アイリストが独立するためには、どのような準備が必要なのでしょうか?

アイリストとして活動している人の中には、「将来は自分のお店を持ちたい!」「独立して今より収入をアップさせたい!」と考えている方も多いことでしょう。

これまでの経験を活かして、自分のこだわりが詰まったサロンを開業することができたら嬉しいですよね。

この記事では、アイリストが独立するための方法や、独立後の年収、失敗しないための方法などを解説します。

株式会社ewalu(エワル)では、アイリストを含めてこれまで100名近くの開業サポートを行ってきた実績がありますので、ぜひ参考にしてください。

独立する上で必須となる資格

アイリストが独立するうえで、必要になる資格や届出が、主に2つあります。

  • 美容師免許
  • 美容所登録

美容師免許は国家資格であり、お客様に施術を行う際に必須となる資格です。免許を取得するためには、厚生労働大臣が指定する養成施設(美容学校)に2年以上通い、国家試験(学科・実技)に合格する必要があります。

日本にマツエクが導入された2000年前後までは、資格は不要でしたが、相次ぐ施術中のトラブルにより、2008年から美容師免許が必要となりました。

美容所登録は、保健所によるサロン内の立入検査が行われます。目的として衛生管理ができているかを確認することであり、照明や空調、水回りがチェック項目です。

細かい基準は自治体ごとに定められており、開業するためには、検査をクリアする必要があります。詳細については、都道府県や保健所の公式サイトで最新情報をご確認ください。

アイリストの独立方法

テナント(店舗)

アイリストが独立して自分の店舗を持つと聞いた時に、真っ先にテナント(店舗)をイメージする方も多いかもしれません。

テナント契約によってビルや商業施設の一角を借りて、独立した店舗として開業する方法になります。

テナントを借りて開業するメリット・デメリットは、下記の通りです。

【メリット】
・人通りの多い場所やターゲット層に合わせた立地で開業できる
・自由に内装工事がしやすく、サロンのコンセプトに合わせた空間作りが可能

【デメリット】
・家賃が高くなりやすい
・初期費用が高額になる

ビジネス用の物件は、居住用と比べて家賃が高くつくため、保証金や敷金などの約1年分の初期費用が高額になる傾向があります。

ある程度の資金の蓄えがある方や、サロン経営のノウハウがあるアイリストにおすすめできる独立方法と言えるでしょう。

業務委託

アイリストであれば、業務委託としてフリーランスのような独立方法も可能です。

サロンから業務を請け負って、施術をするごとに報酬を受け取る完全歩合制の契約となります。

【メリット】
・施術数の分だけ稼ぐことが可能
・勤務日や時間を自分で決めれる
・初期費用が抑えられる

【デメリット】
・安定した収入が得られない
・サロンの決まりに従う必要がある

報酬の相場は施術料金の40〜50%ほどで、施術した数だけ収入として得られることが特徴です。

また、基本的に施術スペースを借りるために料金はかからないので、初期費用を抑えることができます。

一方で、ある程度はサロンのやり方に従わなければならず、会社員として雇われている時と大きな違いを感じることは難しいでしょう

そのため、自分のこだわりを持って自由にやりたいアイリストには、別の独立方法を検討してみることをおすすめします。

シェアサロン

シェアサロンは近年増加傾向にあり、今アイリストが注目している独立スタイルになります。

施術用のイスやベッド、スペースを借りて、自分専用のサロンとしてオープンさせる方法です。

【メリット】
・開業に必要な手続きは不要なため、短い期間で独立ができる
・初期費用が抑えられる

【デメリット】
・集客が難しい場合がある

アイリスト向けのシェアサロンは、すでに美容所登録を行なっているため、施術に必要な商材や道具をそろえれば比較的すぐに独立ができます。

一方で、アイリストが集まるシェアサロンでは、ライバルが近くに居合わせていると考えることもでき、集客が難しいケースも少なくありません。

集客サイトを利用する場合、料金が自己負担になってしまう契約もあるので、事前に確認するようにしましょう。

ewaluではホットペッパービューティーに広告を掲載する場合、1年目の掲載料金の半額を支給いたします。

詳しい支援内容については下記のページをご覧ください。

【注意】賃貸/自宅サロンの運営

前の項目で解説した通り、アイリストとして独立して、お客様に施術をする場合は、美容師免許が必要です。

また、賃貸マンションや自宅サロンで経営する場合でも、美容所登録は必須ですので注意しましょう。

サロンの内装は、各自治体によって定められている基準値を満たしていなければいけません。場合によっては、大掛かりな内装工事が必要になるため、初期費用が高額になってしまう可能性もあります

また、賃貸マンションの場合、サロン開業ができる物件が少なく、条件に合った物件を見つけることが難しくなっているのが現状です。

初期費用を抑えたい、なるべく早いスパンで開業したいアイリストの方は、シェアサロンや業務委託の独立方法が向いているかもしれません。

ewaluの独立方法について

ewaluの独立方法の特徴として、下記のようなものがあります。

  • 開業資金0円でスタート可能
  • 好立地のオシャレなサロンで開業ができる
  • 顧客が0の段階からでも独立がしやすい

アイリストとして独立する場合、施術に必要な機材や道具をそろえる必要がありますが、弊社で用意するため、開業資金がない方でも安心して独立を目指すことができます。

また、インショップ開業を採用しており、希望エリアのサロンの一角を借りて運営することができるため、内装工事や美容所登録などが不要です。

弊社の場合、応募してから2~3か月で開業している方が多く、比較的早い期間で独立ができるでしょう。

さらに、ホットペーパービューティーの1年目の掲載料金を半額支給しており、顧客が0の段階からでも、安定した集客の実現が可能です。

ewaluの独立支援については、下記の項目でさらに詳しくご紹介していますので、引き続き読んでみてください。

アイリストが抱える独立の疑問

独立後の年収はいくら?

