近年マツエクの需要が高まっており、アイリストとしてサロンを開業したいと考えている方も多いのではないでしょうか?

しかし、マツエクサロンを開業するためには、様々な準備や申請を行う必要があり、一人で開業することに不安を抱いている方もいるかもしれません。

この記事では、マツエク業界の実態から、サロン開業に必要な資格・手続きまで、初めて開業する方にも分かりやすく解説します。

株式会社ewalu(エワル)では、アイリストを含めてこれまで100名近くの開業サポートを行ってきた実績がありますので、ぜひ参考にしてください。

マツエク/アイ業界の将来性は?

マツエクサロンの市場規模

マツエクが日本に2000年代に導入され始めてから、多くの人に知られるようになり、今では学生からシニア世代まで幅広い年代層に利用されるようになりました。

メイク時間が短縮でき、メイクをしなくても華やかな印象になる効果があることから、日常的にマツエクの施術をしている方が増えています。

ホットペッパービューティーアカデミーの調査によると、2024年アイビューティーサロンの利用率が、女性が9.1%(前年比1.1ポイント増)、男性が4.4%(前年比0.9ポイント増)と、過去5年間で最高値となりました。

この結果から、目元の美容意識が女性だけではなく、男性の需要も高まってきていることが分かります。

また、利用者1人あたりの利用金額も増加しており、女性は5,299円(前年比310円増)、男性は4,621円(前年比326円増)となり、こちらも過去5年で最高額となりました。

このように、マツエクの需要が伸びてきていることから、マツエクサロンが増え続け、今後も競合激化がさらに進むと考えられます。

そのため、質の高い技術やサービス、優秀なスタッフの確保などといった競合店との差別化が大きなポイントとなってくるでしょう。

参考:美容センサス 2024 年上期

マツエク開業者の廃業率

マツエクサロンの廃業率は、1年で60%、3年以内で90%、10年以内で95%とされています。

中小企業庁が公表している中小企業白書によると、個人事業主の廃業率が1年で37.7%、3年で62.4%、10年で88.4%となっているように、マツエクサロンは全体の平均値と比べて高い廃業率にあるのです。

このように高い廃業率になってしまう理由としては、次の3つが考えられます。

  • 競合店が多い
  • 広告宣伝費に多くかけられない
  • 経営スキルが足りない

マツエクサロンは個人でも開業しやすいため、市場規模も拡大しており、競合店との競争が激化しつつあります。

例えば、顧客獲得のために無理な料金の引き下げや、クーポンを過剰に発行してしまい、経営が苦しくなってしまうサロンも少なくありません。

また、集客を行う際は広告宣伝費をかけていく必要がありますが、個人経営の場合、多額の費用をかけることは難しくなります。

そのため、周りにある競合店が大手企業だと、経済力や経営スキル、集客力がどうしても劣ってしまい、経営が上手くいかず廃業に至ってしまうというケースも多くあるのです。

参考:中小企業・小規模事業者の実態

マツエクは儲かる?年収や利益率について解説

アイリストの年収は?

求人ボックス給料ナビによると、正社員で働いた場合のアイリストの平均年収は362万円(2024年6月25日時点)で、月額では30万円、初任給では23万円の換算になります。

正社員として働く場合は、基本給+歩合給となり、歩合給が少なかったとしても生活に困らない程度の最低限の生活はできるでしょう。

しかし、日本の平均年収458万円と比べると低い傾向にあるため、年収を上げるために独立を考える人が増えています。

ある程度の施術経験を積んだら、正社員でのキャリアアップだけではなく、サロンを開業して独立することも可能です。

1人でサロンを経営する場合は、経費を除いた残りが純利益となるため、経営が上手くいけば正社員で働くよりも大きな収入を得ることができるかもしれません。

ewaluでは、高歩合制度を採用しており、月の売上の60~80%が収入となります

ewaluで開業した方の平均月収は業界最高値の46万円で、最高月収は驚きの92万円!

