『都会に比べて集客難易度が高そう』、『リピーターを獲得できる自信が無い』などの理由で田舎(地方)での開業に一歩踏み出せない方も多くいるのではないでしょうか。

今回は、田舎でネイルサロンを開業しようと考えている方向けに、収入の目安やサロンを長く続けるためのコツについて解説します。

株式会社ewaluでは、独立して自分だけのサロンを作りたいという人のために、マンションを用いた開業サポートもスタートしました。

もちろん支援実績も豊富なので、気になる方はお気軽に下記のボタンからお問い合わせください。

田舎のネイルサロンが儲かる3つの理由

田舎のネイルサロンが儲かる3つの理由

サロン経営は都市部の方が圧倒的に儲かるというイメージを持っている方もいるかもしれませんが、田舎サロンにしかないメリットに着目すれば、安定して稼ぐことも可能です。

次の項目からは、田舎のネイルサロンが稼げる理由について3つ解説していきたいと思います。

家賃が安いので開業コストがかからない

店舗運営で安定した利益を出すためには、毎月かかる固定費の負担を減らすことが大切です。

特に田舎は都会に比べて家賃の安い物件が多く、コストを抑えて運営するのに向いています。

下記の表では、東京と大阪の賃貸オフィスビルの1坪当たりの相場を比較してみました。

東京 29,740円/坪
大阪 18,497円/坪

利益率を高めたい方は、固定費を含む全体的な運営コストを抑えるように心がけてみてください。

参考:市況データ(三幸エステート)