アイリストとして独立した後は、年収がいくらになるのか気になるところですが、およそ600万〜1,000万円以上とされています

マツエクサロンの特徴は、商材の原価が安く、在庫を抱えるリスクが少ないという点です。

さらに、マツエクの開業を自宅サロンのように一人で始める場合は、人件費がかからないため、儲かる可能性も十分にあります。

アイリストは美容業界の中でも比較的年収が高く、独立後の努力次第では、さらに年収をアップさせることができるでしょう。

ここから、独立後の想定年収を計算してみましょう。

マツエクサロンの年収は運営形態や規模によって変わってきますので、下記の数値はあくまでも目安となります。

収入 支出
売上 60万円 家賃 10万円
(1日5名×24日計算 施術料金5,000円) 光熱費 2万円
材料費 1万円
備品購入費 1万円
宣伝広告費 10万円
雑費 1万円
合計 60万円 合計 25万円

この場合の月収は、売上から諸経費を差し引いた35万円となります。つまり年収は35万円×12ヶ月=420万円です。

店舗運営であれば家賃が高額になったり、集客が難しい立地での開業であれば宣伝広告費に多くかけたりと、月々の支出は変わってくるでしょう。ewaluで独立した場合の収入については、実際に独立したアイリストの方の事例をもとにご紹介します。

【顧客少数からスタート/フルタイム勤務】

経過年数 売上
1ヵ月目 約50万円
3ヵ月目 約80万円
6ヵ月目 約95万円
1年目 約100万円
1年9ヵ月目 約98万円

オープンからの売上の推移は、上記の表の通りです。この方は、半年を過ぎてから売上100万円をコンスタントに上げており、手取り収入は毎月70万円前後になっています。

年収に換算すると、70万円×12か月=840万円となり、頑張り次第で年収1000万円近くを稼ぐことも可能です。

独立は何年くらい経験してから?

アイリストの方が独立するタイミングで最も多いのは、3年ほど経験を積んでいるケースになります。なぜなら、独立するまでの間に、お客様への施術や接客を通して様々な経験を積むことで、理想の店舗が自分なりに明確になってくるからです。

アイリストの独立までの期間は、早い方で1年、長い方では8年ほどマツエクサロンで働いて開業されており、人によって異なります。独立できる経験年数の基準はありませんが、3〜5年程度を目安にすると、独立後のサロン運営についてイメージしやすくなるでしょう。

例えば、自分のこだわりが詰まったサロンを作りたい、家庭との両立を実現させたい、お客様に寄り添ったサービスを提供したいなどが考えられます。

まずはマツエクサロンで経験を積んだうえで、将来どのようなサロンを開業したいのか具体的に思い描いていきましょう。

独立してから生き残る店舗の数は?

1年で約60%、3年で90%、10年で95%が、マツエクサロンの廃業率と言われており、他の業界と比べると高い傾向にあります

マツエクサロンが廃業に至ってしまう要因は、下記の通りです。

  • 競合他店との価格競争
  • 集客が難化
  • 経営スキルの不足

近年マツエクの需要が伸び、アイラッシュサロンが急増したことから、激しい価格競争や顧客の取り合いが起きています。

その結果、利益が思うように得られず、経営の継続が難しくなっているサロンも少なくないのです。

また、マツエクは開業のハードルが低い業界であるため、一人で独立している方も多く、経営が未経験の方も多くいます。

アイリストとしての技術だけではなく、売上管理やマーケティング戦略などの経営スキルを身につけていかなければ、マツエクサロン業界で生き残ることは難しいでしょう。

初めての独立で失敗しないためには?

独立するための資金を把握する

運営スタイル 金額
ewalu 約10〜20万円
テナント 約300~1,600万円
業務委託 0円
シェアサロン 約20~80万円
賃貸/自宅サロン 約60~300万円