あなたの頑張り次第で今の年収より上げることが可能です。

実際にewaluで開業して、年収が今よりも上がったという喜びの声が多く寄せられています。

詳しくは下記のページをご覧ください。

マツエクサロンの利益率

マツエクは商材を比較的安価にそろえることができるため、利益率は高いです

平均的な利益率は、サロンの立地や顧客層、提供するサービスの種類によって変わってきます。

1回の施術にかかるコストは、まつ毛エクステやグルー、コットン、リムーバーなどの消耗品であり、100~300円程度になります。

例えば、1回の施術料金が5,000円とすると、4,700~4,900円の利益が出るということです。(家賃や人件費、広告宣伝費は除いた場合)

さらに、アイリストの技術を高めて施術料金を引き上げたり、特別なトリートメントなどの追加サービスを提供することで、利益拡大につなげることが可能でしょう。

このように、集客ができればマツエクサロンは儲かりやすいので、他の美容サロンよりも利益を上げることが期待できます。

マツエクサロンに必要な資格や手続き

美容師免許

アイリストとしてお客様に施術するためには、国家資格の美容師免許が必須です

日本でマツエクが流行した2000年前後までは法的な規制はなく、資格がなくても施術ができていました。

しかし、マツエク施術中による目のトラブルが多数起こったことにより、2008年から美容師免許が必要となったのです。

また、施術者が2名以上いる場合は管理美容師を置く必要があります

管理美容師は、お客様の安全を守るために公衆衛生と衛生管理に関する知識と技能を持った美容師のことです。

サロン内の清潔さを維持する、必要なところに消毒設備がある、照明や換気は十分かなどを常に確認することが役割となっています。

管理美容師の受講資格や講習会についての詳細は、公式サイトをご確認ください。

参考:理容師美容師試験研修センター

保健所への美容所登録

マツエクサロンの開業には、保健所に美容所登録を行わなければいけません。

美容所登録を行う際の準備物と手順は下記の通りです。

【準備物】
・美容所開設届
・美容所施設の平面図
・施術者全員分の診断書
・解説検査手数料2万円前後

【美容所登録の手順】
1.保健所に相談
    ↓
2.書類提出(サロンを開設する7~10日前までに)
    ↓
3.保健所の人による立入検査(サロン開設の2日前までに)
    ↓
4.許可証の受け取り

保健所の立ち入り検査の際に確認するところは、照明や空調、水回りなどの衛生管理です。

東京都の場合、作業面積は13㎡以上、床から天井までの高さが2.1m以上という基準があります。

さらに、施術スペースに対する施術台数も確認され、13㎡の施術スペースでは6台までと決められており、お客様の待合室は施術室と別に作るなどの工夫をしていくことが必要です。

