ネイリストになりたい方も現役ネイリストも、ネイル業界の将来性について気になる方は多いのではないでしょうか?
『ネイル業界は衰退している…?』
『ネイル業界の現状の課題は…?』
『これからのネイリストに求められるスキルは…?』
と気になる方に向けて、ネイル業界の現状や今後必要となってくるスキルについてまとめましたのでぜひ最後までご覧ください。
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ネイル業界の現状
出典:【ネイル】市場規模は1,390億円で前年から大幅増加!男性利用がけん引し、コロナ前を超える規模に / HOT PEPPER Beauty Academy
市場規模は1390億円!
まずネイル業界の市場規模はどのようになっているのでしょうか?
ホットペッパービューティーアカデミーによると、2024年の市場規模の推計値は1390億円です。これは2023年の1195億円を上回る数字で、ネイル業界の需要は年々高まっていると言えるでしょう。
理由としては、男性利用者増加に伴い売上増加、40〜50代女性の単価増加などが挙げられます。
男性利用は年々増加傾向にあり、男性の中で美意識が高まっていることが要因です。アートネイルもそうですが、ビジネスマンが爪のケアにと訪れることも男性利用者が増えている理由となります。
また、ホットペッパービューティーアカデミーの調査結果によると、男女ともに年間利用数が増加している傾向のようです。2024年の女性の推計年間利用数は平均5.64回、男性は平均3.49回とここ5年で一番の高さとなります。
日本ではネイル習慣がより身近になりつつあり、今後もネイル業界は伸びていくと言えるでしょう。
平均年収/給与は383万円!
『求人ボックス 給料ナビ』によるとネイリストの平均年収は383万円でした。『令和4年分 民間給与実態統計調査』によると、日本人の平均年収は約458万円なので、日本平均より低い傾向にあるようです。
また、ネイリストの給与幅としては288〜628万円と幅が大きいことから、スキルによって給料は大きく変わってくることがうかがえます。自分の頑張り次第で給料アップは可能のようですね。
なお、ネイリストはフリーランスとして活躍している人もいます。フリーランスの場合、平均年収は400万円とされていますが、人気のサロンとなると1000万円近くになることも多いようです。
ただ、フリーランスで独立開業すれば誰でも1000万円の給料を手にできるわけではありません。競合の差別化をしっかりと図り、集客を的確に行い、経営もしっかりとこなしてこれだけ年収を上げることが可能です。
また、多額の初期費用、運用費用がかかるので手軽にフリーランスで店舗を構えられる人は限られるでしょう。政府が出資する公的金融機関の『日本政策金融公庫』からお金を低金利で借りることもできるので、自己資金で悩んでいる方は利用してみるといいかもしれません。
参考:ネイリストの仕事の年収・時給・給料 / 求人ボックス 給料ナビ
参考:令和4年分 民間給与実態統計調査 / 国税庁
2024.08.21
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ネイルサロンに限らず、開業する際にはまとまった資金が必要ですが、誰もが「なるべく安く開業したい。」と考えているはずです。 今回は開業時にいくらくらいの資金が必要なのか気になっている方向けに、開業資金の目安と調達方法について解説します。 ewaluで開業した方にインタビューで「ewaluを...
厳しい価格競争
ネイル業界として需要は高まってはいますが、ネイルサロンは現在飽和状態にあります。『ネイル白書2023』によると、2022年時点の全国のネイルサロンの見込店舗数は30,400件です。
2022年6月30日時点の全国の郵便局の数は23,705局なので、全国の郵便局よりネイルサロンの方が多いことが分かります。
なお、ネイルサロンの店舗数の伸びは2022年以降ほぼ横ばいの見込みであり、需要は伸びていますが、ネイルサロンの店舗数の伸びは停滞している状況です。
需要が高まっている中、店舗数が増えない状況で起こるのが、激しい価格競争となります。他の店舗にお客様をとられないようにするために、他の店舗より価格を下げて集客を行うサロンが多くなってくるでしょう。
しかし、安易に価格を下げてしまうと客側も低価格に慣れてしまい、通常単価に不満を持つ方が増えてきます。その結果、業界全体の収益が減少してネイリストの給料も比例して減っていくでしょう。
このような事態に巻き込まれないために、近年のネイルサロンには他店舗との差別化が重要になります。そのサロンにしかない価値をお客様に見出してもらえれば、通常価格でも集客は可能です。今を生き残るためには、特色あるコンセプトや、特別メニューを用意することが大切になるでしょう。
参考:ネイル白書2023 / 日本ネイリスト協会
参考:【データでわかるトリビア】 全国の郵便局の数を「見える化」してみた! / 日本郵政グループ
ネイル業界の現在の課題
価格競争の他にも、現在のネイル業界には下記のような様々な課題があります。
- ライフステージの変化への対応
- 長時間労働による肉体的負担
- クレーム対応や口コミ対応などによる精神的負担
- 誤傷やアレルギーなどの物理的な身体的リスク
- 男性向けメニューなどの多様化への対応
- セルフネイルとの差別化
- ネイルサロンのDX化
- インバウンド対応 など…
どれもこれから解決していかなければならない課題ですが、一番はライフステージの変化への対応でしょう。働く女性にとっては、結婚・出産などライフステージが変わると通常通り働くことが難しいです。
時短勤務ができれば問題ないですが、その分収入が減ることになります。また、時短勤務ができない場合、最悪違う職を探さなければなりません。
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ネイリストは将来なくなる?