競合が少ない

田舎のサロンは近隣にライバル店が少ないため、競争率が低いです。

都内のようにネイルサロンが立ち並んでいることもなく、顧客を獲得できるチャンスも十分あります。

また別の店舗が近所に新規出店する可能性も低いので、価格競争に巻き込まれることなく、自由な価格設定をすることもできるでしょう。

リピーターを獲得しやすい

田舎のサロンは、都内のサロンよりもリピーター率が高いです。

その理由の一つにはネイルサロンの店舗数の少なさが関係しています。

田舎ではサービスに多少の不満を感じていても、サロンの選択肢が少ないので失客するリスクが低く、顧客獲得が比較的簡単なのです。

田舎でも儲かるネイルサロンの特徴

田舎でも儲かるネイルサロンの特徴

次に田舎で儲かっているネイルサロンに共通している特徴を解説します。

ターゲット層に合ったメニューの展開

ターゲット メニュー
高齢者 ネイルケアやハンドマッサージを重視
若い女性 最新の流行を取り入れたネイルデザイン
農家 爪を割れにくくするためのネイルケア

成功しているサロンは、ターゲットの属性やニーズを意識したメニュー展開をしています。

上記の表の他にも、地域性を活かしたメニューのアイデアとして、その土地の伝統工芸品や名物を取り入れたデザインの提案をすることもオススメです。

リピートに繋がるサイクル作り

ネイルサロンで安定した経営をするためには、一人でも多くの顧客をリピーターにすることが大切です。

まずは下記の方法でリピート率を高めると良いでしょう。

・お客様アンケートの実施
・ポイントカードの配布
・クーポンや割引施策の考案
・サプライズプレゼントの準備

顧客のリピート率を上げるためには、継続して利用したくなる仕組みを作り上げてみてください。

SNSや口コミを使った集客

SNSを活用した方法は田舎でも高い集客効果を期待できます。

SNSではサロンの魅力を前面に押し出した投稿に加えて、サロンの予約フォームのリンクも掲載し、スムーズに予約できる導線を確保しましょう。

SNSに何を投稿すればよいのか分からないという方は、地元の情報や実際の施術風景、お客様のリアルな声を載せてみてください。

サロンの雰囲気が伝わり、初めて利用するお客様も入店しやすくなるはずです。

また田舎には独自のコミュニティが形成されていることも多いため、口コミが影響して人気が出ることもあります。

良い口コミを少しでも増やしたい方は、お客様の声を聞き入れ、不満があれば即座に改善していく姿勢を見せましょう。

品質の高いサービスの提供

ネイルサロンはお客様の爪にネイルアートを施すだけの場所ではありません。

快適な空間やリラックスできる時間を体験してもらうために、接客やアフターフォローは丁寧に行い、顧客満足度を上げる工夫をすることが大切です。

地域に密着した活動

地域の住民に広く知ってもらうためには地域内のイベントに出店して、PR活動を行うことも大事です。

ネイルチップの配布や施術体験などを実際に行い、顧客の獲得を目指しましょう。

儲かっている田舎のネイルサロンが実際にやっている3つのこと

儲かっている田舎のネイルサロンが実際にやっている3つのこと

安定した収益を出すことができている田舎のネイルサロンはどのような行動を取っているのでしょうか。

特徴をもとに分析をしていきます。

市場や競合の調査

調査内容 必要なデータ
市場調査 人口構成、年齢層、収入の水準
競合調査 ネイルサロンの店舗数、メニュー、価格帯

マーケティング戦略や事業計画を立てる際には、市場の動向や顧客ニーズを分析する必要があります。

上記の表に記載したデータを調べ、事業の方向性をしっかり定めましょう。

売れるコンセプトとブランディングの作成

地方で成功しているサロンは共通して、コンセプトやブランディングに独自性があります。

独自のコンセプトやブランディングを確立すると、次のような効果を実感できるでしょう。

・コンセプト:サロンが提供するサービスの特徴や経営理念を理解してもらうための戦略
・ブランディング:サービスの価値を高めるための戦略

下記の記事では、開業初期の経営分析に効果的なフレームワークについて詳しく解説してますので、併せてご覧ください。

価格に見合ったサービスを提供する

高単価でサービスを提供するためには、サービスの内容が価格と釣り合っているか確認し、サロンの魅力をお客様に理解してもらうことが大切です。

またメニューの見直しだけでなく、備品の状態や清掃が隅々まで行き届いているかのチェックを行い、清潔で居心地の良い空間に変更してみてください。

田舎ネイルサロンを長く続けるためのコツ

田舎ネイルサロンを長く続けるためのコツ

せっかく開業するのですから誰しもが、できるだけ長くサロンを経営していきたいと考えているはずです。

次の項目では田舎でネイルサロンを長期的に経営するためのコツを解説していきます。

信頼関係の構築

新規顧客の信頼を獲得することはネイルサロンの経営で重要です。

特にネイルサロンではカウンセリングやフィードバック、雑談などでお客様と会話が必要な場面は多く存在するため、コミュニケーションを鍛えておいて損はありません。

コミュニケーションを取るのが得意でない方は、お客様の趣味や興味/関心には耳を傾け、まずは聞き上手を目指しましょう。

顧客から信頼を勝ち取る方法は、コミュニケーション以外にも下記の3つがあります。

・笑顔
・アイコンタクト
・オーバーリアクション

どれか要素が欠けていれば、常連のお客様と親密な関係性は作れないので、気を付けて下さい。

地域との連携

長く愛されるサロンにするためには、地域で行われているイベントに参加し、地域の人々と深く関わることが大切です。

具体的には子供の通う学校や高齢者がいる施設に出向き、実際にネイルの魅力を伝えていきましょう。

住民と交流する機会を大切にしていれば、地域の人からも必要とされるネイリストになるはずです。

定期的な経営の見直し

ネイルサロンは流行の移り変わりとともに顧客のニーズも当然変化します。