詳しい確認事項は自治体によって異なってくるので、都道府県や保健所の公式サイトで確認してみてください

税務署への開業届

マツエクサロンを開業する場所が決まったら、開業届を税務署に提出しましょう。

美容所登録のように立入検査はないので、開業してから1か月以内であればいつ提出しても構いません。

開業届を提出することで受けられるメリットがあるため、なるべく提出するようにしましょう

具体的には、下記のようなメリットがあります。

  • 税申告が青色申告ででいるため、特別税額控除が受けられる
  • 屋号を使った銀行口座が作れる
  • 個人事業主用の共済等に加入できる

提出書類は国税庁のホームページからダウンロードができますので、あらかじめ確認しておきましょう。

参考:個人事業の開業・廃業等届出書

参考:https://www.nta.go.jp/taxes/tetsuzuki/shinsei/annai/shinkoku/pdf/h28/05.pdf

マツエクサロンを開業する方法

マツエクサロンの運営方法として、店舗/賃貸マンション/自宅/フランチャイズの4形態があります。

それぞれどのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。

店舗で運営する

【メリット】
・立地が良ければ高い集客が見込める
・周辺他店との相乗効果が期待できる
・他の運営形態より利益が大きい

【デメリット】
・初期費用やランニングコストが多くかかる

テナント契約によってビルや商業施設の一部屋を借りて、独立した店舗として開業する方法です。

自宅運営と比べてサロンとして認識されやすく、人通りが多い立地であれば、通りすがりのお客様の来店が期待できます。

しかし、ビジネス向けの物件は住宅と比べて家賃が高く、初期費用として高額の保証金や敷金が発生しますので、注意が必要です

そのため店舗運営は、ある程度の資金の蓄えがある場合や、サロン経営の知識や経験を多く積んできた方に向いていると言えるでしょう。

賃貸マンションで運営する

【メリット】
・初期費用を抑えられる
・プライベートサロンのような雰囲気を演出できる

【デメリット】
・サロンを開業できる賃貸マンションの物件は少ない
・内装を自由に変えることができない
・集客が難しい

賃貸マンションは、テナント運営のように高額な保証金や内装費を支払う必要はありません。

また、人の出入りが少ない立地にある場合が多く、落ち着いた雰囲気のサロンとして運営することが可能です。

一方で、マンションは住宅専用として貸し出していることがほとんどのため、サロンを開業できる物件を見つけることは難しくなっています

さらに、近隣住民とのトラブルを防ぐために、看板をつけないサロンも多く、新規顧客の集客が難しくなっているのが現状です。

自宅サロンで運営する

【メリット】
・初期費用が抑えられる
・家庭との両立がしやすい
・通勤時間がない

【デメリット】
・仕事とプライベートの区別がつけにくい
・セキュリティ面に不安がある
・対外的な信用度が低い

自宅サロンはコストを抑えながら、空き時間を有効活用できることが特徴です。

そのため、自宅を所有している方で、自宅の一部をサロン用として使えそうな方や、個人経営から気軽に開業してみたい方、家庭との両立をしながらサロン経営をしてみたい方におすすめの運営方法になります。

一方で、不特定多数の人に住所を公開するため、不審者が侵入してこないように、防犯対策は事前に準備しておくことが必要です

フランチャイズで運営する

【メリット】
・本部から経営サポートが受けられる
・本部のブランド力やノウハウを活用できる
・資金調達がしやすい
・未経験でも失敗するリスクが少ない

【デメリット】
・本部にロイヤリティを支払う必要がある
・運営方法に制限がある

フランチャイズは経営が未経験の方でも挑戦できるように、支援やノウハウの提供が充実しています。

そのため、開業したいけど資金や経験が乏しく不安を抱いている方にとって、大きなメリットと言えるでしょう。

しかし、本部との契約内容によっては支払うロイヤリティが負担になり、経営を圧迫してしまう可能性もあります

契約前に、提供されるノウハウやブランド力がロイヤリティに見合っているか事前に確認して、検討するようにしましょう。

運営スタイルのメリット/デメリット

店舗 賃貸マンション 自宅 フランチャイズ ewalu
初期費用 ×
集客力 × ×
家庭との両立 × ×
経験者 ×
未経験者 × ×
主婦 ×

前の項目でご紹介した4つの運営形態と、ewaluの開業スタイルの特徴を、1つの表にしてまとめました。

マツエクサロンの開業形態は様々な形があり、どの形態が自分に向いているのか悩む方も多いことでしょう。

ewaluは、4つの運営形態のそれぞれの良いところを取った開業スタイルが特徴です

開業が初めてで資金がない方や、今の年収よりたくさん稼ぎたい方、家庭と両立させたい方など、様々な悩みをお持ちの方に対応できます。

開業の自由度が高いため、自分が大切にしたい軸を決めた上で、それぞれのメリットとデメリットを見比べてみましょう。

ewaluの詳しい募集要項については、下記のページからご確認ください。

マツエクサロンを開業するための資金

マツエクサロンを開業するために必要な資金は、運営業態によって大きく変わってくることをご存じですか?