ネイリストという職業がなくなるのは本当?
これから人工知能(AI)やロボットにとってかわる職業がたくさんあることは皆さんご存じでしょうか?
実際に無人レジやレストランの料理を運ぶロボットなど、既に体感されている部分は多いかと思います。
ではネイリストはどうなのでしょうか?結論から言うとネイリストという職業がなくなることはないです。ただ、生き残れるネイリストと生き残れないネイリストが今後出てくるのは間違いないでしょう。
具体的には作業者としてのネイリストは淘汰され、トータルコーディネートができるネイリストが生き残ると予測されます。
単純にネイルをするのであれば機械でも可能ですが、現在の爪の状態を確認し、どのような方法でネイルするのが最適かを判断できるのはトータルコーディネートできるネイリストです。
また、施術中に共通の趣味などの会話で盛り上げ、お客様のニーズを引き出すことも大切になるでしょう。自分の技術を磨き、積極的に提案することが今後生き残っていく上で重要となります。
ネイリストはネイルマシンに仕事を奪われる?
前の項目で人工知能(AI)やロボットが台頭している中で、ネイリストの職業がなくなることはないと解説してきましたが、便利なネイルマシンが現在の世の中に出てきているのは事実です。
実際、業務用のネイルプリンター『INAIL(アイネイル)』という商品が販売されています。1本わずか15秒と驚異的なスピードでプリントすることが可能な商品です。おそらく今後、導入するサロンは増えていくでしょう。
重要なことは進化していく技術をうまく活用することです。ネイリストのアートデザインの方が繊細で完成度は高いので、完全に機械に取って代わることはないでしょう。ただ、ネイルプリンターのスピード感は利益を出すのには効率がかなり良いです。
サロンのコンセプトに合わないとして採用を見送るところも多いかと思いますが、今後生き残って行くためには進化している技術を見逃さないようにアンテナを常に張り、有用だと思えば積極的に採用していくことが重要となります。
ネイリストは何歳まで続けられる?
ネイリストの職業自体はなくならないですが、何歳まで続けることができるのでしょうか?
厚生労働省の職業情報提供サイト『job tag』によると、現在のネイリストの平均年齢は34歳のようです。特に東京に至っては29.2歳なので、20〜30代が特に多いことがうかがえます。
若いネイリストが多い一方、年齢を重ねるごとにネイリストは減少傾向です。理由としては、老眼による技術力の低下、スクール講師などへの転身、ライフステージの変化に伴う引退といったことが主な理由となります。
ただ、50代以上で現役の方も少なくありません。若いころからネイリストを継続されている方もそうですが、子育てがひと段落して時間に余裕ができた結果、50代からネイリストを目指す方もいるようです。
上記の理由からネイリストに年齢は関係ないと考えてよいでしょう。
なお、経営者に関しては年齢を重ねるごとに多くなることから、ある程度サロンで経験を積んだ後、ネイルサロン経営者、もしくは独立開業して個人事業主としてキャリアアップされている方が多いと言えます。
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今後ネイリストに求められる3つのスキル
①SNSを用いた発信力とマーケティングスキル
各時代によってネイリストに求められるスキルは変わります。現代ではSNSが急激に普及しており、ネイリスト個人がアカウントを運営していることも少なくありません。
さらには、X(旧Twitter)、InstagramなどのSNSのDMより指名予約を受け付けることもあり、SNSは立派な集客ツールと言っても過言ではないでしょう。今後を生きていくネイリストはSNSを集客ツールとして使いこなすスキルが重要となります。
経営者側の立場としても、過度な投資をしなくても、気軽に広告宣伝ができるSNSツールは魅力的です。サロンアカウントを立ち上げ集客をしていくことも今後増えていくでしょう。
ただ、気軽にできるようになった分、競合もかなり多くなってきます。その際に重要なのが他のサロン/個人アカウントとの差別化です。しっかりとコンセプトがぶれないように注意し、そのサロン/個人だけしかない価値をアピールすることが大切になります。
また、継続して情報発信をすることも大切になってくるので、粘り強くSNSを運営することも重要になるでしょう。
②リピーターとの信頼関係を築くスキル