前の項目でご紹介した、5つの独立方法の開業資金についてまとめました。

マツエクサロンの開業スタイルによって、必要な資金は大幅に変わるため、自分一人の資金だけで難しい場合は、助成金を活用するのも1つの方法です

また、初期費用だけでなく、マツエクサロンを運営する際にかかってくる運転資金が必要になります。

主な内訳は下記の通りです。

  • 毎月の家賃
  • 人件費
  • 広告宣伝費
  • 水道光熱費
  • 備品、消耗品の購入費

運転資金は開業後毎月支払い、売上から差し引いた金額が収入となるため、いかにコストを抑えるかがポイントになります。

さらに、サロンを開業してしばらくは売上が伸びず、赤字になる可能性もあるため、6〜12ヶ月分の運転資金を準備しておくと良いでしょう。

価格で勝負しない

アイリストが独立で失敗してしまう原因として、過剰な価格の引き下げが挙げられます

他店との競争激化により安さ重視で価格設定してしまうと、売上が下がり集客に経費を回すことができません。

その結果、新規顧客の獲得ができなくなってしまうという負のループが起きてしまいます。

大切なのは、他店にはない強みを作って、お客様に価値を提供していくことです。

競合店とターゲットが重ならないように設定し、価格の安さで比較されないような店舗運営を意識していきましょう。

お客様が「価格が高くても自分のサロンに行きたい。」と思っていただければ、リピート率が上がり、安定的な売上に繋げることも可能になります。

集客できる立地を選ぶ

アイリストが初めての独立で失敗しないためには、立地選びが非常に重要です。

マツエクのメニューや価格、サービス、集客方法は状況に応じて変更していくことができますが、立地は移転のために時間もコストもかかってしまうため、簡単に変えることは難しくなります

またサロン選びの際に、通いやすい立地かどうかを軸に選んでいるお客様が多いのが現状です。

リピーターを増やしていくためにも、お客様が定期的に来店していただきやすい立地かどうかで物件選びを行うと良いでしょう。

集客できる立地選びのポイントをご紹介しますので、参考にしてみてください。

・エリアの特徴がサロンのターゲットにマッチしているか
・家賃と売上のバランスが取れているか
・開業エリア付近に競合店があるか

まずは、サロンコンセプトの明確化と開業エリアの情報収集を行い、効率的に立地選びを行っていきましょう。

経営/集客について学ぶ

サロンスタッフから独立を考えている方で、どうしても不足しがちな知識として、経営や集客に関することがあります。

マツエクの施術や接客は、スクールや実務経験で身につけることができますが、経営や集客スキルは、自分から学んでいかないと得ることが難しい分野です。

経営や集客の知識を十分持っていないために、リピート率が上がらず売上が伸びない、競合店にお客様を取られてしまうなどのような事態が起きてしまいます

それに加えて、サロンオーナーとして経営していくためには、税金や確定申告などの手続きも行わなくてはなりません。

マツエクサロンの開業を一人で行っていく場合、税金や確定申告などの専門的な知識まで学んでおくことはそう簡単にできることではないでしょう。

どうしてもお金に関する計算や管理が苦手という方は、プロに依頼するというのも1つの方法ですので、ぜひ検討してみてください。

アイリストの独立支援を希望の方は『ewalu』

ewaluでは、「自分のお店を持ちたい!」というアイリストの方の独立支援を行っています。

ewaluで独立して、収入UPやプライベートとの両立が実現できたという方が続出しており、開業満足度はなんと94.6%!

弊社が選ばれる理由として、下記の5つが挙げられます。

開業資金は0円

開業のために必要な機材は全て弊社で準備するため、アイリストの方が独立の際に用意していただくものは消耗品のみで構いません。

施術に必要なマツエクの毛などは自分の好きなものを使えるため、施術道具にこだわりを持つことができるでしょう。

好立地で開業可能

希望エリアのサロンを見学し、オーナーと面談を行い、アイリストとしての理想の独立開業ができるようなサロンを決めていきます。

勤務先は人通りが多く、高い集客力が見込める好立地であるため、顧客が0の状態からでも安心してスタートできるでしょう。

高歩合制度を採用

収入の割合は月の売上の60~80%であり、他社と比べても高い割合となっています。弊社で開業された方の平均月収は業界最高値の47万円で、最高月収は驚きの92万円!

自分の頑張りで高収入を得ることは十分できます。

集客サポートが充実

集客方法には様々な種類があり、自分に何が向いているのか迷うこともあるかもしれません。

弊社では、ホームページ、チラシ、看板、SNS、集客媒体の広告戦略など幅広く集客をサポートさせていただきます。

また、ホットペッパービューティーに広告を掲載する場合、1年目の広告費を半額支給しており、集客が初めての方も利用しやすいでしょう。

税金や確定申告もサポート

ewaluと提携している会社が、税金や確定申告など、お金に関する専門的な分野をサポートします。

経営スキルに自信がない方でも、プロが日々オンラインや面談でフォローいたしますので、ご安心ください。

詳しいサポート内容や資料請求については、下記のフォームからお気軽にお問い合わせください。

まとめ

まとめ

美容業界の中でも今注目されているマツエクサロンですが、アイリストとして独立するためには、技術だけではなく、経営や集客も同じくらい注力しなければいけません。

しかし、マツエクサロンの開業に必要な、経営戦略の立案や集客対策を一人で行うには限界があるでしょう。

ewaluでは、初めての方にも安心して開業できるように、充実したサポート体制をご用意しております。

経営ノウハウからメンタルまでのきめ細やかなフォローが、多くのアイリストの方からご好評です。

あなたにピッタリの独立方法や集客方法を、専門のスタッフがご提案いたしますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

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