ここからは店舗/賃貸マンション/自宅サロン/フランチャイズの4形態に分けて、開業に必要な資金を解説していきます。

店舗の場合

項目 金額
物件取得費(敷金・礼金・保証金) 約100~500万円
改装費用(外装・内装) 約200~1,000万円
家具や照明費用 約10~30万円
備品費用 約20~30万円
広告宣伝費 約5~50万円

店舗運営の場合、立地によって必要な資金は変わってきます

改装費用は居抜き物件を探すことができれば、コストを大幅に抑えることができるでしょう。

中には、居抜き物件からコストを抑えて開業をスタートさせて、お客様が増えてきたタイミングで移転をした方もいます。

また、お客様が落ち着ける空間作りのために必要な、家具や照明をリサイクルショップでそろえるなどの工夫を凝らせば、コストカットが可能です。

広告宣伝費は、開業前に多くのお客様に店舗の存在を知ってもらうためには必要ですので、しっかり用意しておきましょう。

賃貸マンションの場合

項目 金額
物件取得費
(敷金・礼金・仲介手数料など)
約60万円~
内装工事費 約20万円~
什器、備品費 約10~50万円
広告宣伝費 約10~50万円

マンションによってはサロン営業する場合、敷金・礼金の代わりに保証金が必要になる場合もあるため、契約前に保証金が必要かどうかの確認はしておくようにしましょう。

また、家賃を抑えるために立地が良いマンションを避けると、集客が難しくなる可能性があります

人が集まりにくい場所で開業するのであれば、広告宣伝費は高く見積もっておくと良いでしょう。

自宅サロンの場合

項目 金額
内装費用 約5~100万円
看板設置費用 約20~40万円
家具や照明費用 約10~30万円
備品費用 約20~30万円
広告宣伝費 約5~10万円

自宅サロンは、店舗運営と比べると規模が小さくなるため、内装費用が大幅に抑えられることが特徴です。

例えば、間取りを変更するような大がかりな改装工事が必要なければ、壁紙を変える程度の費用で済むでしょう。

また、玄関をサロンと自宅用で分けたり、看板を設置したりすると、必要な費用は大きく変わってきます。自宅サロンで大切なのは、お客様に生活感を感じさせない空間作りです

お客様がリラックスして特別な時間を過ごしてもらえるように、インテリアや照明にこだわってみると良いかもしれません。

フランチャイズ経営の場合

項目 金額
加盟金・保証金 約20~200万円
物件取得費) 約100~300万円
資材・設備費 約100~200万円

フランチャイズ特有の初期費用として、研修費が入ってくるケースがあります。

研修費とは、店舗の運営方法や接客マナー、商品の基礎知識などを身につけるために、事業者が研修を受ける時に必要な費用のことです。

研修費の目安としては1回あたり数千円ほどですが、加盟するフランチャイズによっては研修費が無料の場合があります。

フランチャイズは、契約内容が本部によって変わってきます

例えば、物件は本部が用意してくれるのか、オーナー自身が準備する必要があるのかのようなことです。

加盟する前に契約内容をしっかり確認して、準備漏れがないようにしておきましょう。

それぞれの方法の費用まとめ

開業形態 金額
店舗 約300~1,600万円
賃貸マンション 約100~300万円
自宅サロン 約60~200万円
フランチャイズ 約100~700万円

上記の表のように、開業形態によって必要な資金は大きく変わってきます。

立地やスタッフの雇用有無、サロンの内装や、初期費用を安く抑えるための方法が数多く存在するため、自分がどのようなサロンにしたいのか明確にしたうえで、運営形態を決めるようにしましょう。

ewaluでは開業資金0円で開業をスタートさせることができます

「開業資金がない。」「独立をしてみたいけど、1人だとリスクを考えてしまう。」とお悩みの方はいらっしゃいませんか?

ご自身で用意していただくものは消耗品のみで、開業に必要な機材はewaluでご用意いたします。

また、開業後のサポート体制も充実しており、安心してサロン運営ができます。

ご相談は無料ですので、気になる方は下記のフォームからお気軽にお問い合わせください。

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開業資金の集め方

 

サロンを開業するために必要な費用は、決して安い金額ではないため、計画的に準備しておかなければいけません。

開業資金をすべて自己資金でまかなうことが難しい場合は、3~5割程度を貯めた状態で、融資や助成金/補助金などの制度を受けてみるのも1つの方法です

ここからは融資や助成金/補助金についてご紹介していきます。

融資

融資の中でも、日本政策金融公庫の『新創業融資制度』がおすすめです。

ポイントは下記の4点です。

  • 創業時から融資を受けることができる
  • 民間金融機関より金利が低い
  • 返済期間が民間金融機関より長い
  • 無担保、無保証で受けることができる

民間の金融機関では審査が厳しく融資を受けるハードルが高い傾向にありますが、日本政策金融公庫は開業者への支援を積極的に行っているため、実績がない創業時でも融資を受けることが可能です。

