十分に確保することが必要です。
また、壁が薄いマンションだと、施術中の会話や音楽が隣の部屋まで響いて、居住者に迷惑をかけてしまう場合もあります。
さらに、共有地に看板を設置する際も、近隣住民の通行の妨げにならないように配慮しなければいけません。
このように、管理会社や大家さんから開業を許可されていても、近所の方からクレームをもらった場合は、営業停止になるリスクも考えられます。
お互いが気持ちよく過ごせるように、日頃から近隣住民とコミュニケーションをとったり、気遣いの行動をとったりして、良好な関係を構築していきましょう。
マンションで開業するまでの流れ
ここからは、マンションで開業するまでの流れをご紹介します。
- 物件探し
- 保健所による立入検査
- ホットペッパービューティーと契約
- 開業届を提出
- 内装準備
実際に、マツエクサロンを開業した方の事例もご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
①物件探し(開業の4週間前まで)
物件を探す方法の1つとして、不動産屋への相談が挙げられますが、取り扱いの物件がないと断られるケースも少なくないようです。
不動産屋へ出向く際は、下記の3点は最低限決めておくと、希望に近い物件が見つかりやすいでしょう。
- 家賃の予算(3日分の売上が目安)
- 初期費用の予算
- 立地
「物件を探すならテナントでもいいのでは?」と思う方もいますが、テナントはリスクが高い開業方法です。
家賃や敷金/礼金などがマンションと比べて高くつくため、経営が上手くいかなかったときのことを考えて、開業費用はなるべく抑えるようにしましょう。
テナントは、サロンの経営が軌道に乗って、さらに拡大させていきたい時に検討するのがベストです。
実際にアイリストの方が見つけた物件の一例をご紹介します。
- 家賃約7万円
- 8畳の1K
- 駅から徒歩3分
- オフィス街と住宅街の中間地点
- 清潔感のあるコンクリート調のアパート
- 使わないキッチンやお風呂は古くてもOK
物件を決める際に忘れてはならないのが、美容所登録ができる物件かどうかです。
物件探しから美容所登録完了までの流れについては、次の項目で詳しく解説していますので、引き続きご覧ください。
1. 保健所に相談(開業の3週間前まで)
物件を契約する前に、本当にその物件で問題ないか確認に行きます。
物件の平面図を準備して、保健所の生活衛生課へ行けば、疑問点も丁寧に教えてくれるでしょう。
2. 書類の提出(開業の2週間前まで)
開業届や美容師免許など、前もって用意しておいた書類を提出します。
この時、開業届提出の際に必要な手数料を支払うため、準備しておきましょう。
地域によって金額は異なりますが、およそ2万円前後です。
また、立入検査日の調整も行いますので、希望日の候補をいくつか挙げておくと、スムーズに進みます。
3. 検査(開業の1週間前まで)
所定の日に、保健所の検査員による立入検査が行われます。
- 作業場や待合室の条件は守られているか
- 衛生設備や消毒設備は揃っているか
- 平面図通りのレイアウトになっているか
施設が完成していない、設備が整っていないなどの不備があった場合は、再検査となり開業できないことがあります。
余裕を持ったスケジュール感で準備を進めるようにしましょう。
4. 許可証の受領
検査基準の適合が認められ、保健所長の確認がとれれば、開業ができます。
許可証が発行されるため、保健所から連絡があったら印鑑を持って受け取りに行きましょう。
③ホットペッパービューティーと契約
無事に開業ができれば、早急に集客対策をとっていきましょう。
マツエクサロンでおすすめの集客媒体が、ホットペッパービューティーです。
リクルートが運営する業界最大級のネット予約サイトであり、20~30代の女性を中心に絶大な支持を得ています。
おすすめする理由としては、下記のような特徴があるからです。
- リラク/エステの年間予約件数は7,300万件以上
- 登録店舗の7割が3席以下の小規模サロン
- 口コミ件数は約1,000万件
- 検索結果の上位に載りやすい
- 顧客や売上管理機能が利用できる
このように、圧倒的な認知度があり、小規模なサロンに対応していることから、新規顧客が獲得しやすいと言えます。
プランの契約には美容所登録が必要なため、広告掲載日までに手続きを済ませておくようにしましょう。
ewaluではホットペッパービューティーの1年目の掲載料を半額支給しています。
最適なプラン選びのご相談にも応じておりますので、広告掲載に興味がある方はお気軽にお問い合わせください。
④開業届を提出