お客様がネイルサロンに来る理由として、施術の他にネイリストにネイルケアや自分に合った施術方法などあらゆる情報を聞いたり、ネイリストと共通の趣味の話をしにきたりする方も多いです。
お客様が希望することに対して適切な接客をすることができれば、リピーターから重要な顧客へとなっていくでしょう。顧客になれば、自身がどのサロンに移っても来ていただける可能性が非常に高くなります。
また、将来的に独立開業する時も、顧客が来てくれるだけでなく、顧客の口コミから新規集客ができるため、あまり新規集客に力を入れなくても問題なくなるのは大きなメリットです。
そのためにも、リピーターとの信頼関係を築くスキルは非常に重要となります。日々の施術に併せてそのお客様が何を求めているかをしっかりヒアリングし、満足していただける対応をすることで、ロイヤリティ向上を実現できるでしょう。
③学び続けるスキル
今後、活躍していくネイリストに重要なことは何事も積極的に学び続けるスキルです。分野内のスキルはもちろんですが、分野外のスキルも今後求められることになります。
技術力やトレンドを追っていくことはネイリストとして重要なことです。ただ、それだけでは今後引く手あまたのネイリストになることは難しいでしょう。分野外である集客知識や経営知識、娯楽などの知識も必要になってきます。
集客・経営については、今後のキャリアアップを考えるにあたって重要です。特に独立開業を考えているネイリストは今後の売上・利益にも繋がってきますので早めに勉強しておくことが良いでしょう。
また、娯楽については、キャラクターの3Dアートのクオリティ向上や、前の項目で解説したお客様へのロイヤリティ向上にも繋がるので、造形を深めておくことは大切です。
現状に満足するわけではなく常に学び続ける姿勢でいる人が、競争が激しい世界で生き残っていくことができるでしょう。
3つのキャリアアップの方法
①上級資格を取得する
ネイリストがキャリアアップする方法は様々ですが、一番すぐ始められるのが資格の取得です。取得が推奨される資格は下記の通りとなります。
- ネイリスト技能検定試験1級
- JNAジェルネイル技能検定試験上級
- ネイルサロン衛生管理士
- JNAフットケア理論検定試験
- JNA認定ネイルサロン技術管理者
特に『ネイリスト技能検定試験1級』『JNAジェルネイル技能検定試験上級』の2つはトップネイリストであれば必ず持っている資格です。サロンの求人でこの2つの所持を必要条件としているところもあるので、未取得の方がいればまずこちらの資格取得をおすすめいたします。
資格取得については下記の記事で詳しく解説しておりますので、気になる方は下記をご確認ください。
ネイリストは資格が一切必要ない職業ですが、独立を機に『もっとスキルを磨きたい』、『腕試しがしたい』という理由でネイルの資格試験に挑戦する人は多くいます。 しかし資格勉強のためにスクールに通いたくても、通学にかかる時間や費用が原因で、独学の学習スタイルを選択せざるを得ない人も中には居るでしょう。...
②ネイルスクール講師になる
ネイルサロンにて技術を磨いた人はネイルスクール講師になることもおすすめです。ネイルスクール講師になるためには『JNA認定講師資格試験』に合格する必要があります。
合格率は20%台とネイル関連の資格では最難関でかなり狭き門ではありますが、資格取得できると、幅広い活躍の舞台が用意されているのが大きなメリットです。
例えば、検定試験の試験官、コンテストの審査員、イベントの実行委員、 各セミナーの担当などが活躍できる舞台となります。ネイル業界の最前線で働くことができ、ネイル業界を盛り上げていきたい、貢献したいと思っている方には最適でしょう。
また、給与も大幅にアップするのでサロンワークでなかなか給料が増えない、と悩んでいる方にも良い解決策になります。『JNA認定講師資格試験』について気になる方は下記の公式ホームページをご確認ください。
③独立開業をする
フリーランスとして独立開業することもキャリアアップの一つです。ただ、自分のお店を構えるとなると、約600万円の初期費用と約200万円の運用費用が毎月必要になってきます。
資金を用意できるのであれば問題ないですが、用意が難しければ支援型のインショップ型開業も検討しましょう。インショップ型とはいわゆる面貸し型のことで、サロンの一角を借りて開業するスタイルです。
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まとめ2>
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