融資を申し込む際は事業計画書の作成が必要ですが、日本政策金融公庫では事業計画書の書き方のアドバイスが受けられます。

事業計画の立て方や申請までの流れを、分かりやすく丁寧にサポートしてくれるため、初めて融資を受ける方にもおすすめです。

申し込みから融資実行まで3週間から1ヵ月程度かかるため、時間には余裕をもって申し込みをしていきましょう。

参考:日本政策金融公庫

助成金/補助金

項目 助成金 補助金
管轄 厚生労働省 経済産業省や地方自治体
受給難易度 条件を満たせば、原則的に受けられる 採択者に上限があるため、難易度は高い
申請期間 長期間(助成金の種類による) 1か月程度
返済 不要 不要

助成金と補助金の特徴については、上記の表の通りです。

申請する際には、下記の点に気をつけて申し込みを行いましょう。

  • 後払いが一般的であるため、開業する時に困らない程度の資金を準備しておく必要がある
  • 申請期間が定められており、タイミングを逃すと次年度分の申請になってしまう
  • 補助金は採択者や予算が決まっているため、審査があり支給は確定ではない

開業時に活用できる、おすすめの助成金/補助金は下記のようなものがあります。

  • 小規模事業者持続化補助金
  • IT導入補助金
  • キャリアアップ助成金

詳細が知りたい助成金/補助金があれば、公式サイトで最新情報をチェックしてみてください。

参考:小規模事業者持続化補助金

マツエクサロンを開業するまでの流れ


マツエクサロンをいざ開業しようとなると、何から始めたらいいのか分からない方も多いのではないでしょうか。

ここからは、マツエクサロンをオープンするまでの手順を具体的に解説していきます。

開業スタイルを決める

前の項目でもご紹介した運営形態の中で、自分にピッタリの開業スタイルを決めていきましょう。

開業スタイルを決める際のポイントは下記の2点が挙げられます。

・自分のライフスタイルに合わせて、無理なく運営できるか
・集客や売上などの面で経営を軌道に乗せやすいか

たくさん働ける独身の方であれば、集客力のある店舗運営に挑戦してみたり、お子様がいる主婦の方は自宅サロンでスキマ時間を有効活用したりと、さまざまなケースが考えられるでしょう。

物件を決める

サロン開業は、立地によって集客ができるか大きく関わってきます

まずは、サロンのコンセプトを考えて、具体的な事業計画を立てていくことで、最適な立地を見つけることができるでしょう。

どんなお客様に来ていただきたいのか、自サロンの強みは何か、周辺に競合店はあるかなどを考慮して決めてみるのもいいかもしれません。

また、サロンを運営していく以上は、賃料なども視野に入れて経営が圧迫されないように予算を組んでいくことも大切です。

内装工事/設備の導入

物件が決まったら、業者に店舗の内装工事を依頼しましょう。

マツエクサロンは美容所登録が必要であり、保健所の立ち入り検査が行われます。

そのため、店舗内の内装や設備は、所定の基準を満たしていることが必須であり、工事をする際は保健所に細かい基準を事前に確認しておくことが大切です

また、新規開業は居抜き開業と比べて、内装工事にかかる時間は大幅にかかる可能性があります。

内装工事が予定より遅れてしまうケースも考えられますので、ゆとりのあるスケジュールを組むと良いでしょう。

さらに、電気・ガス・水道・インターネットなどの使用契約も、このタイミングで行うことをおすすめします。

必要なものを揃える

サロンのオープンまでに、施術に必要な道具や備品を用意しておきましょう

具体的な消耗品として下記のようなものがあります。

・椅子
・施術用ベッド
・リクライニングチェア
・施術用ライト
・UVクリーンシステム
・スクリューブラシ
・シザー
・グルー
・コットン
・リムーバー
・タオル
・パソコン
・レジ
・事務用品