開業届とは事業を始めたことを税務署に申告する書類であり、美容所登録とは別の届出です。
提出をしなくても罰則はありませんが、下記のような場合は開業届が必要な場合があります。
- 物件を契約する時
- 補助金/助成金を申請したい時
- 青色申告で所得控除を受けたい時
- 屋号付きの銀行口座が作りたい時
- 小規模企業共済に加入したい時
提出期限は、サロンを開業してから1か月以内となります。
得られるメリットは多くあるため、美容所登録と一緒に手続きするようにしましょう。
⑤内装準備
いよいよ理想のサロンを作り上げる本格的な準備段階になってきました。
開業当初の準備物の例としては、下記を参考にしてみてください。
- ベッド
- スツール
- ワゴン
- 待合用ソファ
- 待合用テーブル
サロンの営業をしていくと、運営方針やコンセプトを変更して、サロンの雰囲気が変わるかもしれないため、最初は必要最低限のものを揃えていきましょう。
中には、顧客が増えるにつれて、ドレッサーを設置したり、壁紙や植物、インテリアにこだわるようにしたアイリストの方もいます。
ewaluでは面貸しスタイルで、自分のサロンコンセプトに沿って内装にこだわることが可能です。
例えば…
- 北欧調の家具や小物を並べる
- 木材を活用する
- 白を基調とした空間にする
【スタイリッシュ】
- コンクリートの打ちっぱなし
- 観葉植物や間接照明を利用する
- グレーの壁を選ぶ
サロンオーナーとして、憧れのサロンを弊社で実現させてみませんか?
実際に開業した方のリアルな声をTik Tokでご紹介していますので、ぜひご覧ください。
ewaluで開業するという方法
マンションの開業には、さまざまな手続きや準備物が必要であり、「なかなか大変だな…。」と感じた方もいるのではないでしょうか?
開業準備を1人で行うことは、コストだけではなく時間もかかってしまうため、効率が悪くなってしまいます。
下記のようなお悩みに1つでも当てはまれば、弊社の開業支援をぜひご検討ください!
- 開業資金がない
- 開業に興味はあるけどリスクが気になる
- 今の職場では自分のこだわりが出せない
- 経営の知識がなく一歩踏み切れない
- 顧客が0で集客が心配
ここからは、ewaluのサポート内容の特徴について3つご紹介します。
面貸しスタイルで開業
弊社では面貸しスタイルを採用しており、すでに美容所として開業しているサロン様で営業するため、開業費用はかかりません。
また、物件探しや美容所登録などの手続きは不要のため、最短2か月で開業することも可能です。
働きながら開業準備をしたい方にも、なるべく負担にならないようにサポートいたします。
人気エリアのサロンで勤務可能
開業場所はご希望のエリアに沿って、最適なサロン様をご提案いたします。
主には美容室やエステサロン、マツエクサロンの一角を借りて開業していきます。
都内では渋谷や表参道など、オシャレな好立地の場所で開業した方も多く、顧客0から集客できた方も多数!
エリアの雰囲気に合わせて、サロンの内装も自分好みにオシャレにしていきましょう。
ホットペッパービューティーの広告費を半額支給
マツエクサロン開業の成功は、集客にかかっていると言っても過言ではありません。
ホットペッパービューティーは業界トップの認知度で、新規顧客獲得に大きな効果をもたらしてくれるはずです。
特に開業して1年目は、顧客を呼び込むために広告費を多くかける傾向にあります。
ewaluでは、1年目のホットペッパービューティーの広告費を半額支給しており、アイリストの方の集客を支援!
エリア平均/倍以上の集客を達成した実績もあり、開業者の8割は顧客0からのスタートですのでご安心ください。
開業支援に興味がある方は、ぜひ下記のお問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。
まとめ
この記事でのポイントをまとめてみましょう。
- マンションでの開業はできるが、希望通りの物件が見つかりにくい
- 開業には美容所登録や開業届などが必要
- もっと手軽に開業したいなら開業支援の利用がおすすめ
ewaluでは、経営や集客の支援も行っており、知識やスキルを学びながらサロン運営ができます。
顧客満足度は94.6%と、多くの開業者が憧れのアイリストライフを送っています。
まずは、アイリストとしてどのようなサロンを実現させていきたいのか、あなたの目標をお聞かせください。
お問い合わせは下記のフォームから!ご連絡お待ちしております。
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