顧客のニーズを聞き入れ、メニュー化していくためには、競合店のサービス内容や価格と比較して決めていくことが大事です。

また、空間で変化を出したい方はサロン内の設備やレイアウトを一新して、新鮮な空気を取り入れてみましょう。

田舎でネイルサロンを開業する前の注意点

田舎でネイルサロンを開業する前の注意点

次の項目では、田舎でネイルサロンを開業する前に気を付けなくてはならないことについて解説していきます。

ターゲット層の確認

ネイルサロンを開業する場所を決める際に必ず確認しておきたいのが、エリアに住んでいる人達のペルソナです。

ペルソナとはターゲットにしたい人の属性を具体化させて、人物像を明確にすることをいいます。

次の表ではペルソナ設定の具体例をご紹介しますので、ご参考ください。

年齢 25歳
性別 女性
職業 会社員
居住地 大阪
趣味 カフェ巡り、カメラ
普段の服装 ガーリー

田舎は都会よりも人口が少なく、狙っているターゲットが見つからない可能性もあるので注意してください。

集客経路の確認

田舎ではSNSやホームページを開設して、オンラインで集客する手法も効果的ですが、地域の特性に合った集客と併用するとより効果を高めることができます。

どのような集客ツールを利用するか迷っている方はテレビやラジオ、情報誌などの地元メディアに露出する機会も増やしてみると良いでしょう。

近隣に競合がないかのチェック

新規出店する際、地域に他にネイルサロンがあるのかチェックしておく必要があります。

近くにネイルサロンが既にある場合、そのお店のサービス内容や料金、ターゲット層などを把握しておくことが大切です。

もしサービス内容が被っていて、競合のレベル感が高ければ安定した経営を目指すことは難しいでしょう。

どうしてもそのエリアで開業したい場合には、サービス面で差別化できるようにしておきましょう。

田舎のネイルサロン経営でやってはいけないこと

田舎のネイルサロン経営でやってはいけないこと

次にネイルサロンの経営で失敗しないためにやってはいけないことについても解説していきます。

低価格をウリにする

価格を落としてより多くの顧客を呼び込もうとする戦略は、田舎サロンの経営では逆効果になります。

なぜなら人口の少ない田舎においてお客様を集めるのは難しいからです。

利益を倍増させるためには高品質のサービスを提供し、集客数が少なくても十分な売上が出る仕組みを作りましょう。

クーポン、割引施策を乱発する

集客時にクーポンを大量に配布しようと考えている方もいるかもしれませんが、それは良い方法とは言えません。

クーポンは一時的にお客様の数を増やすことができますが、サービスに価値を感じてもらいづらいので、離客しやすいという特徴があります。

サロンの価値を理解してもらうためにも、サービスの品質を高めていきましょう。

事実と異なる広告や不適切な接客

ネイルサロンの宣伝に誇大広告を使うことは、景品表示表や薬機法に触れるだけでなく、お客様からの信用を失う可能性もあります。

顧客から信用を一度でも失えば、サロンに損害が出てしまうので、なるべくリアルなサロンの情報を訴求することが大切です。

また、お客様に不快感を与えるような接客態度もリピート率の低下に繋がるため、接客に自信が無い方は改善していきましょう。

田舎でネイルサロンを開業する場合の収入目安

田舎でネイルサロンを開業する場合の収入目安

田舎で開業する場合、自宅の空き部屋をサロン用に改装する方が多いです。

自宅開業する際、1人で運営することがほとんどなので、1日の施術人数は最高でも4~5人程度で、収入目安は250〜300万円ほどと考えられます。

【例】
・単価4,000円 × 客数4人 × 営業日数20日 × 一年12ヶ月 = 収入3,840,000円
・収入3,840,000円 − 経費768,000円 = 年収3,072,000円

集客力によって収入は前後するので、開業初期は上記の収入目安よりも低くなる可能性が高いです。

収入の上限をあげたいという方は、次の項目で紹介するewaluの開業方法をオススメします。

地方開業もewaluの開業支援制度がおすすめ

地方開業もewaluの開業支援制度がおすすめ

ewaluでは田舎で開業することを目指すネイリストも応援しています。

次の項目では、ewaluで受けられる充実した開業サポートの詳細について解説していきますので、ご参考ください。

貯金がなくても安心

ewaluは美容室やサロンを間借りして営業するスタイルのほかに、マンションで開業するスタイルがあります。

どちらの開業スタイルでもかかるのは消耗品費のみで、それ以外の費用はほとんどかかりません。

「独立はお金がかかるから悩んでいる。」という人もこの機会にewaluで独立にチャレンジしてみてください。

高収入も実現可能

ewaluでは売上の6〜8割が手元に残るので、ほとんどの方が収入を増やすことに成功しています。

特にママさんネイリストの中には月50万円以上を手にしている方も多くいらっしゃいますので、家庭と仕事の両立ができるか不安な方にもオススメです。

安心の集客サポート

ewaluでは集客効果を上げるために下記のサポートを行っています。

・SNSブランディング
・SNSアカウントの運用方法
・広告戦略の立案

また広告費用に関してもホットペッパービューティーを利用する場合に限り、負担額を半分にすることもできるため、売上が不安定な開業初期でも安心して経営する事が可能です。

まとめ

まとめ

今回は、田舎でネイルサロンを開業した場合の収入の目安や、安定した経営を送るためのコツについてご紹介してきました。

ewaluでは開業場所の選定やコンセプトの立案など、ネイルサロンを開業する際に重要な準備工程の相談をすることが出来ます。

もっと詳しく知りたいという方は下記のボタンからお問い合わせください。

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