また、マツエクサロン開業においては、キャッシュレス決済を導入することをおすすめします。

個人や少人数でサロンを運営する場合は、キャッシュレス決済を行うことで業務の効率化につながり、非常に便利です。

種類としては、クレジットカードやQRコード決済、電子マネーなどがあります。

ターゲットになるお客様のニーズが高い決済方法は何か調べて、決めるようにすると良いでしょう。

メニューを作る

競合店が多いマツエクサロンで、多くのお客様に来店していただくためには、お客様に興味を持ってもらえるメニューを作ることがポイントです

売れるメニューを作るコツは下記のようなものがあります。

  • 競合店にはない魅力をアピールする
  • ターゲットのニーズを調査する
  • 料金を下げすぎない
  • トレンドを取り入れる
  • お客様の声を反映させる

また、お客様にメニューの内容が分かりやすく伝わるように、メニュー名やメニュー表にもこだわっていきましょう。

自分で作ることが難しければ、プロのデザイナーに依頼するのも1つの方法です。

費用はかかってしまいますが、クオリティーの高いメニュー表に仕上げることができますので、検討してみるのも良いでしょう。

開業するために必要な届出を提出する

前の項目でも解説していますが、サロン開業のために必要な届出は、保健所への美容所登録と税務署への開業届の2種類です。

美容所登録はオープンの1~2週間前までに管轄の保健所へ、開業届は開業してから1か月以内に管轄の税務署へ提出します。

どちらもサロンを運営していくうえで重要な届出となりますので、提出漏れがないように計画的に準備しておきましょう。

集客対策を行う

オープン前の告知や集客は、多くのお客様に知ってもらえる機会であり、リピート率を上げるためにも必要不可欠な施策です。

具体的な集客方法の種類としては、下記のようなものがあります。

・SNS
・ホームページ、ブログ
・ポスティング
・地域の情報誌
・ポータルサイト

特に、ネット予約ができるポータルサイトを利用しているサロンは、リピーターの獲得ができています。

その中でも、ホットペッパービューティーは美容業界に特化しており、業界最大級の予約サイトとして有名です。

ewaluでは、ホットペッパービューティーに掲載する場合、1年目の広告費を半額支給しております

顧客がゼロのスタートからでも、安心して集客ができるようにサポートさせいただいていますので、気になる方は下記のフォームからお気軽にお問い合わせください。

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ewaluでは、自分のサロンを持ちたい方の夢を叶えるために、独自の開業サポートを行っています。

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独立をしたことで自分の裁量権が増え、収入面や労働時間などの働く環境が良くなったとご好評いただいています。

ewaluが選ばれる理由は主に下記の3点です。

①自己資金0円で開業できる
②手厚いサポート
③売上歩合60〜80%の高還元

開業に必要な機材などは全て会社で用意します。

施術者の方に準備いただくのは消耗品のみですので、コストを抑えて開業することが可能です。

また、経験豊富なスタッフが集客から売上分析までのトータル的なコンサルティングを行っており、開業が初めての方にも丁寧にサポートいたします。

気になる収入は、月の売上の60〜80%が収入となり、他社と比較すると高水準な歩合の割合である点が特徴です。

ewalu開業者の平均月収は46万円であり、頑張り次第では、手取り40万円以上も十分実現可能でしょう。

このようにewaluでは、開業資金がない方や、経営のスキルに自信がない方でも、開業に挑戦しやすいようにサポート体制を整えております。

サポート内容や募集要項については、下記のページに詳しく記載しておりますので、合わせてご覧ください。

まとめ


マツエクサロンの開業には、資金調達から集客対策、経営戦略まで幅広い視野を持って準備をしていくことが必要です。

1人での開業/独立を考えている方は、相談できる環境がなく、1人で抱え込んでしまうこともあるかもしれません。

ewaluは開業までの支援はもちろん、メンタル面でのフォローも充実しており、1人1人に寄り添ったサポートを行っております

開業/独立をするか迷っている方でも、まずは今の悩みをお聞かせください。

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